五世紀頃、渡来した「秦氏」が定住し、高度な技術力を駆使して、頻繁に川が氾濫するため湿地だった京都盆地一帯を土木事業によって開拓し、農業殖産を推し進めました。
付近の桂川も秦氏によって治水が行われ、罧原堤(ふしはらのつつみ)が築かれています。(^-^)
大宝元年(701年)には「秦忌寸都理」という人物が松尾神を麓に遷し、この時に現在地に社殿が造営されたと伝えられています。(^_^)
大宝元年(701年)には「秦忌寸都理」という人物が松尾神を麓に遷し、この時に現在地に社殿が造営されたと伝えられています。(^_^)
松尾大社本殿裏の社叢は、京都市内周辺の極相林と考えられる照葉樹林で、社叢内の沢筋を中心として野生しています。
なかでも、京都市の天然記念物に指定されている「カギカズラ」の分布は、亜熱帯から暖温帯にかけてであり、松尾大社の植生が分布の北限と考えられ、植物地理学上,価値が高いとされています。m(._.)m
カギカズラは、薬草として鎮痙・鎮痛作用があり、高血圧や動脈硬化による頭のふらつき、めまい、頭痛に用いられます。( ; _ ; )/~~~
「秦氏も痛散したかカギカズラ
松尾の水の薬効共に」
by 祖谷馬関