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デッドプール&ウルヴァリン

2024年07月27日 13時31分38秒 | 映画 た行
満足度:★★★☆【3.5点】




冒頭からR15指定で足りるのか不安と期待も・・・。



ヒュー・ジャックマン扮するウルヴァリンが奇跡のカムバックを果たし、
対照的な2大ヒーローが、互いに反発し合いながらも
世界を救うために手を組み大暴れするさまを、過激な笑いを織り交ぜ、
迫力のアクション満載に描き出す。
<allcinema>



ウォルト・ディズニー・カンパニーが20世紀FOX映画を買収したことにより、
ディズニー傘下のマーベル・スタジオが、デッドプールとウルヴァリンを自由に使えるように。
もともとは両キャラクターともマーベルであり、これを機に正式に生誕地へ戻った感じだ。
このニュースは多くのファンにとって待ち望まれたものらしく(そうなのか)
ワタシは、こういうメジャースタジオのM&Aの動向に疎かったため知らなかった。

個人的には、あのライトアップされた20世紀FOXのロゴが好きだったんだけどな・・・


ウルヴァリンはこれまで『X-MEN』シリーズで人気を博しており
20世紀FOX最後の作品『LOGAN/ローガン』ではヒュー・ジャックマン渾身の演技で
ファンの心を掴んできたのはもう周知の事実としてあるわけで
この映画はワタシにとっても、シリーズ中かなりプッシュできる作品だった。
そして、今回の買収により、完結したキャラクターでも再び活動することが可能となる。


ドラマは、デッドプールがアベンジャーズに入りたいがためにいろいろ細工し
コントの集合体のようなストーリーはバカバカしくも、大人の事情や風刺も盛り込み
つい先日公開されたばかりの『フュリオサ/マッドマックス』のパロディシーンを
大胆に取り入れるこの潔さは、もう感心するしかなかった(笑)

とにかく、大物ゲストによるサプライズが粋で、これはデッドプール映画だからこそで
ある意味、お祭り映画でもある。




【今週のひと言】

・R15にした本作のイメージは『キングスマン』のような明るいグロさ。

・ヒュー・ジャックマンは離婚後、傷心で筋トレを怠ったと劇中で暴露される。

・『LOGAN/ローガン』でキーとなった謎のミュータント少女が高校生に成長。

・中盤辺りで、若干ではあるけど睡魔が襲う(←またかよ)

・デッドプールは別世界からローガンに代わる新たなウルヴァリンの発掘を開始。
 変異体が多いなか、ヘンリー・カヴィルのウルヴァリンにはビックリ!
 すでにスーパーマン役を解雇されてるからDC諦めてMCUに来てください(笑)

・荒廃した土地に、朽ち果てた20世紀FOXの大看板が半分埋もれてるギャグ。

・『フュリオサ』のディメンタス風男が三連バイクで登場したときは「おぉ~!」

・クリス・エヴァンスの登場に???だったがファンタスティック・フォーの
 ヒューマン・トーチ役だった。キャプテン・アメリカは卒業したしね。

・エンドロール中、20世紀FOX映画初期の『X-MEN』のメイキング映像に感涙だ。
 ハル・ベリー、レベッカ・ローミン=ステイモスとか懐かしかった~!
 ちなみに、登場ミュータントではミスティークの大ファンでした。
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監督:ショーン・レヴィ
脚本:ライアン・レイノルズ、レット・リース、ポール・ワーニック
音楽:ロブ・シモンセン
出演:ライアン・レイノルズ、ヒュー・ジャックマン、エマ・コリン

『デッドプール&ウルヴァリン』

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