今頃は、七十二候の「梅子黃」(うめのみきばむ)と呼ばれ、梅の実が熟し、黄色く色づく頃、とされています。(^。^)
梅干し作りには、熟してやわらかくなった梅が最適。季節は梅雨を迎え雨の日が多くなりますが、植物はこの恵みの雨を受け生き生きと成長していくのですね。(^-^)
七十二候とは、古代中国より伝わった「二十四節気」(にじゅうしせっき)の各一気(約15日)を約5日ごとに初候、二候、三候と3等分し、1年を七十二に分けたものをいいます。(^_^)
二十四節気と同じく古代中国で作られました。二十四節気が古代のものがそのまま使われているのに対し、七十二候は何度も変更されてきたそうです。(^。^)
日本でも、江戸時代に入って日本の気候風土に合うように改定され、「本朝七十二候」が作られました。
現在主に使われているのは、明治時代に改訂された「略本暦」のものです。 ちなみに「気候」ということばは、この「節気」と「候」からできています。(^-^)
☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆
へぇ〜、「気候」が「節気」と「候」からできていたとは知らなんだ、、、(°▽°)
旧暦6月16日には、和菓子やお餅を神様にお供えし、健康招福を願いこれをいただく「嘉祥喰」(かじょうぐい)というならわしがありました。(^_^)
これにちなみ、現在6月16日は「和菓子の日」と呼ばれ、無病息災を祈り和菓子を楽しむ日になっています。(^-^)
この時期にしかいただくことのできない期間限定の和菓子もあるそうですよ。(^。^)
「梅の実の黄ばみゆく頃雨の音」 祖谷馬関
(注)梅の実は夏の季語。熟さない梅の実をいう。梅は梅雨のころ、みずみずしい浅みどりの芳香のある実を結ぶ。固くて酸味が強いが、梅酢や、梅酒、煮梅などを作る。梅干は黄をすこし帯びた実を用いる。