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『晩春』と『第三の男』日英モノクロ名作を連続鑑賞

2016年04月21日 00時29分43秒 | BS鑑賞





小津安二郎の作品世界がどうにも苦手で
先日、『東京物語』を録画鑑賞しようとしたものの
開始20分で極度の苦痛から途中で断念したのだった。

他から見れば「なにやってるの?」なんだろうけど
そこは個人的相性の問題で仕方のないことなんだよね^^;

しかしながら、そこからしばらく時間が空き
今度は何を思ったかまたまた小津作品の『晩春』(1949)を
BS録画してしまい、せっかく録画したのだから
今度こそチャンと観ようと仕切り直して
こちらは意外にも普通に楽しめましたよ(笑)
原節子(28歳)もじっくり見たかったし^^


評価:★★★【3点】


そして次、十数年前に一度だけ見た記憶がある『第三の男』(1949)。
これは映画史に残る有名なラストシーン以外記憶なし^^;
映画の中身は完全に忘れていたのだが再鑑してみて
やはり面白かったわ。
クールなアリダ・ヴァリ(27歳)がカッコ良すぎ!(笑)


評価:★★★★【4点】


さて、どちらもモノクロで日英の名作と数えられてるが
この2本って不思議と共通する部分多いことが判明。

1949年と製作年が偶然にも同じ。

『晩春』の笠智衆氏が1904年生まれ、1993年没。(公開時45歳)
『第三の男』のジョセフ・コットンが1905年生まれ1994年没。(公開時44歳)
ならば、ヒロインはどうなの?原節子が1920年生まれで
『第三の男』のアリダ・ヴァリは1921年生まれとこれまた似てる(笑)

だからそれがどうした?と言われればそれまでだが
普段、こんな旧作はめったに観ないワタシが
二日連続でこの2作品を観る気になったのは、
きっと星のせいじゃない(←なんのことだよ)^^;


主演の男が共にラストで落胆する感じもよく似ててホント面白い。
                   


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2 コメント

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おはよう〜 (とらねこ)
2016-04-21 08:08:45
itukaさんオハヨウゴザイマス
私も『晩春』は先日、原節子さん逝去の折に
手に取って見た作品でした。
さり気ない作品ですけど、風格があってとても好き。
東京物語、最初の方のテンポがどうにも合わなくてなかなか自分にしっくり来るまでに時間がかかる感じ、分かります。
私は東京物語は何度も挫けて、最初の方だけ5回も6回も見た記憶が…。
今でこそ小津は好きになりましたけど。
『第三の男』は大好きです〜

itukaさんも、BS加入されてたんですね。
じゃあ、WOWOWも!?
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とらねこさんへ (ituka)
2016-04-21 22:15:52
伝説の女優、生涯独身なんて特集やってたものだから
原節子さんに興味津々でしたよ。
この人って、普通の日本女優にはないオーラが出てますね。
どこか西洋っぽい匂いがするとか(笑)

ワタシ、たぶん冒頭部分を我慢すれば『東京物語』も行けるかもしれないと、ふと思いました。
但し、あのオッちゃん(笠智衆)の棒読みセリフ(←おいこら)…じゃなくて温厚なキャラクターが苦手なのかも。

そうだったのね。
とらねこさんも最初はテンポが合わなかったんですね。

『第三の男』は最初から最後まで食い入るように観てました(笑)
やはり、洋画のテンポの方がしっくりきます。

>じゃあ、WOWOWも!?

いやいや!月額2300円(だっけ?)が高くて10年ほど前に解約しちゃいました~。
今後、もっと安くなれば加入し直したいと思ってます(笑)
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