見出し画像

我が心の俳句とか徒然 〜祖谷馬関〜

20年後のシンギュラリティ

朝刊に、人工知能AIの進歩を軸に「人間とは、問い直す時」と題した特集が組まれていました。(^。^)

人類の歴史に沿って科学技術の進展の系譜が示され、それぞれの時代の識者が述べた「機械やコンピュータ」に関する至言が紹介されていました。(^-^)

例えば、近代哲学の父と呼ばれるデカルトは、心と身体を別物と見る「心身二元論」を唱えており、主に西洋では「身体は魂(精神)を入れる箱に過ぎない」とされていたが、その後、ダーウィンの進化論やフロイトの心理学を経て、人間(身体)を客観的に捉えようとする動きが出て来たとのこと。(^_^)

興味深く読んだのは、「コンピュータの原型とその後の発展の系譜」です。(°▽°)

現代コンピュータや情報科学の祖とされる英国のチューリングは、1940年代に「考える機械」を生み出そうとしました。(^。^)

彼は、どんな難解な計算も、アルゴリズムを組むことができれば解くことが出来ると唱え、第二次世界大戦中にドイツ軍が無線を使ったメッセージを暗号化するために使った「エニグマ」という暗号システムを解読したことで有名です。(^-^)

後世、チューリングのコンピュータ構想は現実のものとなり、現代に至っていますが、あらためて、その技術進展のスピードに驚きを隠せません。(^_^)

1949年には、真空管を3000本も使った「ノイマン型コンピュータ」の第一号機が生まれ、1952 年には、IBMが科学技術用の大型コンピュータを製作、1956年には、フジ写真フィルムが日本国内で最初の電子計算機を製作しました。m(._.)m

さらに国内では、1972年に小型計算機のカシオミニが誕生、1979年にはNEC社から、続く1981年には富士通から、いずれも8ビットのパソコンが発売されました。(^。^)

ビルゲイツ氏のBASICパソコンが1975年、アップル社のパソコンAppleが1976年の製作ですから、我が国の技術陣も世界に遅れずにがんばっていたのですね。(^-^)

新聞紙上では、1995年の「Windows95」発売以降、SNSの発展も記されていました。(^_^)

2004年にFacebookが、2006年にはTwitterが、それぞれサービスを開始し、2007年にはアップル社がiPhoneを発売した、とありました。(^。^)

iPhoneから15年後の2022年、オープンAI社が、ついに「チャットGPT」を公開、、、その威力を目の当たりにした今、人工知能が人間から独立して自由に行動する「シンギュラリティ」、いわゆる臨界点は、2045年頃には訪れるのではないかと言われています。!(◎_◎;)

あと20年もすれば、人工知能が人間の叡智を超え、SFの世界のごとく人類が自ら生み出したロボットに支配される時代が来るのかもしれませんね。( ; _ ; )/~~~

「AIも懺法会かな東福寺」 祖谷馬関

(注)懺法は初春の季語。二月初午の日、京都市東山区の東福寺境内にある成就宮の祭礼。法華経に説かれる作法により、観世音菩薩に懺悔し加護を祈る。東福寺の鎮守社として、石清水、賀茂、稲荷、日吉の五社の祭神を祀り、五社成就宮とも。明治以前は、大勢の参詣人であった。
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「日記」カテゴリーもっと見る