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ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ

2024年10月11日 16時48分11秒 | 映画 さ行
満足度:★★★【3.0点】





前作の内容を忘れていたので見直そうかと思っていたんだけどね。



5人を殺害するなどした罪で勾留中のアーサー・フレック。
ある日、音楽療法のプログラムを受けていた彼は、そこで謎めいた女性リーと出会う。
彼女との交流をきっかけに、アーサーの中で抑え込まれていた狂気が
再び暴走を始めるのだったが…。
<allcinema>



 予備知識なしで、しかも期待値も低かったせいか巷の酷評ほど悪くはなかった。
とはいえ、後にハーレイ・クイーンとなる謎の女性リー(レディー・ガガ)との出会いで
ミュージカル映画にシフトしてるのはアリだと思った。

ただ、前作からの続編という意味合いからすれば、これ本当に必要だった?みたいな
これを作らないといけないんだ!という強い主張は感じられなかった。

 収容所→妄想→裁判所→収容所→妄想→裁判所、とアーサーの行動範囲は
終始、囚われの身ということで狭いことは確かで
そんななか、同じく収監されていたリーと意気投合した直後から
アーサーの妄想シーンが頻繁に登場し、それがすべてミュージカル風となっている。

しかも、これがミュージカル映画好きにとって、意外にイケてる感があって
ワタシは嫌いではなかったが、巷でココが不評の原因になっていたかもしれない。

ただ、やっぱりアーサー(ジョーカー)の話は前作で完結させておいた方がよかった。





【今週のひと言】


・前作『ジョーカー』の記憶がなく本作の法廷シーンの証人尋問で「だれ?」だった。

・結局、哀れな結末を迎えることとなるのはこちらも同じ。
 美味しいところはすべてリーが持っていった感じに見える(苦笑)

・収容所に面会に来た時のリーが口ずさむ《Close To You - 遥かなる影》好きだわ~ 。
 これってカーペンターズの名曲で、いろんな映画のBGMに。

・収容所の監視を丸め込んだリー、ヴィランの素質はこのときから十分にあった。
 で、出来ちゃった赤ん坊はどうなった?

・法廷シーンが結構な山場となるはずだったが…。
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監督:トッド・フィリップス
脚本:トッド・フィリップス、スコット・シルヴァー
音楽:ヒルドゥル・グーナドッティル
出演:ホアキン・フェニックス、レディー・ガガ、ブレンダン・グリーソン


『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』
 




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4 コメント

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なんとも微妙 (onscreen)
2024-10-14 23:45:17
なんとも微妙な出来でしたね...

わかるっちゃーわかるし、それじゃ面白くないじゃんとおもってしまう自分が(汗)
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onscreenさんへ (ituka)
2024-10-15 12:58:24
ワタシの場合は前作もそこまでの思い入れがなかったので期待値なしの状態で、こんなものかって感じでした。
でも、はっきり言って続編作るほどではなかったかなと(苦笑)
返信する
Unknown (mariyon)
2024-10-16 22:10:58
>前作からの続編という意味合いからすれば、これ本当に必要だった?
全く同じ思いです。
なんで今回これ作ったのか?
前作ほどの必然性を全く感じんかったです。
とにかく、美しい画像でこの2人歌わせたかったの?としか思えなかったんですが、
この暗くて美しい画像と歌でけっこう満足しました。
返信する
mariyonさんへ (ituka)
2024-10-17 13:27:51
現実世界が暗いのはゴッサムシティなのでいいんですけど
今回は、終始囚われの身だったので余りにも暗すぎるから、ジョーカーのアーティストの面をリーを交えて描けばいいだろう的な発想だったかも(苦笑)
ガガさん出てきたら、そりゃあ彼女主体になるのは仕方ないですね(汗)
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