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ベガスの恋に勝つルール

2008年08月16日 22時51分08秒 | 映画 は行
評価★★


近年、稀に見るラブコメの登場だ!?

登場人物のほとんどが
ノーテンキなキャラクターなので大いに疲れた。


ここまで徹底してのお気楽キャラのオンパレードだと
ある意味、違う惑星に来てしまった感じだ。

ウォール街で働くジョイ(キャメロン・ディアス)は
完璧主義の性格が災いして結婚間近の恋人に振られる。
対して、木材工場で働くジャック(アシュトン・カッチャー)は
根っからの遊び人であるがゆえ工場を解雇される。

そんな彼らは
それぞれ親友を連れてラスベガスへ気晴らし旅行にでかける。
そこで、
ホテルの部屋のダブルブッキングがきっかけで出会うことになる。
すぐに意気投合したふたりはその夜、
酒を飲んでバカ騒ぎした末、勢いで結婚してしまう。

この強引な展開には、さすがに置いてけぼりを食らう。
酔った勢いだか知らないが、予約もなしで
式が挙げられる場所があるというのが信じられない。

結局、我にかえってお互い後悔の念にかられるのだが
たまたま、ジョイが何気に行ったスロットルで
300万ドル(3億3000万円)が大当たりしたことにより
婚姻の無効手続きを破棄し、一転、賞金の所有権争いへと発展していく。
法廷へと持ち込んだ所有権争いにしても
裁判官がこれまたノーテンキ判事なので
法廷シーンも緊張感が全くなくアホな茶番を見せられるだけ。

それにしても、キャメロン・ディアスも随分と老けましたね。
さすがにもう、ラブコメは厳しい感じを受けましたし
ソフトバンクのCMだけで十分ではないでしょうか。

個人的にこの女優がハリウッドスターと言われること自体が不思議。
『メリーに首ったけ』のころまでですかね~。

三十路なかばといえば、最も色っぽい時期なのに
『バットマン リターンズ』のミシェル・ファイファー。
『氷の接吻』のアシュレイ・ジャッド。
『オースティン・パワーズ』のエリザベス・ハーレー。
『シカゴ』のキャサリン・ゼタ・ジョーンズ。
『イングリッシュ・ペイシェント』のクリスティン・スコット・トーマス。
『アンダーワールド』のケイト・ベッキンセール。
『バウンド』のジーナ・ガーション。
『ホワイトハウスの陰謀』のダイアン・レイン。
『Fカップの憂うつ』のマリサ・トメイ。
『ゆりかごを揺らす手』のレベッカ・デ・モーネイ。
『ジェヴォーダンの獣』のモニカ・ベルッチ。
『ディープ・インパクト』のティア・レオーニ。
『トータル・フィアーズ』のブリジット・モイナハン。
『ファム・ファタール』のレベッカ・ローミン。
『アザーズ』のニコール・キッドマン。

と、まあこんな具合に。

個人的には
『郵便配達夫は二度ベルを鳴らす』(1946)のラナ・ターナーと
『ブーベの恋人』(1963)のクラウディア・カルディナーレが
生涯のお気に入りキャラというところでしょうか。

話が脱線してますが
本作品は時間つぶし程度の仕上がりと感じた次第です。
チケット代に換算したら200円が妥当かと・・・。

ここ最近、長い題名のときは適当に端折って言ってますね。
チケットカウンターでは「ベガス!」と言うだけ。

因みに『インクレディブル・ハルク』のときも
「ハルク!」(笑)
『庭から昇ったロケット雲』は「ロケット雲!」と済ませてます。

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監督:トム・ヴォーン
脚本:デイナ・フォックス
撮影:マシュー・レオネッティ
音楽:クリストフ・ベック


出演:キャメロン・ディアス/アシュトン・カッチャー/ロブ・コードリー/トリート・ウィリアムズ/デニス・ミラー



『ベガスの恋に勝つルール』






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2 コメント

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☆ありゃ・・☆ (TiM3)
2008-08-17 02:14:26
ばんはです(←はよ寝ろよ、と)。

ノーテンキそうな粗筋に、興味はわいてるんですが、、

あとアシュトン・カッちゃんの起用による「バタフライ効果」が
何処まで劇中に現れるんか、とかね(=^_^=)

>『バットマン フォーエバー』のミシェル・ファイファー。

こここ、これは『リターンズ』ではござらぬか、殿!

>『イングリッシュ・ペイシェント』のクリスティン・スコット・トーマス。

これは良かったです。ついでに『ランダム・ハーツ』もちょっとドキドキしながら観てました(照)

>『ディープ・インパクト』のティア・レオーニ。

いちお、主演やったんでしょうかね。
イライジャ君とは対照的に「海」へ向かってましたが、、

>『アザーズ』のニコール・キッドマン。

itukaさんとしては、外せなさそやね(=^_^=)

うーん・・本作、どうしよう(⌒~⌒ι)
返信する
あ!やってしまった~ (ituka)
2008-08-17 05:19:16
おはようさんです!
スポニチ配達で~す。

>こここ、これは『リターンズ』ではござらぬか、殿!

完全なるミス!間違えてました~。
貴重なるご指摘に感謝です。
これ、マジでず~っと勘違いしてましたよ。
ペロンと舐められたのがキルマー兄さんになってしまいますもんね(汗)

ってことで早速修正します^^

>あとアシュトン・カッちゃんの起用による「バタフライ効果」が
>何処まで劇中に現れるんか、とかね(=^_^=)

カッちゃんのバタフライは未見ですね~^^
冒頭でコスプレの彼女に「次はレスキューに助けられた母親役」とかなんとか言われてました^^

>ついでに『ランダム・ハーツ』もちょっとドキドキしながら観てました(照)

ねぇ!また、ついでに『モンタナの風に抱かれて』でもヒロインに感情移入する離れ業も経験しました。

>itukaさんとしては、外せなさそやね(=^_^=)

いやはや、見抜かれてしまいましたね。
事あるごとに羅列してましたからね(笑)

時間が許す限り観ることをお薦めします。
★1個なら「だから、言ったのに~」て言うかも(うそです)^^

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