2月10日は、世界マメの日、ニットの日、ばい菌ゼロの日、パンプスの日、左利きグッズの日、封筒の日、フードの日、筆アートの日、フットケアの日、太物の日、フルートの日、簿記の日、レンジフードの日だそうです。(^。^)
ほとんどが「おそらく語呂合わせ」と想像できますが、けっこう多いものですね。(°▽°)
☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆
お蔭様で、このたび、新たな百句献上と相成りました。(^-^)
前回の千句到達から100日が経った訳ですが、千句めの百句集「神在月のうた」が昨年10月29日でしたから、季節のうつろいが良く分かります。(^_^)
この間、1月に初孫「櫂」が生まれましたので、今回の新句集を「未来からの手紙」と名づけました。( ^_^)/~~~
「薔薇の芽や愛でるも花の色知れず」 祖谷馬関
(注)薔薇の芽は初春の季語。多くの薔薇は三月頃から芽が伸び始める。色は若緑から赤味の強い緑まで品種により様々。
「未来からの手紙」 20240209
ほとんどが「おそらく語呂合わせ」と想像できますが、けっこう多いものですね。(°▽°)
☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆
お蔭様で、このたび、新たな百句献上と相成りました。(^-^)
前回の千句到達から100日が経った訳ですが、千句めの百句集「神在月のうた」が昨年10月29日でしたから、季節のうつろいが良く分かります。(^_^)
この間、1月に初孫「櫂」が生まれましたので、今回の新句集を「未来からの手紙」と名づけました。( ^_^)/~~~
「薔薇の芽や愛でるも花の色知れず」 祖谷馬関
(注)薔薇の芽は初春の季語。多くの薔薇は三月頃から芽が伸び始める。色は若緑から赤味の強い緑まで品種により様々。
「未来からの手紙」 20240209
-100-
・AIも懺法会かな東福寺
・春寒や背筋伸ばして世を想ふ
・広島や世直しと聴け神楽歌
・春立つや理解されぬも一番手
・若人へ。に気を付け寒見舞
・突き抜けし夢を抱いて宝船
・猿酒に酔うたか老ひしマシラども
・生まれ日や初春月の朝のこと
・来し方を手に集めては鬼やらひ
・我もまた筆投げ思ふ若冲忌
-90-
・箪笥から肥やしぼろ市世の助け
・幾千の夢描きをり星月夜
・世を継ぐや金色の玉替神事
・櫂をもて春の海へと漕ぎ出でよ
・寒がはり芯より冷えて仰ぐ空
・寒の内おいや早よ来い能登の春
・滋養かな趣味嗜好かな薬喰い
・冬の虹カラフルに老いゆく二人
・交々や雪割草の白に問ふ
・老い先や知らぬも愉し花御堂
-80-
・初春の幸せの音聞こゆ朝
・生まれ来て朱欒の花の如く咲け
・薮入や御用納めに独り言ち
・山茶花や焚火も見えず花も散り
・赤々と寒椿に背押され往く
・還暦を過ぎりゃ天狗の酒盛よ
・光る君取り敢えず行け紅葉の賀
・一三つ天使の声や塩の市
・鷽替や舟唄消えて咽ぶ雨
・昭和尽焼け跡の塵女正月
-70-
・餅終い骨正月や意も新た
・寒の入未来を紡ぐ助け合い
・粥の具や要らぬか要らぬ薺売り
・早退の酒も許せと松の内
・禍福とや早よ福来たれ三が日
・初夢や浮世の外を見てみたし
・愉快なり初日に想ふ太郎月
・新年へ位置につきたる大晦日
・掃納め掃けぬ昔に置く箒
・Uberでいいんじゃないと初座敷
-60-
・良心も宮線を添ふやがて春
・鯛味噌や円やかなるか我が余生
・欲望に駆られ身に沁む隙間風
・商戦に誘われ聖夜クリックす
・馬鹿野郎阿弥陀乃罵声永観忌
・浜寺の松に冬至の落陽や
・ゆく年や背中見送るばかりなり
・赤パンもポインセチアの花の色
・スケートの手の温もりや淡き恋
・冬至梅我が良き友よ今何処
-50-
・塩鮭の切り身の他は知らぬ児よ
・河豚鍋や酒なき夜もまた愉し
・都路に風神の跡銀杏散る
・夢現つ恋も空音と宇津田姫
・義士祭や昼の行燈夜の刃
・まつりごと支離滅裂や鐘凍る
・寒空や群れなす鳥の刹那かな
・団栗の背比べにや椰子ごろん
・双六やちょいと休みも味なもの
・風に乗り宙を返るや都鳥
-40-
・大雪の空晴れてただ我一個
・其の人の名や浮かび来ず冬の靄
・歌に詠む彼の望月も明日は雨
・報恩講西や東や言ふもなし
・万博の賛否飛び交う師走かな
・古の知恵を伝えし大根焚
・利を恥じよ誓文払都みち
・水呑の虎も出たる亥の子餅
・乗初の万が一やと過る空
・寿ぎて何故に変顔初写真
-30-
・大試験神仏にや縋ろかな
・山賊の足取りを追ふ虎落笛
・寄せ鍋や温もらんかな胸の内
・老荘の嘆きの調べ紅葉の賀
・不二と見よ別離も銀杏落葉かな
・黄落の道を練りゆく丑と寅
・そっと咲き笑い合ふかな枇杷の花
・病棟の窓を仰ぐや小春空
・花を除け紅葉の谷や聖一忌
・贅尽くし笹に小判やゑびす講
-20-
・この星に築土構木冬銀河
・星二つ唐鋤星やあと一つ
・風来の名に拘らず鰤起こし
・中東の聖地を想ふ火事見舞
・冬ざれや仏呆れし人去りし
・牡蠣舟の如く賑わふ淀の水
・縦縞に啜られし麺夜寒かな
・香り聞く花より団子亥の子餅
・次こそは夜空に誓う寒昴
・路地裏に秘するが如し帰り花
-10-
・火祭や踊るはAIばかりなり
・さはされど独り言ちてや秋の霜
・弾初や弁財天の御加護かな
・慢心に潜む邪鬼かな破芭蕉
・亡き父の年忌暮れてや銀杏散る
・東寺道婆爺の順暮れの秋
・終とせず未だ咲くと見よ残る菊
・スマホなき日々もまた良し冬や立つ
・不覚にも本に微睡む夜長かな
・初句会独り言ちたる発句かな
以上、百句献上。 祖谷馬関