見出し画像

我が心の俳句とか徒然 〜祖谷馬関〜

心揺れて、実家の売却

亡き両親が暮らしていた居宅が長く空き家になっており、売却するほかないと動いておりました。(^。^)

売却期間も三年越しとなった先月、幸いにも買主が現れ、手続きを進めていたところですが、ようやく決済が完了しました。(^-^)

空き家の管理が手を離れ、ほっとすると同時に、両親が健在だった頃の出来事が続々と蘇って来ました。(^_^)

正月には、我々家族も妹一家も集まって、母親手製のおせちや雑煮を味わったこと。

孫たちの誕生日には、すき焼きやお寿司でお祝いしてもらったこと。

父親が脳梗塞で倒れ左半身に麻痺が残ったため、一階に手すりを張り巡らせたこと。

母親が自力で起き上がれないと急報があり駆け付けた日のこと。

現実的な問題と懐かしき想い出の相剋と言えますが、売却する選択肢しかなかったのです。( ; _ ; )/~~~

決済完了の日の夜、仏壇に手を合わせ、両親に詫びたのは、偽らざる気持ち、、、想い出の詰まった実家を他人の手に渡してしまいました、、、本当にごめんなさい。m(__)m

☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆

「行火」と書いて「あんか」と読むことを知りました。
知ってから考えると、確かに「行燈」は「あんどん」と読みますものね。(^_^)

亡き両親とも、アンカや電気毛布を愛用しておりました。それも大切な想い出の一つとなっています。( ^_^)/~~~

「亡き母の温もりのごと行火(あんか)かな」 祖谷馬関

(注)行火は冬の季語。炭火を入れ、それに布団をかけて手足をあたためる道具。掘り炬燵と違って、どこへも移動できるので便利。電気行火などは寝具を暖めるのにも使われる。

コメント一覧

ki-ko37
はじめまして!
ブログ拝見して泣けてきました!
私も空き家になった実家があり、時々風を通しに行っては
同じような気持ちになっています。
我が家もいつか売却するしかないとわかっています。
でも思い出は消えませんよね!
iyabakan2020
@washiy8 コメントありがとうございます。(^。^)
お褒めいただくほどの存在ではありませんが、父母の生前にもっと親孝行したかったという思いは募りますね。(^-^)
ご示唆のとおり、実家売却の件は致し方なく、父母に容赦してもらうしかありません。m(__)m
あとは、父母を心配させぬよう健康第一で暮らしていくことですね。( ^_^)/~~~
washiy8
人の住んでいない空き家は朽ちるのが早いですから、売却出来て良かったと思います。

ご両親様は決して貴方様を責めたり、悔んだりはしませんよ・・
貴方にも何時かは迫りくる老後の為の資金になされたらお喜びになるはずです・・

頭がよろしくて、母親想いの優しい立派な息子さんなんですもの・・
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「日記」カテゴリーもっと見る