えんかん 磐田演劇鑑賞会

観劇へのお誘い   "文化のシャワーに洗われる心"

嵐圭史の愉しい世界

2013年02月28日 | 運営委員会

今日の午後は、仕事を休んで「前進座の嵐圭史さん」のせりふ入りトークと朗読でつづる「嵐圭史の愉しい世界」に参加してきました。

磐田では、静岡県のどこの鑑賞会もやらなかった「子午線の祀り」という名作を過去に上演したという経緯があり、

今回、その前身の「平家物語による群読・知盛」の一説を朗読してくださるということで、とても楽しみしていました。

あいにく、圭史さん風邪ひいてしまって微熱があるそうで・・・お声がいまいちつらそうでした。

でも、いくつになっても素敵な方です。

 

 

本に私の名前入りのサインをしていただきました。(やった~!!)

今回、スタッフとしての参加でもあったので、色々お話しもしてしまいました。(^v^)


「片づけたい女たち」運営サークル

2013年02月13日 | 片付けたい

25210 「片づけたい女たち」運営サークル 会議報告

 ※ 2月7日(木)有本さんを迎えて、ワークピア磐田において第2回運営サークル会が開かれました。

参加は7サ/11サ22名の参加で、大変面白くまた積極的な発言で盛り上がりました。

 

※ グループる・ばるの制作有本さんは、浜松出身(美人)45歳。
制作会社プリエールにあって、グループる・ばるの制作を担当しているとのことだった。
グループる・ばるとはフランス語で(舞踏会)という意味とか。

今回は笑いの連続ながら、その中に秘められている今の女の人の屈折する思いが、笑いながら自分を写してみているとの事。

舞台を観て「まだうちのほうがいい」と思ったり、帰りに掃除道具を買って帰った人とか、舞台はずきりと、笑いの中に今の女を浮かび上がらせるとか。

 

 休憩なし。会場へは開演には絶対間に合わせて欲しい。幕の上がるのを観て欲しい。その驚きがまず大切と有本さん。

ゴミ一つ一つが小道具とか、毎回ごみが同じ所にセットされるとのことで、何と小道具等を扱う舞台監督が「読売演劇大賞・優秀スタッフ賞」を受賞したとか。

 

 

※ 運サの自己紹介の中で「私誘われて入会した」との声に有本さん「まず自分から入ろう

とする人、居ないんじゃない・自分からチラシやポスター見て観てみましょうなんて云う人」

まず、今は他力本願ではだめで、まず地道に声かけ・声かけ、どんどん行って断られてもあきら

めない、くよくよしない、ただしく頑張る。

いいと思う芝居を勧める。私たちは楽しさと幸せを与えるのだから、自信持ちましょう。

有本さんの言葉です。

 

※ こうしたことから、この芝居はまず女性たちには絶対のお勧めで、「この芝居で勧められないなら他に声かけられるものはない」これも有本さんの言葉。

実際各劇評をはじめ、ウエブ・ブログに掲載されている、この公演の感想はべた褒めだ

芝居を観ない人は多い。そのまま一生終わる人は大半です。

まず手はじめがこの芝居は最適と。芝居は重い内容ものが多い。それなりに受け止めるけど、スカッとしたいということもある。この芝居はその要望にこたえられると。

 

 

※ 自己紹介の中でのある方は、男性を誘おうよ。退職後の男性を。だいたい女性がどこも多いが、今男性も奥さんと共に旅行とか出てくる人多くなっている。

是非男性を誘いましょうという提案がありました。ホント男の人誘いましょう。この芝居を観て女の寂しさが分かったらきっと魅力的な男になるかも。

 

※ 会員制に対する意味をまず理解していきたい。  

と今後の取り組みの中で話されました。

会は芝居を見せてあげるのではなく、会が芝居を呼んで会員が楽しむ。

その経費は、会員個人が負担し、持続は新陳代謝がつきもの、常に退会者が出るもので

その補充拡大が常である事を理解してほしい。

2年後の企画が始まる今、2年後の私たちの会の存在が劇団としては当然であって、だから契約できるわけです。

一本だけ観せる会ではないのです。会員になりませんかという呼びかけは、私たちの会の存続の原点なのです。

 

※ 磐田演鑑はいつできたかというと、1979年に、浜松演劇鑑賞会の会員とこの中遠地方の文化愛好家が集まってつくられた。以来34年間の舞台は今年の秋220回になる。その間例会を楽しんだ人たちは延べにして20万近い。いわゆる会員であった多くの人に支えられてここまで来たのです。はじめは学校の先生が率先して多くの人に薦めたり、いわゆる文化愛好家と云った人たちが誘い集まっていた。いまはいろいろに忙しく、演劇鑑賞はほんの一つの文化とでしか捉えられて、その広がりは私たち自身で語りかけることになって来ています。

 全国のこうした鑑賞会の会員はみんな苦労して取り組んでいます。そうした苦労に劇団も率先して協力体制を組んで共に演劇文化を育てようとしています。

 

※ さあ、河津桜も咲きだしました。

 少し消極的になる冬ですが、暖かくなると心がうずきます。少し勇気を持って語りかけましょう。もうすぐ春ですよ。

※ 退会者24名、現在入会者は2名。例会担当する時はクリアー10名上乗せ。総会での方針です。34名以上に向かって頑張りたいと思います。

 担当のサークル全員でまず一人を誘いましょう。各サークルからの目標が出ています。サ-クルで目標の出ていない所 は、事務局に連絡下さい。こちらからもどうですかと電話でおたずねするかもしれません。

お誘いの為のチラシとかを大至急用意してお届けしたいと思っています。

次回運営サークル会は227日(水)です。昼夜開きます。誘いあって参加して下さい。

 

磐田演劇鑑賞会 『片づけたい女たち』運営担当  橋本・藤田・渡辺・事務局 安間

            事務局 電話 0538-34-1021        


グループる・ぱる から

2013年02月13日 | 片付けたい

磐田演劇鑑賞会の皆様へ

  

はじめまして、グループる・ぱるです。3月の例会「片づけたい女たち」ではお世話になりますが、どうぞよろしくお願い致します。

「片づけたい女たち」は二〇〇四年の一月に初演の幕を開けました。作・演出家の永井愛さんのご自宅に集まり、どんな作品にしようか相談する台本会議が行われたのですが、何といってもとにかく姦しい面々。遅れてくるもの、道に迷ってつけない~と電話してくる者…と始まる前から大騒ぎ。やっと揃ったかと思えば話はすぐに脱線して、ただのお喋りに。そして、止めるつもりがつい話に加わってしまう永井さん。いつまでも本題に入れず、本来の台本会議の目的は果たせませんでした。しかしその時、才女永井さんは「これもまた台本会議だった」と閃いて下さり、「本題に入れない」「片づけられない」そういう女たちに向かって芝居を書こうと、決めたのでした。

物であふれている部屋という設定が決まった後、美術プランナーと装置の打ち合わせになりました。どの程度の物量を…となった時に、スタッフの一人の部屋が、テレビのニュースに出てくるゴミ屋敷のようにすごい状態だということを知り、みんなで訪ね、写真を撮り、参考にしました。かくしてその後この作品の一番の売りともなった「物で溢れかえる部屋」という装置が出来上がったのです。

空き缶の話をしているときには空き缶を持ち、服の話のときには服に触っていないといけない、という具合で、物とセリフは連動しています。そのため、すべての物の置き場所は正確に決まっています。ホントに散らかしただけのゴミだったらどんなに楽でしょう。でもこの舞台上の数多の小道具たちはすべてきちんと計算され、毎回同じ位置に置かれています。この気の遠くなるような細かい作業が評価され、舞台監督が「読売演劇大賞・優秀スタッフ賞」を受章したほどです。もはやベテラン女優三人が認める、最強の共演者にして主役なのは「ゴミ」なのであります。

 この作品は三人だけのお芝居です。人数が少なく出ずっぱりのため、当然セリフの量も膨大です。そこにごみと連動した動きが決められていますので、頭も体もフル回転で演じています。初演からおかげ様の好評で再演を繰り返し、すでに百二十ステージ、九年の年月が経ちましたが、初演の頃の勢いそのままに、テンポの良いお芝居をお見せできるよう、日々精進しております。名実ともにグループる・ぱるの代表作となり、私たちがとても大切にしている作品です。この「片づけたい女たち」で初めて静岡ブロック、初めての磐田演劇鑑賞会さんへお邪魔できるのは本当にありがたく嬉しいことです。緞帳が開くと同時にすごい光景が現れますので、皆様遅れずにいらして下さいね。皆様の元気な笑顔にお会いできる日を、一同心待ちにしております。

 

                      グループる・ぱる 制作 有本佳子


報告『片づけたい女たち』第1回運営サークル会議

2013年02月12日 | 片付けたい

報告『片づけたい女たち』第1回運営サークル会議報告

担当サークル数 11(準1) 会員数  114  担当  橋本・藤田・渡辺・事務局 安間

開催日1月18日 昼 6サ 6名(担当:渡辺・藤田)夜 4サ 7名(担当:橋本・藤田)

進行 ・昼は事務局長がほぼ参加できなかった。夜は参加できた

     いつものパターンで進行、状況説明。一月例会退会者報告と入会者数

     自己紹介はいつものように自由に話してもらう。入会した頃の話から、自分の仕事のこと(稲面の里・トーモノサト)の話で盛り上がったり、市議選の後援会の話、また現代女性がつかめないから、運営サークルが高齢化で辛い、とかとか

    またはじめての参加の男性は、この運サへの参加の少なさに驚いていた。対象サークルが準サークルをいれて12である事会員数が114であり、各サークル複数でとの呼び掛けに対して、参加が少ないこと、また夜の会議も用意されていることを説明した、

     担当する「片づけたい…」例会内容については2/7二有本さんに語ってもらうこととして、チラシ及び有本さんの便りを配った程度とした。尚夜については事務局長が有本さんの文書を読んで紹介した。

    日程確認をして、2/7日有本さんを誘う会について話した。場所は事務局かどうかを諮ったが、あまり反響はなく、一応ここ以外で検討とした。(会場を事務局にあたってもらい・ワークピアとした、車の駐車が困らない事から)。参加要請を積極的に呼び掛けたいとして、例会当日、この開催を全ての(担当サークル)会員に伝えて欲しいとして、チラシを作成し会場での手渡しをすることにした。

    その後、色々な課題を質問として出し、書いてもらいまとめていくことを提案し、準備した質問に答えてもらった。時間的に15分ぐらい。一種の書面ワークショップ型? 総数会員・代表者13人と運営委員4名を加えた17通15問に答えてもらった。尚無回答もあったが、質問と回答については別紙参照

 

 質問15項目の分析

   1・2 演劇を語っているかの問いと新しい人対象に演劇を語っているかの問いには。

      そうした行為なしが1。あとは何らかな形でまた、あらゆるところで演劇が語られていた。これって文化運動です。

   3  声かけについて聞いた、例会によって対象者を変えているかと。その人の好みで多少は行っている人。あまり作品と誘う対象者は考えない人もいた。

   4  「片づけたい…」の作品は誘う相手のイメージについて聞いた。この質問は少し混乱したが、この作品を誘いやすい人は中年以降の女性と答えてくれた人が、半数、特定しなくてもいいという声もあった。(片づけたい…)を「自分かな」とか「謙虚さのない人」とかの回答もあった

   5・6 若い世代とのつながりを聞いた。また若い世代の興味あるものを聞いてみた。積極的に生きているはずの演鑑女性でも世代間交流は少ないようだ。交流が少ないから今の若者がわからないようで、スマートホンとかバラィティ―、とか。多様化しているという答えに表され全体が見えないようだ。

   7  対人間関係がどの点にあるかとボランティア参加を聞いたが意外と少なく、ボランティア意識と違う地域協力はしているようだ。

   8・9 会員制を聞いた。いわゆる一年以上会員である事の抵抗は少ない。入会時点ではあまり詳しくは語られていない。基本的には会員制であることが観続けられるしいろいろな分野のものが観られるという認識は持っている。根には自由に見たいという意識はあるようだ。ただ続けたいが身体が利かないという老化の部分を語る人もいた。組織があるから芝居を呼べるという理解度がもう一つ。

   10  運営サークルの現在の進め方について聞いた。割り切っている人もいるし、積極的な方もいる。が高齢者故の困難さと苦痛が伴う人もいる。無回答とわからないという人が4。かかわり方によって楽しいさを感じる人苦痛と感じる人もいる、が仲間意識を持ち、苦しいが楽しんでやろうという声もあった。

   11  声かけの資料について聞いた。例会のみに限ったもの、えんかんの楽しさが載ったもの、知名度の高い出演者のリスト、見どころの載ったもの、声かけのノウハウが書かれたもの、などなど。無回答6

   12  えんかんとしての宣伝は 市の広報を使えが3。声かけが5。人の集まる場所で宣伝、もっとテレビの舞台中継を、新劇などの地味なものでも、再放送ばかりのNHKに要望せよ(演鑑連として)(劇団として) 無回答等6

   13  運営サークルの取り組み方を聞いた。10と同じで、最初入った時より大変になっている。多くの人と語れる魅力がある。運営サークルの全員が運営委員という考えになる(する)こと。これが運営サークルの取り組み。(と、模範的な答えがあった、それに苦労しているわけで)はじめての人でも心開ける気がして気持ちが楽です。との答えはくすぐったい。これしかないか、もっとサークルを増やすしかないとの答えも。無回答6

   14  これも広げることの具体的活動を求めたが、基本的には対象を絞っての働きかけ、訪問などが大切。チラシを置くだけではだめ。

      誰でもいいが自分としてはその人との関係が大切。気の合わない人には声かけ出来ないと、運サ会議の場で語った人がいた。

   15  最後の手段で一回だけでもという呼びかけ、飛びつくと思ったがみんなまともで、その効果を疑う人多かった。つまり組織拡大強化は、観るだけで誘っては組織強化にならず、弊害を生むようだ。誘う時、会である事の重要性を語るしかないようだ。

    

今後の取り組みについて

 

 今回の例会の運営サークルの取り組みは、これらの声を頼りに声かけの対象をよく選んで

地道に誘うことと当たり前の所に行きついた。そこで、どの程度取り組めるかわかりませ

んが。下記を今回の私たちの取り組みとしたい。

 

「片づけたい女たち」の対象者は女性だが、現代を切りとっている内容だから、誰でも誘いやすく語りかけやすい。だから自信を持って語りかけよう。

 

作品をよく理解し、その作品の見どころをつくり単発チラシを多く作る

 チラシ作り・あらすじと見どころ・劇評等

 

人を誘うためノウハウをつくる。

 誘い方、手紙、訪問(これだけの目的で訪問する場合は事前コンタクト必要) 紹介依頼(会員の中からの紹介)など

 えんかん歴史と会員制の理由、年間企画と、文化運動だということ

 (演劇を呼ぶ[劇団がくるのではなく我々が観たいから来てくれと呼ぶのだ]ということは、一人を呼ぶ、単独でやるというものでなく。劇団数十人(役者・裏方など)がある時期を(約一カ月・稽古を含めると2カ月近い)確保しなければならず、その予約等は各団体の会場条件を合わせ、膨大なもので、ただこれ観たいというだけではその企画計画そのものに対して参加できない。磐田の会員組織として参加するもので、数年後の予約するにあたって、その経費と鑑賞者の確保が必然であり、当然会組織の確立と存在は絶対ということになる。会員を誘うということはこの組織に入ってもらい、共に楽しみ運営参加し演劇を地域の中で語り合うことだ、これが一つの文化運動ということになるのでは、それが日本の演劇運動を盛り上げ支援するということにつながっていく。)

 

えんかんの楽しさなどの資料をつくる

 芝居の楽しさと感動、人とのつながり

 

会議は和気あいあいとし、押しつけ的な話はしない

 会議の進行等内容を常に参加者に聞きながら続ける

 

自分の目標を数だけでなく、対象人物・団体・サークルなどをあげてもらい。語りかける行動を起こそう。誰かがやるのでなくまず、動いてみましょう。

抵抗あるかな― 


「片づけたい女たち」 第2回運営サークル会議

2013年02月07日 | 片付けたい

本日(2/7)は、ワークピア磐田にて舞台「片づけたい女たち」(グループる・ばる)の制作・有本佳子さんをゲストにお迎えしました。

出演の3人、岡本麗・松金よね子・田岡美也子の裏話や、この舞台が出来たいきさつなどとっても楽しいひとときでした。


有本さんは、静岡県浜松市の出身の45歳。東京でプリエールという製作会社の代表です。地元出身という事もあって熱く語る彼女は素敵でしたよ。


私は、2004年の初演を東京で観ているのですが、あの当時主演の3人は50代・・・今は60代。どんな演技を見せてくれるのか楽しみです!


片づけたいって、いろいろな意味にとれますが、この片づけたいは、部屋のゴミが片付けたい女のこと・・・・。さてどんな幕開けとなりますか・・・ヽ(^o^)丿こうご期待!!

報告:運営委員CさんFBより