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満足度:★★★☆【3.5点】
ドラマは感情移入できれば儲けもの、映像の進化に期待してたが・・・。
◆
故郷オクラホマで巨大竜巻が発生したとのニュースに触れ、
学生時代の辛い記憶が甦る。
そんな彼女は、かつての仲間ハビから力を貸してほしいと懇願され、
オクラホマで竜巻対策にあたる彼のチームに躊躇いつつも合流することに。
一方、現地には、竜巻チェイサーとして人気YouTuberタイラーも乗り込んでくる。
当初はタイラーの行動に反感を抱いていたケイトだったが、
少しずつ互いに理解を深め、歩み寄っていく。
そして2人で協力して、竜巻を弱めるための実験に挑もうとするのだったが…。
<allcinema>
◆
これってリメイクでなく続編扱いだったことに驚嘆した!(それはオーバー)
前作と同様、竜巻の迫力をスクリーンの向こうから感じることはできたものの
VFXによる映像技術が28年前から飛躍的に進化したと言えるかどうかは疑問が残る。
ドラマに目を向けても、データ収集&解析のエキスパートであるヒロインチームと
有名YouTuberタイラー率いる映像クリエイターチームとの竜巻追跡合戦は
目的こそ違うがライバルチームとしてせめぎ合う点は基本的に変っていない。
では、なぜこの作品がリメイクではなく続編とされているのか。
S・スピルヴァーグが製作総指揮として共に関わってるからリメイクとしないとか・・・?
登場人物の誰一人繋がってないし、こういうパターンもめずらしい。
前作が主に竜巻のデータ収集と解析を目的としていたのに対し、
こちらの作品では人間関係にも重点が置かれているところだろうか。
特に、5年前のつらい記憶に囚われたヒロインが、敵対していたタイラーと協力しながら
オクラホマの巨大竜巻を化学反応で消滅させ人々を救おうと行動を起こす点だ。
また、5年ぶりに元仲間のチームに合流したものの
そこに悪名高いスポンサーが絡んでいることを知ったケイトはチームに不信感を抱く。
こういったストーリー展開も見どころだったが、そこは若干淡白な描かれ方で中身は薄い。
このように、新たな視点を取り入れたが、深追いもなく感情移入には至らない。
ただ、ヒロイン役のデイジー・エドガー=ジョーンズとタイラー役のグレン・パウエルは
今が旬の俳優同士の競演として本作では見どころのひとつではある。
◆
【今週のひと言】
・冒頭の5年前の観測チームにいたメガネ女子はワタシの一押し(笑)
・人気YouTuberチームのタフネスぶりは装備も含め、ある意味、傭兵のよう。
巨大竜巻の中に入って花火を打ち上げる狂ったクリエイター集団でもある。
・ヒロインのケイトは二人の男性から好意を寄せられており
この三角関係が『パールハーバー』を思い出す。あっちはケイト・ベッキンセール。
・竜巻のど真ん中に居ないと見られない《竜巻の目》は前作へのオマージュ。
・映画館のスクリーンが竜巻で吹っ飛んでいくシーンは、これぞ4DXではなかろうか。
・タイラーの図々しさは控えめに言っても右に出る者はいないだろう。
いつの間に実家まで?しかも勝手に入り込んでるって・・・振り向けばタイラー。
・怒りにまかせ、他人の車で実家まで乗り逃げするケイトに座布団一枚!
この性格があったからこそ、あのクライマックスが成立する(ザリガニだけじゃない)
・軍の試作品つかって3点観測法って固定式でいいの?竜巻って移動するよね。
・なにはともあれ、この暑い今だからこそ納涼にはいい作品。
---------------------------------------------------------------------------------------
監督:リー・アイザック・チョン
脚本:マーク・L・スミス
音楽:ベンジャミン・ウォルフィッシュ
出演:デイジー・エドガー=ジョーンズ、グレン・パウエル、アンソニー・ラモス
『ツイスターズ』
ドラマは感情移入できれば儲けもの、映像の進化に期待してたが・・・。
◆
故郷オクラホマで巨大竜巻が発生したとのニュースに触れ、
学生時代の辛い記憶が甦る。
そんな彼女は、かつての仲間ハビから力を貸してほしいと懇願され、
オクラホマで竜巻対策にあたる彼のチームに躊躇いつつも合流することに。
一方、現地には、竜巻チェイサーとして人気YouTuberタイラーも乗り込んでくる。
当初はタイラーの行動に反感を抱いていたケイトだったが、
少しずつ互いに理解を深め、歩み寄っていく。
そして2人で協力して、竜巻を弱めるための実験に挑もうとするのだったが…。
<allcinema>
◆
これってリメイクでなく続編扱いだったことに驚嘆した!(それはオーバー)
前作と同様、竜巻の迫力をスクリーンの向こうから感じることはできたものの
VFXによる映像技術が28年前から飛躍的に進化したと言えるかどうかは疑問が残る。
ドラマに目を向けても、データ収集&解析のエキスパートであるヒロインチームと
有名YouTuberタイラー率いる映像クリエイターチームとの竜巻追跡合戦は
目的こそ違うがライバルチームとしてせめぎ合う点は基本的に変っていない。
では、なぜこの作品がリメイクではなく続編とされているのか。
S・スピルヴァーグが製作総指揮として共に関わってるからリメイクとしないとか・・・?
登場人物の誰一人繋がってないし、こういうパターンもめずらしい。
前作が主に竜巻のデータ収集と解析を目的としていたのに対し、
こちらの作品では人間関係にも重点が置かれているところだろうか。
特に、5年前のつらい記憶に囚われたヒロインが、敵対していたタイラーと協力しながら
オクラホマの巨大竜巻を化学反応で消滅させ人々を救おうと行動を起こす点だ。
また、5年ぶりに元仲間のチームに合流したものの
そこに悪名高いスポンサーが絡んでいることを知ったケイトはチームに不信感を抱く。
こういったストーリー展開も見どころだったが、そこは若干淡白な描かれ方で中身は薄い。
このように、新たな視点を取り入れたが、深追いもなく感情移入には至らない。
ただ、ヒロイン役のデイジー・エドガー=ジョーンズとタイラー役のグレン・パウエルは
今が旬の俳優同士の競演として本作では見どころのひとつではある。
◆
【今週のひと言】
・冒頭の5年前の観測チームにいたメガネ女子はワタシの一押し(笑)
・人気YouTuberチームのタフネスぶりは装備も含め、ある意味、傭兵のよう。
巨大竜巻の中に入って花火を打ち上げる狂ったクリエイター集団でもある。
・ヒロインのケイトは二人の男性から好意を寄せられており
この三角関係が『パールハーバー』を思い出す。あっちはケイト・ベッキンセール。
・竜巻のど真ん中に居ないと見られない《竜巻の目》は前作へのオマージュ。
・映画館のスクリーンが竜巻で吹っ飛んでいくシーンは、これぞ4DXではなかろうか。
・タイラーの図々しさは控えめに言っても右に出る者はいないだろう。
いつの間に実家まで?しかも勝手に入り込んでるって・・・振り向けばタイラー。
・怒りにまかせ、他人の車で実家まで乗り逃げするケイトに座布団一枚!
この性格があったからこそ、あのクライマックスが成立する(ザリガニだけじゃない)
・軍の試作品つかって3点観測法って固定式でいいの?竜巻って移動するよね。
・なにはともあれ、この暑い今だからこそ納涼にはいい作品。
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監督:リー・アイザック・チョン
脚本:マーク・L・スミス
音楽:ベンジャミン・ウォルフィッシュ
出演:デイジー・エドガー=ジョーンズ、グレン・パウエル、アンソニー・ラモス
『ツイスターズ』
いろいろ突っ込みどころはしかたがないにしても、
28年前の驚きは今や全くなく、少し中だるみしました。久々に映画館で眠かった(;'∀')
>軍の試作品つかって3点観測法
そう、あの試作品ですが、竜巻の計測なのに、
むちゃくちゃもろそうで、固定も危ういし、
飛ばされてなんぼの構造でもなさそうだし・・・。
しかも前作の焼き直しみたいなドラマはどこも新鮮味がなかったです。
あの試作品って動く竜巻にとってどうなんでしょうね~。使い方合ってんの?って感じでしたよ(苦笑)