えんかん 磐田演劇鑑賞会

観劇へのお誘い   "文化のシャワーに洗われる心"

舞台ポスター色紙展

2012年10月26日 | えんかん街に出よう!

舞台ポスター色紙展

 

掛川市で行われている『遠州横須賀街道ちっちゃな文化展』で、舞台ポスター色紙展と題し、過去磐田演劇鑑賞会(磐田のえんかん)が主催した舞台の中から、主に『前進座』の舞台ポスターや色紙を展示しています。
『前進座』は、1979年から2010年の間に21回も来磐しております♪
そして、今年12月7日にまた、『あなまどい』で来磐の予定です。

ぜひ!見に来てください。


文化講座『ロシア文学とアンナ・カレーニナ』

2012年09月12日 | えんかん街に出よう!

9月8日(土)は磐田演鑑久しぶりの文化講座でした。
   独自企画としては15年ぶり?もっと前だったかもしれない。

例会「アンナ・カレーニナ」に合わせて、「ロシア文学とアンナ・カレーニナ」として開かれました。

わかりやすいいい話でした。

 ※ 講師小田光雄さんは磐田市出身の文芸評論家。
 講演内容は、はじめに戦後における日本文化の変化に触れ、明治期福沢諭吉の「文明論乃概略」の中にある諭吉の思いをとらえ、
 明治維新の変遷にあってその変化に「一身にして二生経るが如し(ごとし)」をあげ、戦後何もない時代から今に至った私たちは「一身にして三生経るが如」とも言えると語り始めました。
 つまり人の一生と云うのはいかに激動続きかといことから説き、日本近代文学が明治期に入って世界からの影響をどう受けたか、など話していただきました。
 十返舎一九の「やじさんきたさん」から話が始まり、おもしろい展開でした。くわしくはえんかん「つらね」に掲載します。

   
写真 上 満席の場内、右 栗原小巻の過去の例会紹介・ポスター・色紙展(9/30例会場でも展示予定)

 


遠州横須賀街道ちっちゃな文化展

2012年08月10日 | えんかん街に出よう!

 えんかん街に出よう!

次の企画は、9月8日(土)『アンナ・カレーニナとロシア文学』です。

そして、その次の企画案が決りました。
『遠州横須賀街道ちっちゃな文化展』

 展示 案 : 演劇に関するポスター・色紙及び作品資料紹介

テーマ 前進座の舞台(磐田演劇鑑賞会が30年間に上演した作品から)
     舞台に現れた人々の暮らしと思い
     12月例会「あなまどい」宣伝も兼ねる
    
前進座の舞台から、歌舞伎・時代劇を取り上げる


歌舞伎編  「切られお富」 「俊寛」 「解脱衣楓累」 「おもん藤太」・「文七元結」
        「唐茄子屋」 「鳴神」・「素襖落」 「魚屋宗五郎」
        「晒三番隻」 「佐倉義民伝」 「三人吉三巴白波」    「勧進帳」 

時代劇編  「さんしょう太夫」 「怒る富士」 「柳橋物語」 「五重の塔」
        「水沢の一夜」 「さぶ」 「赤ひげ」 「金木犀の花」 「旅の終わりに」
        「お登世」 「あなまどい」

    これらの作品から、みんなが知っているもの・人情もの。
    また悲劇性のあるもの・名作歌舞伎の紹介  ・前進座役者紹介   中村梅之介  他  

 

 「あなまどい」の解説
    映像紹介  ビデオ・DVD利用   

 


磐田演劇鑑賞会2013年作品紹介 チラシ、ポスター
1月 「カミサマの恋」
3月 「片付けたい女たち」
5月 「ハムレット」
7月 「をんな善哉」
9月 「樫の木坂四姉妹」
11月 「くにこ」

    2013年に登場する役者たち

 文化展参加の意義は
 「人は集団で生き、労働によって発達し、文化によって結ばれる」
 「自然界同様、表現の世界も多様に満ちて進化し続けている、そんな中で偽物をつかみたくなかったら、自分が本物なることだ」
 「野菜の大根さえ、太陽があり種があり、土壌かあり、水に肥しをやって間引いて、結果として立派なものが出来る」
 「その人の目的に対応する形で環境は存在する」 

演劇を紹介する場で、演劇を語りその反応と興味を捉え、何が求められているのか、私たちの歩みが果たして正しいのかどうか。