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我が心の俳句とか徒然 〜祖谷馬関〜

「道のべの木槿は馬にくはれけり」 芭蕉

今日も「野ざらし紀行」からの一句。

道のべの木槿むくげは馬にくはれけり」 芭蕉

よかった、、、フツーの俳句で。(^。^)

昨日の「猿を聞人」には参りましたから!(◎_◎;)

のんびりとした村の風景、映像が浮かんできますよね。
手綱を引かれた馬の口元と同じ高さに咲く「木槿」(むくげ)の花、、、ちょうど良い具合に、馬に齧られてしまう。(^-^)

この句の味わいとして、「木槿」の「儚さ」というよりも、むしろ「滑稽さ」「可笑しさ」を感じるのは、馬関だけでしょうか?(^_^)

ちなみに、「木槿」は、初秋の季語。
韓国の国花にもなっており、朝咲いて夕暮れには凋むことから、儚いものの例えとされます。この「木槿」を「底紅」(そこべに)と呼ぶこともあります。

それでは、あえて「底紅」を使った返句。

 「底紅の花越しの空秋の虹」 祖谷馬関


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