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我が心の俳句とか徒然 〜祖谷馬関〜

千句達成 「神在月のうた」 献上!

本日をもって「千句達成」(°▽°)

お蔭をもちまして、記念すべき日を迎えることが出来ました。(^。^)

3年半前の2020年2月にブログ「我が心の俳句」を開設してから1346日、途中、短歌や随筆などにも寄り道しながら「我が心の俳句とか徒然」に改名して走り続けてまいりました。(^_^)

昨年秋には、思わぬ大病を患い「あわや?」という人生の危機もありましたが、亡き父母に守られ導かれたか、元気に回復することができました。m(__)m

入院や手術の経験は、生命の大切さ、生まれきた理由、生きることの意味、果たすべき使命など、いろいろなことを深く考える契機となりました。(^-^)

折しも、今日10月29日は、同い年の今は亡きいとこ「長澤しのぶ」ちゃんの誕生日です。(^_^)

存命なら馬関と同じ58歳、、、五十路を迎えてまもなく天に召された「しいちゃん」、、、天国でお父さんお母さんと仲良く三人で暮らしていることでしょう。( ; _ ; )/~~~

馬関は、与えられし生命を大切に噛み締めながら、これからも、日々、精進を重ねてまいりたいと思います。(^。^)

皆様には、ご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。( ^_^)/~~~

☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆

旧暦10月、現代の概ね11月は、全国的に「神無月」(かんなづき)と呼ばれていますが、全国の神様が集う出雲地方では、あえて「神在月」(かみありづき)と呼ばれています。(^-^)

出雲大社に集っておられるであろう八百万の神へ、この千句を献上申し上げたく存じます。m(__)m

「来し方や神在月に千句発つ」 祖谷馬関

(注)神在月は初冬の季語。陰暦十月のこと。出雲の国に全国の神々が集まり、各地のお宮では神々が留守になるという。急速に季節がうつろう頃でもある。出雲では神在月、神有月ともいう。

句集 「神在月のうた」 20231029

-100-
・来し方や神在月に千句発つ
・万国の未来咲く春夢の洲
・南瓜の供養もあるにハローウィン
・秋麗ら憧れ出ずる前奏曲(プレリュード)
・オタク語を切り捨てたるや鎌鼬
・我でなし身に沁む風の碌でなし 
・秋惜しみ夜通し響け君の音
・街道に灯火親しむ竹之内
・国想ふ道こそ遠き枯野かな
・枯葉舞ふ風の吐息か古ピアノ
-90-
・還暦を過ぎて三十路や冬隣
・星流る囁く歌の旅立ちか
・独り来て誰を想ふや雁の寺
・蛍雪に遠く夜長の古ノート
・空高し古都の甍に華の散る
・秋麗や駒に身を寄せただ一途
・秋深し赴くままに夜を駆ける
・凩も生きる証と微笑みし
・不知火や真意の胸に明滅す
・無き月を愛づや風趣の無月かな
-80-
・うつろひぬ若き心よ秋の空
・夢の的弓張月の夜に射よ
・叡山や雲に隠れし秋の雨
・栗飯や宿題ノートあとでやる
・新大豆醤となりて又逢わむ
・月欠けて夜長四方山話かな
・五月雨や命からがら伊賀越路
・金色に心も染めし稲の波
・榲桲の実の懐かしき夕べかな
・浮く竹輪沈む玉子や関東煮
-70-
・青北風や胸の隙間にご用心
・身を張らず空に控えて降り月
・天高く一筋の龍秋の空
・秋深し哲学問ふや細き道
・色付いて戸惑ふ栗も龍田姫
・独りゆく都大路や夕月夜
・星月夜あの日の未来此処に居り
・木天蓼や再び鮑喰ひけり
・檬果と香り競ふや麝香葡萄
・栗供え満を待たずや後の月
-60-
・虎穴より虎の子出でて上り月
・幼な子や鶺鴒追ひて散歩道
・俺お前あれこれの仲菊日和
・大陸の風に吹かれよ曼珠沙華
・彼の人へ想ひ伝えよ碇星
・雷雨あり涼しさを乞ふ白露かな
・カーコーと菊や重陽土俵入り
・週間を出棺と打ち亜紀の飴
・月給を羨む店も月見かな
・秋麗や来し方もふと愉楽かな
-50-
・馬肥ゆる奇祭の由来誰知らず
・なゐふるや憂いの果ての秋の宿
・人生を気長に想ふ夜長かな
・思えども行方知れずや秋の虹
・一言の重みで落ちる釣瓶かな
・名月や満ち欠けて満ち深呼吸
・中華より押し寄せし声野分かな
・バズるとは恥ずることかな残る菊
・寄り付かぬ夏の火鉢や女郎花
・逝く人の哀しみ悔いて風の盆
-40-
・貝殻も胡桃も見えぬ海の塚
・冷房を睨みカーフを慈しみ
・処暑の夜に時節を告げよ鉦叩
・待ち人やジンジャーの花連れて見ゆ
・戌の日のまた巡り来る晩夏かな
・消え入るも世の理や秋の蝉
・菓子を見せ句を捻らせて地蔵盆
・夏の湖分け往く舟に鳰の笛
・次々と心に灯る送り火や
・常夏の楽園失せて砂を噛む
-30-
・寒蝉もじっと鳴き止む野分かな
・アラカンや残る暑さの沁みる夜
・亡き人に思い寄せてや精霊馬
・あの頃の未来にいるよ盂蘭盆会
・ハワイへと思い馳せるや葦簀茶屋
・陽炎に幻の船進みたる
・広島と長崎つなぐ夏の空
・秋立ちて彼の狼藉を忘るまじ
・炎天にもしもと呼ぶも応え無し
・落ち蝉の紡ぐ生命や原爆忌
-20-
・萵苣の葉の瑞々しきや君の朝
・福まねく雛のダンスや夏の月
・かじふちや過ぎたる後の蒼き空
・かなかなと少年時代空を過ぐ
・ひと太刀に真言告げよカブトムシ
・水神に花火手向けて隅田川
・生まれ日や生命讃えし蝉時雨
・えげつなき暑さ吹き込む土用波
・身を守れこの上もなき極暑なり
・熟れるほど高値を下げるバナナかな
-10-
・今何処天神さんの遠花火
・ふと浮かぶ幼き頃や桐の花
・見晴かす梅雨明け十日槍の峰
・霧ヶ峰風にあの日の夏帽子
・世の為に金より幸を春袋
・誰を待つ四条河原の夕涼み
・星月夜空中電車飛行せよ
・モノレール蓮の酒汲む象鼻杯
・山鉾や夏空を突き進みやる
・夏の旅ひと句ひと句が一里塚

コメント一覧

iyabakan2020
mimosa様、所沢伊豆奴様
コメントありがとうございます!
古来、千句連歌という文芸もあり「千句」は大きな目標でした。
今回、自らの人生で「千」と付く記念碑が出来たことは、この上ない喜びです。
これからもご贔屓いただきますようよろしくお願いします! 祖谷馬関
washiy8
千句達成の素晴らしい偉業に、
心よりお祝い申し上げます。

次の千句に向けて、益々のご精進を
所沢より応援しております・・・

所沢伊豆奴
mimoza
一言、おめでとうございます。
益々のご活躍を!!
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