評価:★★★☆【3.5点】
視力の95パーセントを失っても夢を諦めなかった実在の青年。
◇
スリランカ人の父とドイツ人の母を持つ
真面目で成績優秀な青年サリヤだったが、
先天性の病気で10代で視力の95%を失ってしまう。
それでも一流ホテルで働きたいという夢を諦めきれない彼は、
弱視であることを隠してミュンヘンにある
最高級5つ星ホテルで見習いとして働くチャンスを得る。
やがて同じ研修生でお調子者のマックスが良き理解者となって、
彼の努力を親身にサポートしてくれるようになる。
そんなマックスの助けも借りながら、周囲にハンデを悟られることなく
ホテルの研修課題を一つひとつクリアしていくサリヤだったが…。
<allcinema>
◇
いや~!まったく持って凄いとしか言いようがない!
もし、ワタシだったら即座に夢を諦め1年間は家に引きこもるだろう。
あ、その前に視界にあのような違和感を覚えた時点で
速攻で眼科に行こうとするのだが、主人公はなぜかそれをしない。
寧ろ、そのことをクラスメートを始め、家族にさえ隠そうとする。
おそらく一時的な不調だろうと甘く見ていたのもあるし
目の不調のことで親に心配かけたくない、あるいは
自分の夢を阻んでくる親の言動を聞きたくないと先読みしたのかも。
どちらにせよ、同僚マックスのサポートは受けつつも
自分のハンデを真摯に受け止め前を向く姿は純粋に感動できる。
終わってみれば登場人物全員いい人だったこともあり
この作品を気持ちよく鑑了することができたのでした。
【今週のツッコミ】
・地元ユナイテッドはこういった良作をセカンド上映するのがいい。
・主人公の残り5パーセントの視力をスクリーンで体現できるが
さすがにあれだけしか見えないとなると怖くて外に出られないワタシ。
・網膜剥離なら初期の段階で眼底へのレーザー治療(スポット溶接)で
進行を食い止められないのかな。
・見えずに生活って、真っ先に思うのが交通事故じゃないか。
彼は杖も盲導犬も何もなかったし。
・にしても、見えないなら歩数と周りの環境音を肌で感じて
目的地にたどり着けばいいのは分かるが、それはもはや
『96時間/リベンジ』の拉致され覆面させられたブライアンと同等だ。
・あの鬼教官が最後で“実はオレはいい人”化された本当の理由は
この映画が実話ベースで対象者が誰だかすぐ分かってしまうから^^;
企画の段階でそれなりの規約を交わしたと想像するワタシ(←おい)
・主人公のオネーさんが結構可愛い!恋人はダメだったが。。。
--------------------------------------------------------------------
監督:マルク・ローテムント
脚本:オリヴァー・ツィーゲンバルク/ルート・トマ
音楽:ミヒャエル・ゲルトライヒ/ジャン=クリストフ・“ショーヴィ”・リッター
出演:コスティア・ウルマン/ヤコブ・マッチェンツ/アンナ・マリア・ミューエ
『5パーセントの奇跡 嘘から始まる素敵な人生』
視力の95パーセントを失っても夢を諦めなかった実在の青年。
◇
スリランカ人の父とドイツ人の母を持つ
真面目で成績優秀な青年サリヤだったが、
先天性の病気で10代で視力の95%を失ってしまう。
それでも一流ホテルで働きたいという夢を諦めきれない彼は、
弱視であることを隠してミュンヘンにある
最高級5つ星ホテルで見習いとして働くチャンスを得る。
やがて同じ研修生でお調子者のマックスが良き理解者となって、
彼の努力を親身にサポートしてくれるようになる。
そんなマックスの助けも借りながら、周囲にハンデを悟られることなく
ホテルの研修課題を一つひとつクリアしていくサリヤだったが…。
<allcinema>
◇
いや~!まったく持って凄いとしか言いようがない!
もし、ワタシだったら即座に夢を諦め1年間は家に引きこもるだろう。
あ、その前に視界にあのような違和感を覚えた時点で
速攻で眼科に行こうとするのだが、主人公はなぜかそれをしない。
寧ろ、そのことをクラスメートを始め、家族にさえ隠そうとする。
おそらく一時的な不調だろうと甘く見ていたのもあるし
目の不調のことで親に心配かけたくない、あるいは
自分の夢を阻んでくる親の言動を聞きたくないと先読みしたのかも。
どちらにせよ、同僚マックスのサポートは受けつつも
自分のハンデを真摯に受け止め前を向く姿は純粋に感動できる。
終わってみれば登場人物全員いい人だったこともあり
この作品を気持ちよく鑑了することができたのでした。
【今週のツッコミ】
・地元ユナイテッドはこういった良作をセカンド上映するのがいい。
・主人公の残り5パーセントの視力をスクリーンで体現できるが
さすがにあれだけしか見えないとなると怖くて外に出られないワタシ。
・網膜剥離なら初期の段階で眼底へのレーザー治療(スポット溶接)で
進行を食い止められないのかな。
・見えずに生活って、真っ先に思うのが交通事故じゃないか。
彼は杖も盲導犬も何もなかったし。
・にしても、見えないなら歩数と周りの環境音を肌で感じて
目的地にたどり着けばいいのは分かるが、それはもはや
『96時間/リベンジ』の拉致され覆面させられたブライアンと同等だ。
・あの鬼教官が最後で“実はオレはいい人”化された本当の理由は
この映画が実話ベースで対象者が誰だかすぐ分かってしまうから^^;
企画の段階でそれなりの規約を交わしたと想像するワタシ(←おい)
・主人公のオネーさんが結構可愛い!恋人はダメだったが。。。
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監督:マルク・ローテムント
脚本:オリヴァー・ツィーゲンバルク/ルート・トマ
音楽:ミヒャエル・ゲルトライヒ/ジャン=クリストフ・“ショーヴィ”・リッター
出演:コスティア・ウルマン/ヤコブ・マッチェンツ/アンナ・マリア・ミューエ
『5パーセントの奇跡 嘘から始まる素敵な人生』
もし、ワタシだったら即座に夢を諦め1年間は家に引きこもるだろう。
わたしも当然引きこもります。
サリヤさんてすごい!人ですよね!
めげずに努力し続ける姿に脱帽です!
良い人ばかり登場するのはやはり実在の人物がいるから
でしょうね。
少しは脚色してあるかもですね?
しかし、主人公の凄さは無鉄砲を通り越して
もはや感動モノですよね!
アレだけしか見えないのによく見えてるふりをしようと思いましたよね。
いくら同僚の助けがあるといっても四六時中一緒に居るわけじゃないのに
やっぱり彼は無鉄砲な若者と位置づけしたいです^^;
あの鬼教官が急にいい人になってるのに驚きました(笑)