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貞子vs伽椰子

2016年06月19日 22時39分09秒 | 映画 さ行
評価:★★【2点】


互いを尊敬することもなくひたすら死に物狂いの
敗者復活戦みたいな戦いに感情を揺さぶられた。



女子大生の有里は、見たら2日後に必ず死ぬという
“呪いのビデオ”を見てしまった親友の夏美を救おうと奔走し、
異端の霊能者・常盤経蔵とその相棒で強い霊感を持つ
盲目の少女・珠緒と出会う。
一方、“呪いの家”の向いに引っ越してきた女子高生の鈴花。
ある日、彼女は思わずその家に足を踏み入れてしまう。
そんな2つの呪いを解くために経蔵が企てた秘策は、
貞子と伽椰子を激突させるという驚くべきものだったが…。
<allcinema>



それぞれのキャラが養われたストーリーはそのままに
冒頭からどちらの扱いが上なのかと結構気になる部分も。

彼女ら(と言わせてもらう)に合った二つのストーリーが
同時進行し、貞子側から伽椰子側に話を持って行った感じだ。
もちろん劇中の物語としてそれが最も自然だし仕方ない(笑)

ワタシの予想と違い大胆にも真っ向勝負するから大笑い!
伽椰子の息子・俊雄くんなんて秒殺だったし
如何に貞子が凄いか改めて思い知る形になった(笑)

ちなみに、貞子には毛髪を武器として備えているが
伽椰子の場合、武器はあるのかないのか分からない。
過去の作品では昆虫のような声と爬虫類のような階段降りで
女の子を失神させていたが幽霊相手ではそれもできない。
向こうは敵として見てるから決して逃げないのが誤算と言えば誤算(爆)

粗削りだがなんとか映画として見られるレベルだったので
これはこれとして企画大成功でよろしいかと。


【今週のツッコミ】
・やはりシリーズモノって第一作に勝ることは難しいらしい。

・シリーズを重ねすぎると最終的にまったく別物映画になる典型か^^;

・ガチンコ対決で井戸の真上で体当たりすること自体爆笑なのに
 ぶつかった瞬間、互いのパワーが混ざり合い
 不気味なモンスターと化した造形はもはやタコ人間(笑)

・あのタコ人間は一種のメタファーってことで
 見た目の姿は貞子で移動の仕方が伽椰子となっていた。

・つまりはこのままで終わるはずもなく必ず元に戻さないといけない。
 ということは当然続編が作られてしまうんでしょうね(苦笑)
 ただ、本作の興行収入次第で自然消滅ってことも。
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監督:白石晃士
脚本:白石晃士
音楽:遠藤浩二


出演:山本美月/玉城ティナ/佐津川愛美/田中美里/菊地麻衣/甲本雅裕/安藤政信


『貞子vs伽椰子』

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