評価:★★★☆【3,5点】
ジェラルド・バトラー版より庶民寄りの主人公がいい。
偶然警護する羽目になった主人公と大統領には面識がなく
その距離感が徐々に縮まっていく様子が本作のいいところ。
そこが一層『ダイ・ハード』に近い部分と思わせるが
テロとなる敵の間抜けっぷりが評価を若干落とし
『エンド・オブ・ホワイトハウス』に僅差で負けたというか、、(笑)
大雑把にいうと類似品勝負としては、先の作品の方が敵が重厚。
◇
議会警察官のジョン・ケイルは、
娘エミリーが憧れるジェームズ・ソイヤー大統領の
シークレットサービスになるべく面接に臨むも不採用に。
しかしエミリーの悲しむ顔を見たくないケイルは、
一緒にホワイトハウスの見学ツアーに参加する。
ところがその時、突然の大爆発とともに謎の武装集団が乱入し、
ホワイトハウスを占拠するのだった。
この大混乱の中でエミリーと離ればなれとなってしまったケイル。
娘を助け出したい一心の彼は、やがてソイヤー大統領の窮地を救うと、
2人で協力しながらテロリストたちに立ち向かっていくのだが…。
<allcinema>
◇
【ネタバレしてます。要注意!】
でも、決してつまらなくはなかった。
冒頭からの展開は昔ながらのオーソドックスなノリ。
序盤静かで不穏な動きをちらつかせ、あるキッカケを皮切りに
内部からハウス内を制圧していく展開は昔ながらの乗っ取り方法。
広大な敷地内の一角にいたツアー客は何が起こっているかわからない。
こういうところはよく見てきた展開なので次はこうなるというのが
大凡予想できてしまう。
それでも、場所が世界最高の要塞と謳われているホワイトハウスなだけに
見入ってしまうのですよ(笑)
今回、テロ側を見てるとジェラルド版よりも制圧に時間がかかってるし
大統領側近が裏切り、悪ボスとなっているのは在り来りな印象。
しかも、その動機となる理由づけが弱いから
もうひとつ感情移入ができないという欠点がある。
あとから出てくる軍事産業諸々の理由も話を大きくするための
添え物的な説明にしかなってないのが痛いところ。
つまり、テロがしたいことが余りにアバウトで行動がお粗末。
でもまぁ、さすがはエメリッヒ監督のことだけはある。
映像面では『エンド・オブ~』に決して劣らないのだ。
ちょっと前に『2012』を撮り終えたところで
もうこんなデザスター映画は撮れないだろう!と自画自賛し終結。
ジャンル替えに踏み切って『もうひとりのシェイクスピア』作りましたが
これがコケちゃって製作費回収できず大きな赤字を抱えてしまったとか。
で、やっぱり自分には映像で勝負するのがいちばんだと
思ったのかは知らないが、戻ってきましたよ~!ってやつなのかな(笑)
【今週のツッコミ】
・大統領専用車ってそれくらい頑丈にできてるんですよね。
ってことは、『エンド・オブ~』のフロントガラスに直撃した物体は
もはや狙撃以外は考えられないんだが、もしかしたら、、、
あの映画って意外に奥の深い陰謀がさらに隠されていたのかも^^;
・ホワイトハウスの屋上にある秘蔵銃火器をいつ使うのかと
ずっと思ってたんだけど、こっちではそんなもの端からなかった。
・『エンド・オブ~』では少年、こちらは少女だった。
しかも隠し撮りした動画をYouTubeにアップするという勇敢な行動に
エメリッヒなかなかやるじゃないか!(笑)
しかし、直後にメディアが起こす間抜けな報道に唖然とした。
実際はそこまでアホだとは思わないので、これやりすぎ感があった。
・大統領が自らランチャー担いで狙撃するところ劇画調で引いた^^;
彼には絶対“コルト45シングルアクション”でしょう(笑)
・至近距離から銃で撃たれた大統領。
なんとジェイミーのマカロニ好きはここでも健在だった!
あれは絶対『荒野の1ドル銀貨』を意識したとしか思えない。
『ジャンゴ』の大ヒット以来、何かしらのマカロニネタするんじゃ?(笑)
・設定上チャニングの年齢はいくつなの?
11歳の娘がいるってことは二十歳そこそこでできたデキ婚?
大統領警護官面接で大卒でない理由で不採用と辻褄合うわ^^;
・そもそも今回のテロ事件って世界和平に向けたデモという噂も。
ソイヤー大統領自ら演出した陰謀論もなくはないが
イラン新政権発足と同時に行った1大プロジェクトだったら
もっと面白くなっていたかもしれない(笑)
・テロ武装集団チーム内にも最終目的は伝えられていなかった(爆)
・電気修理屋のジェイソン・クラークって怪しすぎるぞ(爆)
『欲望のバージニア』で喧嘩がめっぽう強い長男役
実はこのひとの映画って意外にほとんど見てることに気がついた。
・ブログって11歳の中では死語なの?^^;
・クロエ・グレースの面影をちらつかせる勇気ある少女。
次回の『キック・アス2』は彼女でいいんじゃないか?(笑)
-------------------------------------------------------------
監督:ローランド・エメリッヒ
脚本:ジェームズ・ヴァンダービルト
撮影:アンナ・J・フォースター
音楽:トーマス・ワンダー/ハラルド・クローサー
出演:チャニング・テイタム/ジェイミー・フォックス/マギー・ギレンホール/
ジェイソン・クラーク/リチャード・ジェンキンス/ジェームズ・ウッズ/
ジョーイ・キング/
『ホワイトハウス・ダウン』
ジェラルド・バトラー版より庶民寄りの主人公がいい。
偶然警護する羽目になった主人公と大統領には面識がなく
その距離感が徐々に縮まっていく様子が本作のいいところ。
そこが一層『ダイ・ハード』に近い部分と思わせるが
テロとなる敵の間抜けっぷりが評価を若干落とし
『エンド・オブ・ホワイトハウス』に僅差で負けたというか、、(笑)
大雑把にいうと類似品勝負としては、先の作品の方が敵が重厚。
◇
議会警察官のジョン・ケイルは、
娘エミリーが憧れるジェームズ・ソイヤー大統領の
シークレットサービスになるべく面接に臨むも不採用に。
しかしエミリーの悲しむ顔を見たくないケイルは、
一緒にホワイトハウスの見学ツアーに参加する。
ところがその時、突然の大爆発とともに謎の武装集団が乱入し、
ホワイトハウスを占拠するのだった。
この大混乱の中でエミリーと離ればなれとなってしまったケイル。
娘を助け出したい一心の彼は、やがてソイヤー大統領の窮地を救うと、
2人で協力しながらテロリストたちに立ち向かっていくのだが…。
<allcinema>
◇
【ネタバレしてます。要注意!】
でも、決してつまらなくはなかった。
冒頭からの展開は昔ながらのオーソドックスなノリ。
序盤静かで不穏な動きをちらつかせ、あるキッカケを皮切りに
内部からハウス内を制圧していく展開は昔ながらの乗っ取り方法。
広大な敷地内の一角にいたツアー客は何が起こっているかわからない。
こういうところはよく見てきた展開なので次はこうなるというのが
大凡予想できてしまう。
それでも、場所が世界最高の要塞と謳われているホワイトハウスなだけに
見入ってしまうのですよ(笑)
今回、テロ側を見てるとジェラルド版よりも制圧に時間がかかってるし
大統領側近が裏切り、悪ボスとなっているのは在り来りな印象。
しかも、その動機となる理由づけが弱いから
もうひとつ感情移入ができないという欠点がある。
あとから出てくる軍事産業諸々の理由も話を大きくするための
添え物的な説明にしかなってないのが痛いところ。
つまり、テロがしたいことが余りにアバウトで行動がお粗末。
でもまぁ、さすがはエメリッヒ監督のことだけはある。
映像面では『エンド・オブ~』に決して劣らないのだ。
ちょっと前に『2012』を撮り終えたところで
もうこんなデザスター映画は撮れないだろう!と自画自賛し終結。
ジャンル替えに踏み切って『もうひとりのシェイクスピア』作りましたが
これがコケちゃって製作費回収できず大きな赤字を抱えてしまったとか。
で、やっぱり自分には映像で勝負するのがいちばんだと
思ったのかは知らないが、戻ってきましたよ~!ってやつなのかな(笑)
【今週のツッコミ】
・大統領専用車ってそれくらい頑丈にできてるんですよね。
ってことは、『エンド・オブ~』のフロントガラスに直撃した物体は
もはや狙撃以外は考えられないんだが、もしかしたら、、、
あの映画って意外に奥の深い陰謀がさらに隠されていたのかも^^;
・ホワイトハウスの屋上にある秘蔵銃火器をいつ使うのかと
ずっと思ってたんだけど、こっちではそんなもの端からなかった。
・『エンド・オブ~』では少年、こちらは少女だった。
しかも隠し撮りした動画をYouTubeにアップするという勇敢な行動に
エメリッヒなかなかやるじゃないか!(笑)
しかし、直後にメディアが起こす間抜けな報道に唖然とした。
実際はそこまでアホだとは思わないので、これやりすぎ感があった。
・大統領が自らランチャー担いで狙撃するところ劇画調で引いた^^;
彼には絶対“コルト45シングルアクション”でしょう(笑)
・至近距離から銃で撃たれた大統領。
なんとジェイミーのマカロニ好きはここでも健在だった!
あれは絶対『荒野の1ドル銀貨』を意識したとしか思えない。
『ジャンゴ』の大ヒット以来、何かしらのマカロニネタするんじゃ?(笑)
・設定上チャニングの年齢はいくつなの?
11歳の娘がいるってことは二十歳そこそこでできたデキ婚?
大統領警護官面接で大卒でない理由で不採用と辻褄合うわ^^;
・そもそも今回のテロ事件って世界和平に向けたデモという噂も。
ソイヤー大統領自ら演出した陰謀論もなくはないが
イラン新政権発足と同時に行った1大プロジェクトだったら
もっと面白くなっていたかもしれない(笑)
・テロ武装集団チーム内にも最終目的は伝えられていなかった(爆)
・電気修理屋のジェイソン・クラークって怪しすぎるぞ(爆)
『欲望のバージニア』で喧嘩がめっぽう強い長男役
実はこのひとの映画って意外にほとんど見てることに気がついた。
・ブログって11歳の中では死語なの?^^;
・クロエ・グレースの面影をちらつかせる勇気ある少女。
次回の『キック・アス2』は彼女でいいんじゃないか?(笑)
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監督:ローランド・エメリッヒ
脚本:ジェームズ・ヴァンダービルト
撮影:アンナ・J・フォースター
音楽:トーマス・ワンダー/ハラルド・クローサー
出演:チャニング・テイタム/ジェイミー・フォックス/マギー・ギレンホール/
ジェイソン・クラーク/リチャード・ジェンキンス/ジェームズ・ウッズ/
ジョーイ・キング/
『ホワイトハウス・ダウン』
あのくらいじゃないとつとまらん。
ジェラルド版は忙しくてついつい逃しましたけど、まあこれはDVDでもいいかなって。
単純に1つしか観てないけどこれは好きですよ。
ブログはもう古い存在になってるのには、
焦りました・・・(苦笑
あの車ってタイヤを狙い撃ちしてもいい気がするんですが
防弾ガラスより強いゴムでできているのかな~(笑)
ジェラルド版と見比べてみるというのも結構面白いですよ。
あちらはミリタリーが凄かった(笑)
そうなんですよね!
あの台詞はショッキングでした^^;
でも、ワタシのようなオッちゃんはつぶやき出したらキリがないので
こういうブログがいちばん合ってます(笑)
具体的にあがってなかったですね。
子供の世界では、すぐにこたえがかえってこないブログのようなのはかったるってことでしょうか?
大統領専用車があそこまで丈夫とは。。。って、エンドオブ~の陰謀説浮上にバカ受けしました。
それにしても、中庭をぐるぐる回っているときに、なんで軍は助けないで見てるだけなの?って思いましたよ。あれは無能すぎでしょう。
ま、同じホワイトハウスでしたが、断然こっちのほうが面白かったです。
あちらのティーンエイジャーはフェイスブックよりもタンブラーということを別映画で聞いたことがあります。
日本じゃLINEとか学生らに人気ですが、どれも返事の早さが魅力なんでしょうね。
ワタシにとっては何も魅力はないけどね^^;
ガトリング銃で窓ガラス狙い撃ちされても割れなかったですよね。
なのでジェラルド版の序盤で運転手がハンドル操作誤るほどの衝撃って怪しさ満載ですよ(笑)
中庭でぐるぐる回ってるのを見て、昔のドタバタコメディ思い出しました(笑)
早く援護してやれよ!ですよね(爆)
女性陣はこちらのほうが評価高いですね~^^
ジェラルドのは、あまりにも荒唐無稽に思えたんで、こっちの方がまだあるかなと思いました。
チャニングはストライクゾーンでいえばどの辺り?(笑)
すでに出来上がってるジェラルドはターミネーターみたいでしたね。
小人のジェラルドがホワイトハウスを救う映画も一回観てみたいです(笑)
あのキャラ結構お気に入り(爆)
少女。
私はレイチェル・ワイズに見えて仕方がありませんでした
(笑)
エンド~は少年、こちらは少女ですが、やはり、小さくても
小さいころから、女は強いですね(笑)
>直後にメディアが起こす間抜けな報道に唖然
ここはツッコミどころですよね(;´Д`)
映画の展開上仕方がないのかもですが、あの画像が流れたことで、あの画像を撮った本人探しに持っていっても
いいと思うので、私も唖然(笑)でした。
ダイハード版、ホワイトハウス(笑)どちらも好きですが
私は僅差でこちらかな^^
お~!レイチェル・ワイズ。
確かに似てます!そこは気付かなかったな~(笑)
エンドの少年は常に抱かれてて過保護な扱いでしたね。
あのまま大人になったらダメ人間になっちゃったりして(笑)
に、対しこちらの少女は自分で考え行動を起こし、実に逞しかったですね。
こういう少女が大人になったら機転が利く良い嫁になりそう^^
旗振りも頑張った!(笑)
比較した場合、女性陣はみなさんこちら寄りですね~^^