京都一乗寺の書店・恵文社は本のラインナップが素晴らしくて、全部買いたくなるくらいでございます。
私のための本屋さんか!と思うほど。
しかし、お財布が許さないし、持って帰るのも重いしで、今回は3冊。
これも読みたいと思う本はメモして後で確認する作戦ですが。
漫画コーナーさえも私の好みの本がたくさんあったので、2冊
『家が好きな人』 井田千秋
『Cat Nip 4』 大島弓子
『家が好きな人』は以前から読みたいなと思っていた漫画です。
一人暮らしの若い女性がお部屋で過ごすだけの漫画だけど、とっても良かった。
広くて高そうなマンションではなくて、普通のアパート風のお部屋で過ごしている人たちがそれぞれのちょっとしたこだわりで幸せなお部屋を作っている様子。
それがとっても素敵!
私は一人暮らしをしたことがないので、こうやって一人暮らししてみたいななんて。
若くなくても、広くなくても、住むところを自分だけの好きにできるっていいなと思いました。
『Cat Nip』は大島弓子さんの猫中心の漫画
大島さんの漫画は私の十代から二十代にかけての精神構造に大きく影響したものの一つです。
文学的であり精神的であり、今読んでもすごいお話が多い。
そんな大島さんですが大病されてからは大作を描くことなく、猫を中心にした漫画のみになっています。
猫ちゃんたちがみんな高齢になってきて病気のお話が多くなっていますが、大島さんはまだお元気にしていらっしゃるのねというのが嬉しいファンです(笑)
みけまるって猫ちゃんも出てくるのでした。
そしてもう一冊
なんだかよくわからないけど、これはなんだ?面白い?って思って買った本
『アーサー・マンデヴィルの不合理な冒険』 宮田珠己 (画)網代幸介
不思議な物語のようですし、絵がすごい!
本の中にもヨーロッパの古書の中に出てくるような絵が!
こういう本は都会の大型書店でしかないし、しかもそんなに前の方にあるような本ではないので、恵文社に来なければ出会わなかっただろうなと思います。
どんな内容なのかしら?
読み終わった暁には感想を書こうと思います。