評価:★★★★【4点】
偵察機ドローンがなぜかお気に入り(笑)
これ見て最初にイメージしたのは祈願用の“だるま”^^
その次は『ウォーリー』のイヴ姐さん(姐さんと言うのは妥当か?)
そして『2001年宇宙の旅』のHALにも似てました(笑)
まだまだ、トヨタプリウスGsバージョンの顔とかね^^;
◇
2077年、地球はエイリアンの襲撃によって
壊滅的な被害を受ける。
やがて生き残った人類は他の惑星へと移住し、
人々のいなくなった地球では、
ドローンと呼ばれる無人偵察機による監視が続けられていた。
そんな地球に残り、ドローンのメンテナンスや
パトロールなどの任務に当たるジャック。
ある日、未確認の宇宙船の墜落現場へと向かった彼は、
そこでカプセルの中で眠る美女を発見する。
やがて目を覚ました彼女はジュリアと名乗り、
なぜか会ったこともないジャックの名を口にする。
しかし肝心な記憶は曖昧で、
彼女自身が何者なのかも分からなかった。
一方ジュリアとの出会いをきっかけに、
自分にも失われた記憶があることに気づくジャックだったが…。
<allcinema>
◇
【完全ネタバレ!要注意】
この映画、ほとんど期待値なし状態で鑑賞したのがよかった。
映像関係に莫大な資金を投入したハリウッドおバカ映画だろう!と
予告編の段階で失笑気味だったのですが、これが意外に面白かった。
人類が地球からいなくなってから久しいという設定が
『ウォーリー』とよく似ているし、遂にトムも
お掃除ロボットの仲間入りなのかと思っていたら
なんとも物語りが良いではないか!(笑)
人類愛、自己犠牲精神など映画ではよくあるネタですが
こういうのは手を変え品を変え、いろいろ工夫して
見る者に飽きさせない努力をしている製作スタッフに感謝です。
エド・ゲイン絡みのようなマニアック映画もいいけど
基本はこういう映画をたくさん観て少しでも心が浄化できるなら
今後の人生になにか役立ちそうな気がするのはワタシだけか(笑)
【今週のツッコミ】
・トムは主人公名ジャックがよほどお気に入りなのね(笑)
・1000人のジャックを見てみたかったが、終盤でチラッと^^;
通常なら驚愕のラストシーンという扱いを贅沢に途中で出すのは
SF映画ではすでにお馴染みだから今さらなんでしょうね。
・49と52以外のジャックは指令本部テット消滅後どうしたのか気になるところ。
当然、ヴィクトリアにも言えるけど皆カップルだから心配なしか^^;
ただし、52のヴィクトリアはひとりでうろたえてると思うよ。
そこんところ52のジャックは湖畔で呑気にしてていいのかよ。
・任期終了(2週間後)まで任務に忠実なヴィクトリアはA型か。
そうだ、彼女の立ち位置が予想と違っていてチョイと感情移入(笑)
てっきり、あっち側の人間かアンドロイドと思っていたからね^^
・せっかく持ち帰った生きてる花を即行捨てるのは如何なものか。
・ヴィクトリア(アンドレア・ライズブロー)が『ビトレイヤー』よりは
女性っぽくてお綺麗だった。
理由は、全裸で泳ぐシーンでヒップの肉厚が魅力的だったから。
でも、彼女はワタシの好みではない^^;
・ドローンが発する鼓膜を破壊しそうな金属重低音が迫力満点!
これは『宇宙戦争』『ターミネーター4』に匹敵する音響効果だった!
・フタ開けてびっくり!なんだよジジイじゃねえか!
しかも笑いながら起き上がって来たからマジックショーかと思った^^;
・ビーチ(モーガン爺さん)の忍耐強さは流石だわ!
49を信頼してるというもののどこまで待つつもりだったのだろうか。
これは『七人の侍』の島田勘兵衛をイメージしてたのか?
・できれば地球に攻撃してきたエイリアンの造形だけでも教えてほしい。
・放射能汚染区域は真っ赤なウソだった。ああやって区切らないと
あちこちで俺俺?(亀梨くん映画)の状態なんだろうね(笑)
・真っ赤なウソ!といえばテットには人類ひとりもいなかった。
ついでに土星の月タイタンに移住してるのもウソでしょ(笑)
・Q:60年前オデッセイでオリジナルのヴィカにキスしたジャックは
後部でコールドスリープされてたジュリアの存在をどう思ってたの?
(注:ヴィカ=ヴィクトリア)
A:これは偶然の産物で振り向いたら顔がそこにあっただけ。
ちなみにヴィカはジャックにかなり惚れてましたけどね^^
でも、ジャックはジュリアン切り離しの瞬間「俺たちの夢を…」って
呟いてましたよ。
・レーダーに認知されないステルス型ヘルメットがプレデターだった。
・本部にドローンを追加注文する交渉が笑える。
予算使いすぎて赤字にでもなっているのかと心配したほどだ(笑)
・本部のサリーという語呂が「のっぽのサリー」とかぶる(かぶらんよ)
・49が52用バブルシップ乗ってても疑問すら持たない本部のサリーって^^;
高度な認識技術(声帯反応)もってる割にそこに気付かない不思議さ。
・地上1000メートルのスカイタワーが無機質でチリひとつなく
ガラス張りの壁の効果もあり、まさに近未来的居住空間の理想像。
でも、ジャックの聖域の地の温もり感も捨てがたい。
・スカイタワーの背景はCGでなく実物映像をプロジェクターで投影。
トム曰く、過去の出演作品で最も美しい舞台セットだったらしい。
・荒廃した地球を飛ぶドローンやバブルシップの構図が抜群だった。
ドローン166号には意志があるようにみえてしかたなかった。
どこかイラついているというか、あの顔だからそう見えた?(笑)
・これはお金を掛けた『月に囚われた男』ってやつですね(笑)
・ジャックの首振り人形ボブは誰がモデル?^^
デュランデュランのボーカル・スティーヴン・ダフィだったりして。
・スカヴに捕獲されていたドローン172号(?)へ通電した瞬間が
人生初、動物病院に連れて行かれた我が家のデブ猫のようだった。
不安で辺りをキョロキョロする表情が妙に愛らしかった(笑)
・当初、ジュリア役はジェシカ・チャステインだったらしいが
『ゼロ・ダーク・サーティ』の撮影のため降板したとのこと。
また、ヴィクトリア役にはケイト・ベッキンセールの名も。
ワタシはケイトで観たかったな~^^;
-------------------------------------------------------------
監督:ジョセフ・コシンスキー
脚本:カール・ガイダシェク/マイケル・デブライン
撮影:クラウディオ・ミランダ
音楽:M83
出演:トム・クルーズ/モーガン・フリーマン/オルガ・キュリレンコ/
アンドレア・ライズブロー/メリッサ・レオ
『オブリビオン』
偵察機ドローンがなぜかお気に入り(笑)
これ見て最初にイメージしたのは祈願用の“だるま”^^
その次は『ウォーリー』のイヴ姐さん(姐さんと言うのは妥当か?)
そして『2001年宇宙の旅』のHALにも似てました(笑)
まだまだ、トヨタプリウスGsバージョンの顔とかね^^;
◇
2077年、地球はエイリアンの襲撃によって
壊滅的な被害を受ける。
やがて生き残った人類は他の惑星へと移住し、
人々のいなくなった地球では、
ドローンと呼ばれる無人偵察機による監視が続けられていた。
そんな地球に残り、ドローンのメンテナンスや
パトロールなどの任務に当たるジャック。
ある日、未確認の宇宙船の墜落現場へと向かった彼は、
そこでカプセルの中で眠る美女を発見する。
やがて目を覚ました彼女はジュリアと名乗り、
なぜか会ったこともないジャックの名を口にする。
しかし肝心な記憶は曖昧で、
彼女自身が何者なのかも分からなかった。
一方ジュリアとの出会いをきっかけに、
自分にも失われた記憶があることに気づくジャックだったが…。
<allcinema>
◇
【完全ネタバレ!要注意】
この映画、ほとんど期待値なし状態で鑑賞したのがよかった。
映像関係に莫大な資金を投入したハリウッドおバカ映画だろう!と
予告編の段階で失笑気味だったのですが、これが意外に面白かった。
人類が地球からいなくなってから久しいという設定が
『ウォーリー』とよく似ているし、遂にトムも
お掃除ロボットの仲間入りなのかと思っていたら
なんとも物語りが良いではないか!(笑)
人類愛、自己犠牲精神など映画ではよくあるネタですが
こういうのは手を変え品を変え、いろいろ工夫して
見る者に飽きさせない努力をしている製作スタッフに感謝です。
エド・ゲイン絡みのようなマニアック映画もいいけど
基本はこういう映画をたくさん観て少しでも心が浄化できるなら
今後の人生になにか役立ちそうな気がするのはワタシだけか(笑)
【今週のツッコミ】
・トムは主人公名ジャックがよほどお気に入りなのね(笑)
・1000人のジャックを見てみたかったが、終盤でチラッと^^;
通常なら驚愕のラストシーンという扱いを贅沢に途中で出すのは
SF映画ではすでにお馴染みだから今さらなんでしょうね。
・49と52以外のジャックは指令本部テット消滅後どうしたのか気になるところ。
当然、ヴィクトリアにも言えるけど皆カップルだから心配なしか^^;
ただし、52のヴィクトリアはひとりでうろたえてると思うよ。
そこんところ52のジャックは湖畔で呑気にしてていいのかよ。
・任期終了(2週間後)まで任務に忠実なヴィクトリアはA型か。
そうだ、彼女の立ち位置が予想と違っていてチョイと感情移入(笑)
てっきり、あっち側の人間かアンドロイドと思っていたからね^^
・せっかく持ち帰った生きてる花を即行捨てるのは如何なものか。
・ヴィクトリア(アンドレア・ライズブロー)が『ビトレイヤー』よりは
女性っぽくてお綺麗だった。
理由は、全裸で泳ぐシーンでヒップの肉厚が魅力的だったから。
でも、彼女はワタシの好みではない^^;
・ドローンが発する鼓膜を破壊しそうな金属重低音が迫力満点!
これは『宇宙戦争』『ターミネーター4』に匹敵する音響効果だった!
・フタ開けてびっくり!なんだよジジイじゃねえか!
しかも笑いながら起き上がって来たからマジックショーかと思った^^;
・ビーチ(モーガン爺さん)の忍耐強さは流石だわ!
49を信頼してるというもののどこまで待つつもりだったのだろうか。
これは『七人の侍』の島田勘兵衛をイメージしてたのか?
・できれば地球に攻撃してきたエイリアンの造形だけでも教えてほしい。
・放射能汚染区域は真っ赤なウソだった。ああやって区切らないと
あちこちで俺俺?(亀梨くん映画)の状態なんだろうね(笑)
・真っ赤なウソ!といえばテットには人類ひとりもいなかった。
ついでに土星の月タイタンに移住してるのもウソでしょ(笑)
・Q:60年前オデッセイでオリジナルのヴィカにキスしたジャックは
後部でコールドスリープされてたジュリアの存在をどう思ってたの?
(注:ヴィカ=ヴィクトリア)
A:これは偶然の産物で振り向いたら顔がそこにあっただけ。
ちなみにヴィカはジャックにかなり惚れてましたけどね^^
でも、ジャックはジュリアン切り離しの瞬間「俺たちの夢を…」って
呟いてましたよ。
・レーダーに認知されないステルス型ヘルメットがプレデターだった。
・本部にドローンを追加注文する交渉が笑える。
予算使いすぎて赤字にでもなっているのかと心配したほどだ(笑)
・本部のサリーという語呂が「のっぽのサリー」とかぶる(かぶらんよ)
・49が52用バブルシップ乗ってても疑問すら持たない本部のサリーって^^;
高度な認識技術(声帯反応)もってる割にそこに気付かない不思議さ。
・地上1000メートルのスカイタワーが無機質でチリひとつなく
ガラス張りの壁の効果もあり、まさに近未来的居住空間の理想像。
でも、ジャックの聖域の地の温もり感も捨てがたい。
・スカイタワーの背景はCGでなく実物映像をプロジェクターで投影。
トム曰く、過去の出演作品で最も美しい舞台セットだったらしい。
・荒廃した地球を飛ぶドローンやバブルシップの構図が抜群だった。
ドローン166号には意志があるようにみえてしかたなかった。
どこかイラついているというか、あの顔だからそう見えた?(笑)
・これはお金を掛けた『月に囚われた男』ってやつですね(笑)
・ジャックの首振り人形ボブは誰がモデル?^^
デュランデュランのボーカル・スティーヴン・ダフィだったりして。
・スカヴに捕獲されていたドローン172号(?)へ通電した瞬間が
人生初、動物病院に連れて行かれた我が家のデブ猫のようだった。
不安で辺りをキョロキョロする表情が妙に愛らしかった(笑)
・当初、ジュリア役はジェシカ・チャステインだったらしいが
『ゼロ・ダーク・サーティ』の撮影のため降板したとのこと。
また、ヴィクトリア役にはケイト・ベッキンセールの名も。
ワタシはケイトで観たかったな~^^;
-------------------------------------------------------------
監督:ジョセフ・コシンスキー
脚本:カール・ガイダシェク/マイケル・デブライン
撮影:クラウディオ・ミランダ
音楽:M83
出演:トム・クルーズ/モーガン・フリーマン/オルガ・キュリレンコ/
アンドレア・ライズブロー/メリッサ・レオ
『オブリビオン』
デスッ
・『ウォーリー』のイヴ姐さん、も、
・1000人のジャックも、
・できれば地球に攻撃してきたエイリアンの造形だけでもも、
・レーダーに認知されないステルス型ヘルメットも、
ま~ぁったく同感~
でも、、、
私的にはあのラストは蛇足感が~
52号ともう一つのステーションの彼女が出会ったらどうすんの?
>52号ともう一つのステーションの彼女が出会ったらどうすんの?
そりゃ~もう、修羅場となり、記者会見も開けないくらい落ち込むんでしょうね(苦笑)
彼女に何の落ち度もないわけだし、52に食ってかかるしかありません。
少なくともジュリアたちと同居は出来ないでしょうね^^;
これ、できればスピンオフやってくれないかな~(爆)
ちなみに、52の彼女って治療用具を取りに来た49の彼のユニフォーム番号に気が付かなかったのかな?(笑)
いやぁ~~、たしかに、あの予告だとそんな感じ(笑)
わたしも全く期待していなかった分、
かなり面白かったです。
地球最後の男となったトムでなくてジャックを
機械が生かしている・・・みたいな、
よくあるショートショートネタかなぁ…なんて思ってたんですが
まさかわらわらといっぱいのトムさんがいて、
それが最大の人類の敵だったなんて。
それを許して、最後彼を助けた人々もすごいけど
受け入れる彼女の気持ちも・・・う~ん。。
わたしも、ラストがちよっとよけいな気がします。
予告編のパトロール機バブルシップがどこか玩具みたいだったし
下手すればトムとモーガン・フリーマンの出演料だけで製作費を使ってしまった映画と思ってましたよ^^;
なので、公開当日でなく日曜日に鑑賞(笑)
ところが、意外に面白く『プロメテウス』よりも断然こっちがいいわ~(笑)
ラストの展開は女性陣にはイマイチだったみたいですね^^
これ、男からすれば良いとこ取りのラッキーマンにみえて、なんとも羨ましかったです(爆)
なので、このラストは有ってもまったく問題なかったです~(笑)
ジュリアは、最初はジェシカだったんですか?
黒髪のオルガとは全然タイプが違いますね~
>偵察機ドローンがなぜかお気に入り(笑)
気持ちわかります(笑)殺人マシーンですが、造形から
SWのR2D2を私は思い出してましたから~
意味がわからいとこたくさんありますが(笑)こういう世界観が私も好きです♪
彼女は年齢を重ねるごとに魅力的になって行きます^^
>ジュリアは、最初はジェシカだったんですか?
>黒髪のオルガとは全然タイプが違いますね~
そうそう、ジェシカちゃんだったんですよ。
彼女は顎割れてるけどどこか彫刻像っぽい無機質な印象なので
オルガのように肌の温もり感は感じないと思います(おいおい)^^
前半に不明だった2機のドローンを探しに行ったジャックが微かな救難信号音をたよりに動いているところ
あの信号音がすごく心地よかったです。
これぞSF映画だ!って感じでしたよ(笑)