10月に消費税アップと同時に、キャッシュレス決済で還元するって事なのだけど、どうなの?
都会では色々なモバイル決済がどんどん行われているらしい?
などの疑問が湧いてきた今日この頃。
新宿紀伊國屋書店でこの本を見かけて、これはわかりやすく読めるんじゃないかしら?と思ってこの本を買いました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/22/681b6bdaf85342abf6fb277f9b7e191a.jpg)
我妻さんという方は、よく知らなかったけど、思った通り分かり易かったです。
キャッシュレスやモバイル決済の説明もだけど、日本が特殊なお金事情である事、中国や北欧などとの比較などが面白かったです。
私は、クレジットカードはある程度以上の金額の買い物や旅行での買い物(特に海外旅行)にはだいぶ前から使ってました。
最近ではネットでの買い物や予約などはカード決済がほとんどになってます。
キャッシュレスという意味では、東京やその他では交通機関でスイカを使ってますが、最近はスイカに多めにチャージしてコンビニとかでも使ってます。結構楽😉
でも、それ以外はあまり使ってないな〜〜〜
これからどうしようかしら?と思っていて、この本を読んだわけです。
結果、とても勉強になりました。
どのカードが良いとか、どのモバイル決済が良いとかを簡単に教えてくれるようなノウハウ本ではありませんでした。
どちらかというと、今までのキャッスレスの世界の流れと、その中での日本の特殊性を説明してくれて、なるほど!そうなのね!と思うところが多かった。
中国のニュースでQRコードでのモバイル決済が進んでいるというのがよく出るけど、どうしてあんな感じになったのか、というのも良くわかったです。
日本ではキャッシュレス決済といえば、クレジットカードが主流で、その後にモバイル決済が出てきたので、中国のニュース見ると、すごく先に進んだのね?って思ってた。
でも、実は中国はクレジットカードやPCが家庭に浸透する前に、スマホをみんな持つようになったため、その段階を経ずにスマホ決済のシステムが作られたという事。
人口が多くて国土が広いので、クレジットカードの安全性を保証するのが難しい事、PCよりも先にスマホが浸透した事で、銀行とスマホを繋いで直接決済する方法がすごく伸びたって事らしいです。
そして、偽札問題があるので高額紙幣がほとんどないし、使えないらしいというのも、スマホ決済に集中している理由でもあるらしい。
ただし、これは都会に限定されていて、やはり地方では現金決済がまだまだ主流だそう。
(これはどこの国もそうなのかな?)
いわゆる途上国、アフリカなどでも、偽札問題や通貨が不安定なのと、銀行口座を持たない人も多くて、口座が無くてもスマホを使って送金したりするシステムができたりしてるらしいです。
そうなのか〜〜。日本で起きたことが標準では決してなくなっているんだなと驚きました。
もっと驚いたのが、北欧では現金決済を無くす方針にまでなっているっていう事!
2030年までにキャッシュレスにするのだそうな!
なぜかというと、安全性と透明性の確保のため。
なんか、すごいな〜〜〜。今でも北欧はクレジットカードなど持っていかないと、非常に面倒だそうです。
世界のお金事情はそれぞれの方向に凄いことになってたのね。。。。。
日本は円への信用が国民の中ですごくあって、偽造にもすごく技術力を投入しているから、お金への信頼感が並外れているらしい。
また、クレジットカードのシステムがとてもきちんとできているので、クレジット決済への信用と使用がとても一般的になっているっていうのも、そんなに普通のことじゃなかったのですね
なので、なんで今更これ以上のキャッシュレスが必要?って思っている日本人が多いのよね、きっと。
でも、都会でスイカで決済したりすると、すごく楽ではあるな〜〜と思うようにはなってきました。
あと、日本のポイントで還元しようとするのも、とても特殊な事だそうで、ポイントをこれからどうしていくかっていうのも、各カード、決済の課題らしいです。
私は、飛行機のマイレージとメインカードのポイント以外は、面倒くさくなっちゃったのですが。。。。
色々とわかった上で、この後どうするかは、あなた次第⁉️
国ごとに事情が違うように、個人もどんな生活をしてるかによって最適なカード、最適な決済が違うって事。
そしてどんどん変化してるから。
そして、私たち消費者の動向がこれからのキャッシュレス決済の方向を決めて行きますよ❗️っていうのを投げかけている本でした。
なかなか、勉強になりました。
さて、私はどーしよーかな⁉️🤔