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評価:★★★★【4点】
ゾンビ神父は全体の6パーセント。さてその分母とは。
そこを聞いてただただ唖然としたのは誰もが同じ。
◇
2001年、夏。
ボストンの地元新聞“ボストン・グローブ”の新任編集局長として
マイアミからやって来たマーティ・バロン。
さっそく目玉になる記事の材料を物色し、
神父による子どもへの性的虐待事件に着目すると、
これを追跡調査する方針を打ち出す。
しかしボストン・グローブの読者は半数以上がカトリック教徒。
彼らの反発を招きかねないと古参幹部は難色を示すが、
地元のしがらみと無縁で、なおかつユダヤ人のバロンは
強気に押し切っていく。
こうして、リーダーのウォルター“ロビー”ロビンソンを中心に
特集記事欄《スポットライト》を担当する4人の記者たちが調査を開始する。
そして地道な取材を積み重ね、
次第に事件の背後に隠された巨大な疑惑の核心へと迫っていくが…。
<allcinema>
◇
スクープ記事!という発言に、ついつい釣られてしまうワタシ。
今回の“スポットライト“という邦題にも興味津々だった(笑)
ま、それはともかく聖職者による児童虐待という大スキャンダルは
やはり衝撃度が違う。
しかも性的虐待なのだから始末が悪すぎる。
しかし、外国はこういう児童を的にした事件が本当に多い。
そして、意外に多いゲイという内容にも驚くばかりだ。
これは個人の自由だから問題はないんだけど
自分の立場を悪用した行動は当然犯罪であり、それを隠蔽した
教会全体の異質さを世間に表面化させた意味では
彼らスポットライトのチームに敬意を表したい。
【今週のツッコミ】
・煮詰めていつでも発表できるときに例のテロ事件だったのね。
2001年当時といえばツインタワーの自爆テロばかりが目立ってたし
被災した家族を思えば、ここではカトリック教への挑戦状は
不利に動く可能性大で“待て!”の指示は当然だ。
・個人的にはテロ事件に隠れてしまう懸念をどう処理するか
ここの駆け引きをもう少し脚色してもらいたかった。
・但し、結果的にはクリスマスが済んで年明けまでずれ込んだ意外性(笑)
・あの局長の私生活すべてが割愛された理由とは?
リーヴ・シュレイバーってこういう役やらせたら案外お似合い。
・チームメンバーが執筆始めたホラー本に神父は登場するのだろうか。
・悪徳神父の性的精神年齢がざっと12~3歳レベルって。
・ラストの達成感をもっと感動的にするためにカトリック教界全体の
揺らぎのようなモノを映像で表現させてほしいので
続編希望!(←ないですから)
-------------------------------------------------------------------
監督:トム・マッカーシー
脚本:ジョシュ・シンガー/トム・マッカーシー
音楽:ハワード・ショア
出演:マーク・ラファロ/マイケル・キートン/レイチェル・マクアダムス/
リーヴ・シュレイバー/ジョン・スラッテリー/スタンリー・トゥッチ/
『スポットライト 世紀のスクープ』
ゾンビ神父は全体の6パーセント。さてその分母とは。
そこを聞いてただただ唖然としたのは誰もが同じ。
◇
2001年、夏。
ボストンの地元新聞“ボストン・グローブ”の新任編集局長として
マイアミからやって来たマーティ・バロン。
さっそく目玉になる記事の材料を物色し、
神父による子どもへの性的虐待事件に着目すると、
これを追跡調査する方針を打ち出す。
しかしボストン・グローブの読者は半数以上がカトリック教徒。
彼らの反発を招きかねないと古参幹部は難色を示すが、
地元のしがらみと無縁で、なおかつユダヤ人のバロンは
強気に押し切っていく。
こうして、リーダーのウォルター“ロビー”ロビンソンを中心に
特集記事欄《スポットライト》を担当する4人の記者たちが調査を開始する。
そして地道な取材を積み重ね、
次第に事件の背後に隠された巨大な疑惑の核心へと迫っていくが…。
<allcinema>
◇
スクープ記事!という発言に、ついつい釣られてしまうワタシ。
今回の“スポットライト“という邦題にも興味津々だった(笑)
ま、それはともかく聖職者による児童虐待という大スキャンダルは
やはり衝撃度が違う。
しかも性的虐待なのだから始末が悪すぎる。
しかし、外国はこういう児童を的にした事件が本当に多い。
そして、意外に多いゲイという内容にも驚くばかりだ。
これは個人の自由だから問題はないんだけど
自分の立場を悪用した行動は当然犯罪であり、それを隠蔽した
教会全体の異質さを世間に表面化させた意味では
彼らスポットライトのチームに敬意を表したい。
【今週のツッコミ】
・煮詰めていつでも発表できるときに例のテロ事件だったのね。
2001年当時といえばツインタワーの自爆テロばかりが目立ってたし
被災した家族を思えば、ここではカトリック教への挑戦状は
不利に動く可能性大で“待て!”の指示は当然だ。
・個人的にはテロ事件に隠れてしまう懸念をどう処理するか
ここの駆け引きをもう少し脚色してもらいたかった。
・但し、結果的にはクリスマスが済んで年明けまでずれ込んだ意外性(笑)
・あの局長の私生活すべてが割愛された理由とは?
リーヴ・シュレイバーってこういう役やらせたら案外お似合い。
・チームメンバーが執筆始めたホラー本に神父は登場するのだろうか。
・悪徳神父の性的精神年齢がざっと12~3歳レベルって。
・ラストの達成感をもっと感動的にするためにカトリック教界全体の
揺らぎのようなモノを映像で表現させてほしいので
続編希望!(←ないですから)
-------------------------------------------------------------------
監督:トム・マッカーシー
脚本:ジョシュ・シンガー/トム・マッカーシー
音楽:ハワード・ショア
出演:マーク・ラファロ/マイケル・キートン/レイチェル・マクアダムス/
リーヴ・シュレイバー/ジョン・スラッテリー/スタンリー・トゥッチ/
『スポットライト 世紀のスクープ』
聖職者たるものがあんな事してたなんてね・・・
これから映画で神父がでてきたら、
疑っちゃいそう~~(汗
弱者の中の弱者狙い羞恥心が強く父親不在の子をターゲットって
かなり悪質ですよね。
彼らにとって神様と思われてる立場と分かっていながらのこの行為。
ほんと胸糞(失礼^^;)悪くなりました。
ワタシもこれからの映画はもちろん、以前の映画でも疑っちゃいます(爆)
しかも30年・・・・。
そして、虐待を受けた子供たちが立ち直れなくて
ゾンビ化していかないことを祈ります。
宗教心はないですが、子供のトラウマを想像することはできます。。。
犯罪の内容もさることながら、新聞社のスクープの裏側。
こちらも興味深かったですね。
いつか、最近のスプリングセンテンスの裏側を
ドラマ化してほしいです。。。って、小さい??比べるなって?wwすみません(;´・ω・)
ある時、ターゲットを見つけたら突然エロ妄想し始める若手の神父は怖いですよね。
標的になった子供たちも生きている自分たちはまだ運が良かったと言ってましたけど
中には自害する子もいたんでしょうね。
スクープの裏側面白かった~(笑)
>いつか、最近のスプリングセンテンスの裏側を
>ドラマ化してほしい
あ、それいいかも!(笑)
っていうか、モニタリングに“木部さん”が登場しなくなって淋しかったんで
その文春ネタをコントでもいいからやってもらいたいわ(爆)
変にドラマチックにしたり
記者たちをヒーロー扱いしてないところに誠意を感じました。
それから「スプリングセンテンス??」と検索しちゃいました。
世情に疎い私にはホント勉強になります〆(.. )
このスクープの発端が記者仲間の見つけたネタでなく
局長からの命令っていうのが意外でした。
>スプリングセンテンス
ワタシも知らなかったので検索した人間のひとりです(笑)
地味目でしたけど、いい作品でした。
マスコミ魂って、切った張ったや刺激の強いスクープ合戦だけでなく、地道な取材活動に生きてくるのだなぁ、と思いました。
でも、内容はド派手なスキャンダルということで
スクープネタを実際に立証していくための彼らの活動はホントに大変ですね。
最終的に最後のテロップが出てきたときは、その数にお口アングリでしたよ~^^;