日中は気温が高い日が続いていますが、朝夕は涼しく秋の訪れを感じる頃になりました。
先月は、口径2尺の梵鐘の鋳造火入れを行いました。
写真は砂の鋳型に溶かした銅と錫の合金を流し込んでいる様子です。
今回はお客様より筆字の書を御原稿として預かり、鋳型を製作させて頂きました。ご住職様やご縁のあるお寺様、檀信徒の皆様の多くの想いが書かれた文字が鐘に浮文字として刻まれました。
11月に関東へお納め予定です。早いもので、今年も残すところ3ヶ月足らずとなりました。疫病退散の祈りをこめて年内の納品と除夜の鐘のメンテナンスに向けて、精進致します。