評価:★★★★☆【4.5点】
名言でました!“正しさと親切だったら親切を選ぶ”
それが不正であったとしても状況に応じ臨機応変に対処しよう(え?)
◇
顔に障害を抱え、27回も手術を受けている10歳の少年、オギー。
一度も学校へ通わず、ずっと自宅学習を続けてきたが、
母のイザベルは心配する夫の反対を押し切り、
5年生の新学期から学校に通わせることを決意する。
しかし案の定、学校ではイジメに遭い、孤立してしまうオギーだったが…。
<allcinema>
◇
とてもシンプル!
それでいて、こみ上げる感動自体もはや敵なしか^^
オギーの姉ヴィアがワタシの中では主人公だったかもしれない(笑)
主人公オギーに最大の愛を注ぎ手を掛ける両親の傍らで
自分も弟を想い率先して手伝いをする物静かな出来る女の子。
ヴィアを演じるのはイザベラ・ヴィドヴィッチ。
そのヴィア、小さいころ両親に世界一手の掛からない子と豪語され
それを本人も十分納得しているものの、そこはやはりまだ高校生の子供。
顔に障害のある弟に手を掛け過ぎてしまう両親に対し
心の奥底には不公平感が芽生えてしまうのは仕方のないことだろう。
この映画はオギー目線で物語が突き進んで行くと思いきや
姉ヴィアの目線、ヴィアの親友ミランダの目線、そしてオギーの親友
ジャックの目線とそれぞれ立場のちがう目線で物語が描写されている。
物語上チョットした行き違いで誤解を生んでしまうシーンも
違う目線により真の理由が観客に丁寧に説明されているのだ。
個人的には親友ミランダの真実を知ったときのインパクトが大きい。
いままで、これほど計算されつくされた家族ドラマがあっただろうか!
と、ついつい決め打ちしたくなるくらいの丁寧さだ。
終盤で『スタンド・バイ・ミー』っぽくなるのはご愛敬^^
【今週のツッコミ】
・『ルーム』の天才子役がここまで成長しましたよ(笑)
・まさかのバッグしょってるチューバッカ登場に「おぉー!」だった(笑)
オギーが『スターウォーズ』の大ファンということで
妄想も当然そうなるのね。
・ちなみにチューイの中の人は『新スタ』のヨーナス・スオタモでなく
無名のマイケル・アラン・ヒーリーだそう。
・オギー自身もパダワンの三つ編みの真似を学校でいじられ
即座にハサミで自らカット!ここでいじめに対し戦闘態勢に入る。
・10歳まで外の学校に行かずホームスクールであれだけの教養が得られる?
これも博士号を寸でのところで受けなかった母あってこそ。
この家は理系一家か。
・自分の顔をジロジロ見てくる苦痛に対処する術を見つけていた。
それは相手の靴をみるため目線を落とすこと。
今では靴でその子の家庭環境が分かるようになりました^^;
・姉ヴィアの親友ミランダの行動に泣き、ヴィアの舞台劇の名演技に泣く。
ヴィア役のイザベラ・ヴィドヴィッチはジェイソン・ステイサムの
娘を過去に演じ、親友ミランダ役のダニエル・ローズ・ラッセルは
リーアム・ニーソンの娘を過去に演じている。共に凄いダディ(笑)
・登場人物全員いい人だった!
あのモンスターペアレントの二人以外は^^;
「人が傷つけあうのって普通でしょ?」←これはアカンだろ。
-------------------------------------------------------------------
監督:スティーヴン・チョボスキー
脚本:スティーヴン・チョボスキー/スティーヴ・コンラッド/ジャック・ソーン
音楽:マーセロ・ザーヴォス
出演:ジェイコブ・トレンブレイ/オーウェン・ウィルソン/ジュリア・ロバーツ
『ワンダー 君は太陽』
名言でました!“正しさと親切だったら親切を選ぶ”
それが不正であったとしても状況に応じ臨機応変に対処しよう(え?)
◇
顔に障害を抱え、27回も手術を受けている10歳の少年、オギー。
一度も学校へ通わず、ずっと自宅学習を続けてきたが、
母のイザベルは心配する夫の反対を押し切り、
5年生の新学期から学校に通わせることを決意する。
しかし案の定、学校ではイジメに遭い、孤立してしまうオギーだったが…。
<allcinema>
◇
とてもシンプル!
それでいて、こみ上げる感動自体もはや敵なしか^^
オギーの姉ヴィアがワタシの中では主人公だったかもしれない(笑)
主人公オギーに最大の愛を注ぎ手を掛ける両親の傍らで
自分も弟を想い率先して手伝いをする物静かな出来る女の子。
ヴィアを演じるのはイザベラ・ヴィドヴィッチ。
そのヴィア、小さいころ両親に世界一手の掛からない子と豪語され
それを本人も十分納得しているものの、そこはやはりまだ高校生の子供。
顔に障害のある弟に手を掛け過ぎてしまう両親に対し
心の奥底には不公平感が芽生えてしまうのは仕方のないことだろう。
この映画はオギー目線で物語が突き進んで行くと思いきや
姉ヴィアの目線、ヴィアの親友ミランダの目線、そしてオギーの親友
ジャックの目線とそれぞれ立場のちがう目線で物語が描写されている。
物語上チョットした行き違いで誤解を生んでしまうシーンも
違う目線により真の理由が観客に丁寧に説明されているのだ。
個人的には親友ミランダの真実を知ったときのインパクトが大きい。
いままで、これほど計算されつくされた家族ドラマがあっただろうか!
と、ついつい決め打ちしたくなるくらいの丁寧さだ。
終盤で『スタンド・バイ・ミー』っぽくなるのはご愛敬^^
【今週のツッコミ】
・『ルーム』の天才子役がここまで成長しましたよ(笑)
・まさかのバッグしょってるチューバッカ登場に「おぉー!」だった(笑)
オギーが『スターウォーズ』の大ファンということで
妄想も当然そうなるのね。
・ちなみにチューイの中の人は『新スタ』のヨーナス・スオタモでなく
無名のマイケル・アラン・ヒーリーだそう。
・オギー自身もパダワンの三つ編みの真似を学校でいじられ
即座にハサミで自らカット!ここでいじめに対し戦闘態勢に入る。
・10歳まで外の学校に行かずホームスクールであれだけの教養が得られる?
これも博士号を寸でのところで受けなかった母あってこそ。
この家は理系一家か。
・自分の顔をジロジロ見てくる苦痛に対処する術を見つけていた。
それは相手の靴をみるため目線を落とすこと。
今では靴でその子の家庭環境が分かるようになりました^^;
・姉ヴィアの親友ミランダの行動に泣き、ヴィアの舞台劇の名演技に泣く。
ヴィア役のイザベラ・ヴィドヴィッチはジェイソン・ステイサムの
娘を過去に演じ、親友ミランダ役のダニエル・ローズ・ラッセルは
リーアム・ニーソンの娘を過去に演じている。共に凄いダディ(笑)
・登場人物全員いい人だった!
あのモンスターペアレントの二人以外は^^;
「人が傷つけあうのって普通でしょ?」←これはアカンだろ。
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監督:スティーヴン・チョボスキー
脚本:スティーヴン・チョボスキー/スティーヴ・コンラッド/ジャック・ソーン
音楽:マーセロ・ザーヴォス
出演:ジェイコブ・トレンブレイ/オーウェン・ウィルソン/ジュリア・ロバーツ
『ワンダー 君は太陽』
素晴らしい作品でした。
みんなが口をそろえて素晴らしいと言っているとちょっと天邪鬼な気持ちになることもなきにしもあらずな私なのですが、この作品はそんな気持ちには微塵もなりませんでしたね!
ヴィアすごく良かったです。第二の主役…というか、この作品オギー以外でもみんなが主役でしたよね!?そこが素晴らしかったです!
この映画、お子様たちそれぞれの目線で進行していくのがいい感じでした。
ベースはオギーなんですけど彼の周りにもいろいろ苦悩してる人間が多いってことですね。
そうです!ワタシもヴィアがすごくよかったです!