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評価:★★【2点】
フェリーニ作品の代表作の中の1本らしいが
う~ん、どこが素晴らしいのかまったく理解できない。
これは、ワタシの脳内回路では処理仕切れないのだと痛感した^^;
◇
映画監督のグイドはある日、自分の体が空中を落下する夢を見る。
現実生活の日常に纏わる様々な精神的・肉体的な疲れを癒す為、
彼は療養と称して温泉に出掛けるが、
そこでも仕事や生活から逃れることが出来ない。
そして彼はついに、自分が温泉で余生を過ごしている
老人達の中にいるという幻覚を見はじめるが……。
<allcinema>
◇
オリジナルである本作の“リメイク”としてロブ・マーシャル監督の
『NINE』があったわけだが、まだそちらの方が観易かった。
ロブ・マーシャル版の評価はここでは言わないが^^;
※単純にリメイクというよりは、一旦舞台ミュージカルを経て
再度そのミュージカルを映画に戻したと言った方が正解だろう。
劇中の主人公の苦悩、彼の頭の中の混乱がそのままワタシの苦痛となり
鑑賞中、ずっと居心地の悪さに思わず席を立ちたくなったほど^^;
フェリーニ作品で鑑賞した作品はアンソニー・クインの『道』くらいで
後はオムニバスの『世にも怪奇な物語』という
もうほとんど初心者という形でこのニュープリント版に挑んだものの
あっけなく撃沈されましたってことでヨロシイかと^^;
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【今週のツッコミ】
・現実と幻想の境目が曖昧でこれこそフェリーニの狙いだったのか。
・冒頭の交通渋滞から空中に浮かぶ主人公までなら
映像芸術について多少は語れるような気がした(そこだけかい)
・序盤の温泉療養地が『タイム・マシン/80万年後の世界へ』(1960)の
生気のない地上人族に見えて仕方なかった。
・ミューズであるはずのクラウディアに輝きが不足していて残念。
妻のルイズが夫に不満をぶつけるシーンだけ現実に戻された気分で
ある意味、グイドの幻想から解き放たれた爽快感があった(おい)
・自我に目覚めたグイド少年が浜辺のエロ女と交流するシーンは
フェリーニの見事な演出であり、ココは素直に素晴らしかった。
ちなみに『NINE』でもこのシーンあったっけ?(笑)
---------------------------------------------------------------------
監督:フェデリコ・フェリーニ
脚本:フェデリコ・フェリーニ/トゥリオ・ピネッリ/
エンニオ・フライアーノ/ブルネッロ・ロンディ/
音楽:ニーノ・ロータ
出演:マルチェロ・マストロヤンニ/アヌーク・エーメ/クラウディア・カルディナーレ/
サンドラ・ミーロ/
『8 1/2』
フェリーニ作品の代表作の中の1本らしいが
う~ん、どこが素晴らしいのかまったく理解できない。
これは、ワタシの脳内回路では処理仕切れないのだと痛感した^^;
◇
映画監督のグイドはある日、自分の体が空中を落下する夢を見る。
現実生活の日常に纏わる様々な精神的・肉体的な疲れを癒す為、
彼は療養と称して温泉に出掛けるが、
そこでも仕事や生活から逃れることが出来ない。
そして彼はついに、自分が温泉で余生を過ごしている
老人達の中にいるという幻覚を見はじめるが……。
<allcinema>
◇
オリジナルである本作の“リメイク”としてロブ・マーシャル監督の
『NINE』があったわけだが、まだそちらの方が観易かった。
ロブ・マーシャル版の評価はここでは言わないが^^;
※単純にリメイクというよりは、一旦舞台ミュージカルを経て
再度そのミュージカルを映画に戻したと言った方が正解だろう。
劇中の主人公の苦悩、彼の頭の中の混乱がそのままワタシの苦痛となり
鑑賞中、ずっと居心地の悪さに思わず席を立ちたくなったほど^^;
フェリーニ作品で鑑賞した作品はアンソニー・クインの『道』くらいで
後はオムニバスの『世にも怪奇な物語』という
もうほとんど初心者という形でこのニュープリント版に挑んだものの
あっけなく撃沈されましたってことでヨロシイかと^^;
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【今週のツッコミ】
・現実と幻想の境目が曖昧でこれこそフェリーニの狙いだったのか。
・冒頭の交通渋滞から空中に浮かぶ主人公までなら
映像芸術について多少は語れるような気がした(そこだけかい)
・序盤の温泉療養地が『タイム・マシン/80万年後の世界へ』(1960)の
生気のない地上人族に見えて仕方なかった。
・ミューズであるはずのクラウディアに輝きが不足していて残念。
妻のルイズが夫に不満をぶつけるシーンだけ現実に戻された気分で
ある意味、グイドの幻想から解き放たれた爽快感があった(おい)
・自我に目覚めたグイド少年が浜辺のエロ女と交流するシーンは
フェリーニの見事な演出であり、ココは素直に素晴らしかった。
ちなみに『NINE』でもこのシーンあったっけ?(笑)
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監督:フェデリコ・フェリーニ
脚本:フェデリコ・フェリーニ/トゥリオ・ピネッリ/
エンニオ・フライアーノ/ブルネッロ・ロンディ/
音楽:ニーノ・ロータ
出演:マルチェロ・マストロヤンニ/アヌーク・エーメ/クラウディア・カルディナーレ/
サンドラ・ミーロ/
『8 1/2』
それからサラギーナの浜辺のシーンは『NINE』にもありましたよ。
もっともこれほどエロくはなかったですけどね(笑)
本作よりは『NINE』の方がまだ良かったという少数派のワタシです(爆)
>サラギーナの浜辺のシーンは『NINE』にもありましたよ。
みたいですね。演じたのはシンガーのファーギーってことでしたね。
ワタシ、そういやそのシーンでファーギーに完全に萌えた記憶がありますよ(爆)
オリジナルより迫力は負けてますが^^;