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映画でシミュレーションしておけば何処かで役立つはず

ファイヤーウォール

2006年04月02日 13時38分00秒 | 映画 は行
評価:★★★★

ハリソン・フォードの映画といえば近年では割りと等身大的なリアリティのあるものに多く出演している。この映画も現代のIT犯罪に関連したストーリーと見るものに身近な問題として迫っている。映画は冒頭からコンピューター・セキュリティーの専門家ジャック・スタンフィールド(ハリソン・フォード)の生活の盗撮をしているモノクロ画面から始まっている。これは初めからサスペンス要素が見てとれるスタイリッシュな演出である。

ジャックの勤めているランドロック・パシフィック銀行では最高品質のセキュリティ・システムを自身で作り上げ、いまや最高幹部の一人にまで登りつめ誰もが羨む快適な暮らしを送っていた。そこへ集団強盗が押し寄せ家族を人質に取り、銀行のセキュリティを解除し高額預金者1万人から1万ドルを盗む計画を聞かされる。

ところが、ここからが面白いのである。奇しくもそのころ他の金融業界の大企業アキュウエスト社との合併でジャックの作ったセキュリティ・システムも今ではもうそこの会社の管理部に移動してしまった後ということ。強盗の頭であるビル(ポール・ベタニー)は一瞬顔色が変わる。この辺りからビルはITに関してはまるで無知ということが判り、部下に全てを一任させている。4人の部下にしても強盗をするような風貌ではなく結構オタクっぽいところが可笑しい。

最大の見所はどうやってセキュリティを突破し現金強奪をするのかである。頭の良いジャックは愛する家族のため危険な賭けに出る。(彼は普段賭け事はしないらしい それを本編では何回も言っていました)

“電話のあの部品と娘のiPod”ですか~考えましたね(笑)この辺りからこの映画にドンドン嵌っていきました。アイディアが面白い。でもあれは本当に出来るのでしょうか・・・。

今回もラストでタフガイのジャックを演じてしまいました。どうしてあんなに強いのでしょう(笑)強盗の部下も割りと簡単に仕留めてしまうしロバート・パトリック(元T-1000)も簡単に押し倒してしまいました。前半から中盤にかけてはサスペンス要素満載で結構面白くて良かったのですが、警察を待っていられないと言った辺りから普通のB級アクション映画に成り下がったかな。

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原題:『FIREWALL』

監督:リチャード・ロンクレイン
脚本:ジョー・フォート
撮影:マルコ・ポンテコルヴォ
音楽:アレクサンドル・デプラ

出演:ハリソン・フォード/ポール・ベタニー/ヴァージニア・マドセン/ロバート・パトリック

『ファイヤーウォール』オフィシャルサイト
http://wwws.warnerbros.co.jp/firewall/

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2 コメント

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Unknown (きよこ)
2006-04-04 16:54:48
ハリソン・フォードはおじいさんの年なのにね~(笑)

その頑張りに脱帽です。

ポール・ベタニー好きですよ。
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Unknown (ituka)
2006-04-04 18:28:00
家族構成でいつも思うのが親子の年齢差ね(笑)

特に父親と子供。

ハリソン・フォードの切羽詰った時の演技はほんとに上手いです。



ポール・ベタニーって「ダビンチ・コード」にも出ているような~ 
返信する

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