評価★★★★☆【4.5点】
冒頭のタイトルロールと主題歌デンジャー・ゾーンで感涙!
◆
アメリカのエリート・パイロット・チーム“トップガン”だったが、
ある時そんな選りすぐりの精鋭である彼らをもってしても
達成困難な任務が立ちはだかる。
そして、その到底不可能と思われるミッションを成功させるための
切り札となる教官として彼らの前に現れたのは、
伝説のパイロット“マーヴェリック”だった。
トップガン史上最高のパイロットでありながら、
規律に縛られない型破りな性格ゆえに昇進とは無縁の海軍人生を送ってきた。
しかし、そんなマーヴェリックに対し、
若くてプライドの高いトップガン・パイロットたちは一様に懐疑的だった。
中でもマーヴェリックのかつての親友グースの息子ルースターは、
父の死にわだかまりを抱え、マーヴェリックに敵意さえ向けるのだった…。
<allcinema>
◆
36年の歳月を得て公開された本作は実写映画に革命を起こした。
キャストらが実際に戦闘機に乗り、飛行中の加速Gに表情をゆがめ
観ている我々も戦闘機に乗っているような感覚になる。
特にいいのが、カタパルト発艦シーンで強烈なGが抜ける瞬間だ。
あそこで約3Gだから急上昇の9~10Gの負担は想像を絶する。
ドラマも、前作から継承し、四半世紀強の空白をうまく埋めている。
なにせブラッカイマーが絡んでいるだけに端からエンタメ作品に徹底し
人間ドラマは必要最低限の内容であればいいわけで
そういうところ前作同様、観客もしっかり心得ているんです。
現役トップガンの若きパイロットたちにとって
伝説的パイロットのマーヴェリックはもはや過去の存在だった。
ある極秘任務を成功させるため若手パイロットへの実践訓練として
マーヴェリックは教官に任命されるが、その型破りな訓練方法は、
キタキタ!これぞマーヴェリック!!!と、思わず膝を叩いてしまう。
訓練の過激さや、特殊な地形を目標に置く対地攻撃への緊張感は
もはやジェットコースター映画、いやそれ以上の迫力と断言していい。
人間ドラマも、それなりにウルっと来るラストでまとめられ
これは、もう一回劇場で鑑賞してもいいかもね。
◆
【今週のツッコミ】
・30年間テストパイロットで食い繋いでいたマーヴェリック。
・数年後には有人戦闘機はなくなり、すべて無人機と化す。
だからこそ今撮るべき続編だった。タイミング的にギリセーフ。
・F18スーパーホーネット4機の編隊で敵地に向かうときの
編隊を抜いていく十数発のトマホークの軌道が美しい。
・実際、あの第5世代の敵機ってロシア製か中国製のどちらか。
・ドッグファイトでコブラ軌道というトリック飛行で後ろの敵機を欺く。
映画ならではの曲芸と思いきや、実際の戦闘ですでにあったらしい。
・しかも、敵機の第5世代機はさらに上をいく回転付きのコブラ軌道。
これにはホントびっくり「なんだあれは!?」となってしまう。
・前作の最大のライバル、ヴァル・キルマーを出したなら
せめて唯一の恋人だったケリー・マクギリスも出せばいいのに。。。
最近の画像見て、キャスティングに二の足を踏んだか(←よしなさい)
・ならば、殉職した親友グースの妻メグ・ライアンだけでも。。。
・・・これも止めておいた方がいいかもね(←だからよせって)
・こうしてみると、トム・クルーズが実年齢よりも若く見え過ぎて
前作の恋人、親友やその妻たちとの見た目のバランスが悪すぎる。
・で、華を添える意味で登場したのがジェニファー・コネリーですか。
本来ならこの役こそケリー・マクギリスであるべきところ。
--------------------------------------------------------------------------------
監督:ジョセフ・コシンスキー
脚本:アーレン・クルーガー、エリック・ウォーレン・シンガー、クリストファー・マッカリー
音楽:ハロルド・フォルターメイヤー、ハンス・ジマー、ローン・バルフェ
出演:トム・クルーズ、マイルズ・テラー、ジェニファー・コネリー
『トップガン マーヴェリック』
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冒頭のタイトルロールと主題歌デンジャー・ゾーンで感涙!
◆
アメリカのエリート・パイロット・チーム“トップガン”だったが、
ある時そんな選りすぐりの精鋭である彼らをもってしても
達成困難な任務が立ちはだかる。
そして、その到底不可能と思われるミッションを成功させるための
切り札となる教官として彼らの前に現れたのは、
伝説のパイロット“マーヴェリック”だった。
トップガン史上最高のパイロットでありながら、
規律に縛られない型破りな性格ゆえに昇進とは無縁の海軍人生を送ってきた。
しかし、そんなマーヴェリックに対し、
若くてプライドの高いトップガン・パイロットたちは一様に懐疑的だった。
中でもマーヴェリックのかつての親友グースの息子ルースターは、
父の死にわだかまりを抱え、マーヴェリックに敵意さえ向けるのだった…。
<allcinema>
◆
36年の歳月を得て公開された本作は実写映画に革命を起こした。
キャストらが実際に戦闘機に乗り、飛行中の加速Gに表情をゆがめ
観ている我々も戦闘機に乗っているような感覚になる。
特にいいのが、カタパルト発艦シーンで強烈なGが抜ける瞬間だ。
あそこで約3Gだから急上昇の9~10Gの負担は想像を絶する。
ドラマも、前作から継承し、四半世紀強の空白をうまく埋めている。
なにせブラッカイマーが絡んでいるだけに端からエンタメ作品に徹底し
人間ドラマは必要最低限の内容であればいいわけで
そういうところ前作同様、観客もしっかり心得ているんです。
現役トップガンの若きパイロットたちにとって
伝説的パイロットのマーヴェリックはもはや過去の存在だった。
ある極秘任務を成功させるため若手パイロットへの実践訓練として
マーヴェリックは教官に任命されるが、その型破りな訓練方法は、
キタキタ!これぞマーヴェリック!!!と、思わず膝を叩いてしまう。
訓練の過激さや、特殊な地形を目標に置く対地攻撃への緊張感は
もはやジェットコースター映画、いやそれ以上の迫力と断言していい。
人間ドラマも、それなりにウルっと来るラストでまとめられ
これは、もう一回劇場で鑑賞してもいいかもね。
◆
【今週のツッコミ】
・30年間テストパイロットで食い繋いでいたマーヴェリック。
・数年後には有人戦闘機はなくなり、すべて無人機と化す。
だからこそ今撮るべき続編だった。タイミング的にギリセーフ。
・F18スーパーホーネット4機の編隊で敵地に向かうときの
編隊を抜いていく十数発のトマホークの軌道が美しい。
・実際、あの第5世代の敵機ってロシア製か中国製のどちらか。
・ドッグファイトでコブラ軌道というトリック飛行で後ろの敵機を欺く。
映画ならではの曲芸と思いきや、実際の戦闘ですでにあったらしい。
・しかも、敵機の第5世代機はさらに上をいく回転付きのコブラ軌道。
これにはホントびっくり「なんだあれは!?」となってしまう。
・前作の最大のライバル、ヴァル・キルマーを出したなら
せめて唯一の恋人だったケリー・マクギリスも出せばいいのに。。。
最近の画像見て、キャスティングに二の足を踏んだか(←よしなさい)
・ならば、殉職した親友グースの妻メグ・ライアンだけでも。。。
・・・これも止めておいた方がいいかもね(←だからよせって)
・こうしてみると、トム・クルーズが実年齢よりも若く見え過ぎて
前作の恋人、親友やその妻たちとの見た目のバランスが悪すぎる。
・で、華を添える意味で登場したのがジェニファー・コネリーですか。
本来ならこの役こそケリー・マクギリスであるべきところ。
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監督:ジョセフ・コシンスキー
脚本:アーレン・クルーガー、エリック・ウォーレン・シンガー、クリストファー・マッカリー
音楽:ハロルド・フォルターメイヤー、ハンス・ジマー、ローン・バルフェ
出演:トム・クルーズ、マイルズ・テラー、ジェニファー・コネリー
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同年代の女優さんには長すぎたようで・・・。
基本ハリウッド映画の男女年齢差は10歳~20歳はある。ハリソン、レッドフォード、もう、娘のような年齢差でしれっと恋人や夫婦役やって、孫の年代の子供がいるのが普通。
ただ、このトムさんは、36年たっているという設定をクリアしつつ、なおかつ若い、違和感がない。
そこがトムマジックでしょうか?
ほんとうに、よい作品になっていました。
ほんとに若い!トムは普通に40代半ばといってもいいくらい。
>娘のような年齢差でしれっと恋人や夫婦役やって、孫の年代の子供がいるのが普通。
ここなんですよ!
いつも不思議に思っている部分でしたが、映画的にはもう慣れてしまいましたよ。
本当に俳優たち戦闘機に乗ったのですか?
スゴいですよね。
水平に飛ぶ飛行機は大好きですが、ひっくり返るのは
絶対ダメです。
ケリーやメグは見た目が変化しまくりですが、
トムは若さ保ってますよね?努力の賜物ですね。
恋人役はジェニファーで大正解。
ドラマとしてもniceでした。
>本当に俳優たち戦闘機に乗ったのですか?
マイルズ・テラーなんか「トムが出てなかったら俺たちが戦闘機に乗れることはなかった」とまで言ってますから
今や世界のトム・クルーズと言ってもいいでしょうね。
元カノ、ジェニファー・コネリーのやさぐれ感ある演技は板についてましたね。