このブログを初めてから今日が4500日目だそうです。
この1年間はほぼ毎日アップしてきたけれど、去年の7月までは月に何回かアップする程度だったので、細く長く続けていたって事ですね。
2008年の4月16日が初めての投稿でした。
初めての投稿は「ブログ再開」っていう投稿。
gooブログの前、2007年7月からライフドアブログに書いていたことがあったので、こちらで再開しますということをお知らせしたのが初めての投稿だったんですね。
当時の記事を見たら、今よりもアップは少ないけれど本の紹介は推考して書いていたように感じます。
読んだ中から良かった本を選んで、すごく考えて書いていたなと。
今は読んだらすぐに書くようになったし、あまり考えてると毎日アップできなくなってしまうので、軽い感じになってるな〜〜😅
一番良いのは毎日よく推考してブログアップするのが良いのでしょうが、そうすると多分毎日続かなくなるので、今はとにかく毎日書くって方を優先しています。
継続と完成度は二者択一ではないとは思うので、これからは完成度を上げるべく努力目標にしようとかと(あまり頑張らない程度に😉)
昔のブログを見返すと、記事の内容も懐かしいし、今との違いを知ることもできて、なかなか良いなと思いました。
今日見つけた、2007年のライフドアブログに載せていた『指輪物語』のおすすめ文章を載せてみます。
J R.R.トルーキンの『指輪物語』は好きを通り越して、マニアかもしれません😉
これまで読んだ中でのベスト5に入る本。
山口県立大学の学生さんが作っていたフリーペーパーにおすすめの本の事を載せてもらっていた時期があって、そこに載せてもらった『指輪物語』の事を書いた文章です。
その原稿をライフドアブログに載せていたのを見つけたので、ここで紹介させてください。
良かったら読んでくださいね。
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『指輪物語』 J.R.R.トールキン著
映画『The Lord Of The Rings』は観ましたか? 『指輪物語』は当然のことながら、この映画の原作です。
映画を観て、よく解らなかったという人、もっと内容を知りたいと思った人、戦いの場面が多くてなんだかなと思った人、「ホビット」や「エルフ」や「ドアーフ」っていったい何なの?と思った人。この原作を読んで見てください。さまざまな疑問が解け、また新しい『The Lord Of The Rings』の世界が広がると思います。そして、映画を観ていない人は先入観無く原作の世界を楽しんでください。
著者のJ.R.R.トールキンはイギリスのオックスフォード大学の言語学・伝承学の教授でした。はじめは自分の四人の子供達に『ホビットの冒険』のお話を作りました。これは、『指輪物語』に直接つながるビルボ・バギンズの冒険旅行の話です。
この後、長い間構想を練って書いたのが『指輪物語』です。穏やかで小柄なホビット族の青年フロドが養父のビルボから謎の指輪を譲られたことから、長い物語が始まります。フロドと指輪はトールキンが綿密に作り上げた壮大な架空の世界で思いもよらない冒険の旅を繰り広げていくのです。確かにあまりの長さ(巻数の多さ)に圧倒されるかも知れませんが、読み始めるとどんどん先が読みたくなるお話です。
そして初めて読む時には序章の部分は飛ばして読んでも良いと思います。この説明部分でいやになってしまう人が多いので、ビルボの誕生祝いのところから読み始めてみたらどうでしょうか。
今の世界情勢の中で映画『The Lord Of The Rings』を観ると、見方によっては悪がステレオタイプに描かれていて、勧善懲悪過ぎると思えるかもしれません。トールキンが『指輪物語』を書いたのも、二つの世界大戦をまたがった時期です。しかし、トールキン自身はこの物語を何らかの比喩で書いたわけではないと言っていますし、原作を読むとその点の見方も変わると思います。
ぜひ一回この本を手にとって、読んでみてください。指輪の世界に入ってしまうと読み終わるまで出てこられないかもしれませんよ。
一つの指輪は、すべてを統べ、
一つの指輪は、すべてを見つけ、
一つの指輪は、すべてを捕えて、
くらやみのなかにつなぎとめる
(指輪物語より)
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最後まで読んでくださって、ありがとうございます。
これからもなるべく長く、なるべく毎日書きたいなと改めて思った4500日目でした。
そして、自分の好きな事を好きに書くのが目的のブログだけれど、少しずつでも文章や内容を良くしていけたらいいなと、いつになく真面目に思ったのだった😉