評価:★★★★【4点】(P)
この映画でCIAへの就職率が下がりそうな気がしてならない。
◇
今はタクシードライバーとして穏やかな日常を送る
元CIAエージェントのロバート・マッコール。
しかしひとたび困っている人を見れば、圧倒的戦闘スキルで
悪人たちを一瞬で始末する最強の殺人マシンへと変貌する。
そんなある日、CIA時代の元上官で、
唯一の理解者でもあるスーザンが何者かに惨殺される事件が起きる。
怒りに震えるマッコールは自ら真相を突き止めるべく、極秘に捜査を開始。
次第に事件の核心へと近づいていくマッコールは、
やがて身内であるCIA、しかも自分と同じ特殊訓練を受けた
スペシャリストが関与していることを突き止めるのだったが…。
<allcinema>
◇
本作の斬新なところは、元凄腕エージェントだったことを
覆い隠すかのように地味な生活をし一般人と同化している主人公だ。
この主人公の志に若干付いていけないワタシは彼の持つ正義感に
もはや異常者にしか見えない所もあるが映画だからいいんです。
これが「イコライザー」なんだし(笑)
しかし、ここまで己の信念を貫き通すと、もはや爽快感さえある。
アメリカ版必殺仕事人として己のタクシーに乗車したからには
マッコールの世界感に反する者は誰だろうと容赦はしない。
常に冷静で先読みの嗅覚はさすが元凄腕エージェントと思わせる。
人の不幸を目にすると決して黙っていられない。
こういうところに感情移入してしまうんですよね、日本人は(笑)
この映画は近所に住む少年との関わりがひとつのキーとなり
全体を通しベタで王道な展開ではあるけれど、
もういちど“正義”あるいは“正しいこと”を再確認させる意味では
年に一本くらいこういう映画があってもいいではないか。そんな作品。
【今週のツッコミ】
・感謝状もらって「ハイさよなら」って天下り先ないの?
・このシリーズって毎回職業変わるんだろうか。
第一作はホームセンターの従業員だったし^^;
ハローワークでお仕事探し、次は高級テーラーか(←キングスマンかよ)
・還暦過ぎてもこれだけのハードアクションをこなすって
さすがデンゼル・ワシントン。彼に対抗できるのはリーアムだけか。
・同じく還暦過ぎてるブルース・ウィリスの映画となると
ちょっと趣旨がちがいコメディ入っちゃうのがいただけない。
もうすぐ公開の『狼よさらば』のリメイクもな~予告編で残念^^;
・企画案、リーアムVSデンゼルという元凄腕エージェント夢の競演。
前座でマット・デイモンVSダニエル・クレイグ(笑)
・にしても全編から漂う安心感は往年のセガール映画並みだった。
・中盤で誰もが分かる真犯人。でも見どころはそこじゃないから。
・序盤で誘拐されてた少女の15年後が是非とも見たい!
超絶美少女(ワタクシ、ロリではないですが)
・終盤はパニック・デザスター路線に軌道変更?だったが
あの異常気象はサスペンスを盛り上げるためのひとつのアイデア。
・「高台登ってくる~!」と息巻いた割に何の役にも立たない男がひとり。
・一作目はひとり19秒だったのが、今回4人で29秒と大きく削減。
こんなにもコストダウンさせたことへ勲章ひとつお願いします。
・↑って、勲章とか感謝状じゃなくて仕事の斡旋お願いします。
-----------------------------------------------------------------------
監督:アントワーン・フークア
脚本:リチャード・ウェンク
音楽:ハリー・グレッグソン=ウィリアムズ
出演:デンゼル・ワシントン/ペドロ・パスカル/アシュトン・サンダーズ
『イコライザー2』
この映画でCIAへの就職率が下がりそうな気がしてならない。
◇
今はタクシードライバーとして穏やかな日常を送る
元CIAエージェントのロバート・マッコール。
しかしひとたび困っている人を見れば、圧倒的戦闘スキルで
悪人たちを一瞬で始末する最強の殺人マシンへと変貌する。
そんなある日、CIA時代の元上官で、
唯一の理解者でもあるスーザンが何者かに惨殺される事件が起きる。
怒りに震えるマッコールは自ら真相を突き止めるべく、極秘に捜査を開始。
次第に事件の核心へと近づいていくマッコールは、
やがて身内であるCIA、しかも自分と同じ特殊訓練を受けた
スペシャリストが関与していることを突き止めるのだったが…。
<allcinema>
◇
本作の斬新なところは、元凄腕エージェントだったことを
覆い隠すかのように地味な生活をし一般人と同化している主人公だ。
この主人公の志に若干付いていけないワタシは彼の持つ正義感に
もはや異常者にしか見えない所もあるが映画だからいいんです。
これが「イコライザー」なんだし(笑)
しかし、ここまで己の信念を貫き通すと、もはや爽快感さえある。
アメリカ版必殺仕事人として己のタクシーに乗車したからには
マッコールの世界感に反する者は誰だろうと容赦はしない。
常に冷静で先読みの嗅覚はさすが元凄腕エージェントと思わせる。
人の不幸を目にすると決して黙っていられない。
こういうところに感情移入してしまうんですよね、日本人は(笑)
この映画は近所に住む少年との関わりがひとつのキーとなり
全体を通しベタで王道な展開ではあるけれど、
もういちど“正義”あるいは“正しいこと”を再確認させる意味では
年に一本くらいこういう映画があってもいいではないか。そんな作品。
【今週のツッコミ】
・感謝状もらって「ハイさよなら」って天下り先ないの?
・このシリーズって毎回職業変わるんだろうか。
第一作はホームセンターの従業員だったし^^;
ハローワークでお仕事探し、次は高級テーラーか(←キングスマンかよ)
・還暦過ぎてもこれだけのハードアクションをこなすって
さすがデンゼル・ワシントン。彼に対抗できるのはリーアムだけか。
・同じく還暦過ぎてるブルース・ウィリスの映画となると
ちょっと趣旨がちがいコメディ入っちゃうのがいただけない。
もうすぐ公開の『狼よさらば』のリメイクもな~予告編で残念^^;
・企画案、リーアムVSデンゼルという元凄腕エージェント夢の競演。
前座でマット・デイモンVSダニエル・クレイグ(笑)
・にしても全編から漂う安心感は往年のセガール映画並みだった。
・中盤で誰もが分かる真犯人。でも見どころはそこじゃないから。
・序盤で誘拐されてた少女の15年後が是非とも見たい!
超絶美少女(ワタクシ、ロリではないですが)
・終盤はパニック・デザスター路線に軌道変更?だったが
あの異常気象はサスペンスを盛り上げるためのひとつのアイデア。
・「高台登ってくる~!」と息巻いた割に何の役にも立たない男がひとり。
・一作目はひとり19秒だったのが、今回4人で29秒と大きく削減。
こんなにもコストダウンさせたことへ勲章ひとつお願いします。
・↑って、勲章とか感謝状じゃなくて仕事の斡旋お願いします。
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監督:アントワーン・フークア
脚本:リチャード・ウェンク
音楽:ハリー・グレッグソン=ウィリアムズ
出演:デンゼル・ワシントン/ペドロ・パスカル/アシュトン・サンダーズ
『イコライザー2』
リーアムVSデンゼル!!
ぜひぜひ観てみたいですね~
凶器になるんだな~でしたよね(笑)
そこを思うと今回は斬新な殺人方法はなかったですね。
プレミアムカードをナイフ替わりって普通ですもんね。
リーアムVSデンゼルかそれともタッグを組んで最強便利屋家業なんてのも観たいです(笑)
と、調べたら、ビルさんと1歳しか違わない!!
驚き~~~っっ!
わたしも、彼の正義感は病的だと思います。
異常者だから、怖いんです。
何をするかわからない怖さ。
その緊張感がほんと面白かった。
ラストの異常気象が舞台の港町(?)のシーンも
なかなか良かったです。
あのキレッキレのアクションはさすがと思いました。
ホント!彼の正義感は病的ですよね。
自分の基準でいとも簡単に殺してしまうって
あそこまでいくと絶対に親友なんて出来ないでしょうね。
終盤の異常気象と無人の街って
それはそれでまた別の映画みたいで結構楽しめました~(笑)
デンゼル・ワシントンってそもそもすごく善人キャラですよね。悪役だったのって「トレーニング・デイ」くらい?だから目くらましされてしまうのかもしれませんが、確かに彼が一途に思い込んだ正義というのは実はきっと怖い部分がありますよね。
「アメリカン・ギャングスター」がちらりと脳裏に浮かびました。
でもその映画は完全無欠の悪党ではないですもんね。
第2作品まで作ったならいっそのことTVシリーズの良作すべて映画制作してほしいです(笑)