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パラノーマン ブライス・ホローの謎

2013年03月31日 21時02分32秒 | 映画 は行
評価:★★★☆【3.5点】


映画の内容よりもメイキング映像に興味津々(笑)

ココのところストップモーション・アニメが
増えてきているように思えるが、物語りを評価するなら昨年末公開の
ティム・バートン作品『フランケンウィニー』に遠く及びません。

ということで、本作品は完成度の高い映像を
見せてくれた製作スタッフの作品愛に!って感じですかね~。





かつて魔女狩りの現場となったという町ブライス・ホロー。
ここに暮らす少年ノーマンには、死者と話せる特殊な能力があった。
しかし、そのせいで周りからは変人扱いされ、
学校ではイジメに遭う毎日。
そんなある日、疎遠だったおじさんが
ノーマンにある使命を託して急死してしまう。
その使命とは、300年前に封印された魔女の魂が悪霊を呼び覚まして
町を滅ぼそうとするのを阻止せよというもの。
やがてノーマンの前に、ついに墓場から蘇った死者が姿を現わす。
ところが彼らはノーマンの助けを欲していた。
ノーマンは町を災いから守るべく、
封印された魔女の正体を求めて奔走するが…。
<allcinema>



本作品、『フランケンウィニー』よりも優れている点を挙げるなら
人形以外の舞台セットの精巧さだと思います。

人形のサイズからみれば舞台セットの大きさも半端でないはず。
劇中に登場する車なんかもデフォルメこそされているものの
実際の車の特徴が面白く表現されてて、是非とも手元に欲しいものだ(笑)
この映画、カーチェイスシーンなんかしっかり盛り込んでいて
登場人物の行動範囲を大きく広げて見せている点はなかなか良い。
過去の同じ手法作品でも見たことがなく、ワタシ的にかなり斬新だった。

また、町の街路灯なんか電気が通っていて点灯してるし
意外にも細部に至るディテールまでしっかり表現されているところなど
ジオラマ、縮小模型好きにはたまりません(笑)

それから、登場人物の会話シーンをよく見てみると
台詞に合わせた口の動きを再現出来ている点なども凄い。

昨今、古典的手法などが見直されている映画作りは
最新CGとの融合でさらに新しいモノへと進化させていくことでしょう。


【今週のツッコミ】
・ドールハウスやミニチュア模型の縮小率が最適であります。

「パラノーマン ブライス・ホローの謎」映像の秘密(技術編)


・登場人物にお気に入りキャラはないけど、声優だけは豪華だった。
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監督:クリス・バトラー/サム・フェル
脚本:クリス・バトラー
撮影:トリスタン・オリヴァー
音楽:ジョン・ブライオン


声の出演:コディ・スミット=マクフィー/タッカー・アルブリジー/
     アナ・ケンドリック/ケイシー・アフレック/レスリー・マン/
     エレイン・ストリッチ/ジョン・グッドマン/


『パラノーマン ブライス・ホローの謎』

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