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我が心の俳句とか徒然 〜祖谷馬関〜

帰ってくれタローマンとヘンタイよいこ

お盆休みとなり、フリータイムを持て余しつつ、テレビが友達となってます、ハイ!(°▽°)

録画も駆使して興味のある番組を見まくってますが、全体に共通するテーマは「昭和」、、、(^。^)

現に今リアルな放送も「ダウンタウンとZ世代」なる番組で、昭和のアイドルや子供たちの遊び方などをVTRで流してタレントたちが盛り上がってます。!(◎_◎;)

昨晩、録画した番組を何気なく流し見していたのですが、あまりの突き抜けたセンスにシビレて没頭してしまったのが、NHK深夜の特撮番組「帰ってくれタローマン」(°▽°)

「帰ってきたウルトラマン」を捩っているのは明白ですが、「タローマン」とは、いったい何だ??(^。^)

観ていてすぐに分かったのが、1970大阪万博のシンボル、あの「太陽の塔」を送り出した芸術家「岡本太郎」がメインテーマだということ。(^_^)

太陽の塔をモチーフとした正義の味方?「タローマン」を中心に進む物語の随所において、岡本太郎氏の芸術作品や名言、哲学が紹介され、ストーリーはもちろん、奇獣と呼ばれる怪獣も、いわゆるタローイズム一色となっています。!(◎_◎;)

その奇獣の一つ、「ミライヲミタ」、、、岡本太郎氏の作品「未来を見た」をモチーフにしています。(^。^)

以下、ネットから引用。

〜劇中では未来に希望を抱く人の前に出現し、「ミライヲミタイカ?」と問いかけながらその人の未来の姿を未来スコープに映して見せて回る奇獣。
しかし映し出される未来は散々なものであり、 受験生やカップルは絶望的な将来、子供は読んでいた漫画のオチという未来が見え、 未来への希望や楽しみといった活力を失った無気力人間が大量に発生してしまう。
人類は万事休すと思われたが、そこにビルの谷間を覗く巨人・タローマンが登場し、 奇獣「未来を見た」は、タローマンと戦うために巨大化して戦闘状態に入る。
奇獣「未来を見た」は、タローマンの攻撃を予測しようとしたが、でたらめな行動ばかりするタローマンには未来予知が意味をなさず「ナンダコレハ?」と自らが混乱。
ついには機械が壊れて対抗手段を失い、そのまま「芸術は爆発だ!」を受け爆散した。 〜

☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆

この「帰ってくれタローマン」、、、フツーの感覚というか、常識人は、「何のこっちゃ?」と首を傾げるばかりだと思いますが、馬関は往年の「ヘンタイよいこ」なので、このヘンテコなセンスがおもしろくて、楽しくて仕方ない30分間の特撮ドラマでした。(^。^)

この番組、藤井亮さんという映像作家が、NHKから「岡本太郎の展覧会が開催されるので、PRのミニ番組として、岡本太郎の言葉が伝わるような映像を」というリクエストを受け、製作された特撮ドラマ「TAROMAN」のシリーズだそうです。(^-^)

☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆

さて、「ヘンタイよいこ」と名乗りましたが、これは、馬関が高校時代に流行った雑誌「ビックリハウス」に掲載されていたコーナーに由来しています。(^_^)

以下、ネットより引用。

〜「ヘンタイよいこ新聞」(ヘンタイよいこしんぶん)は、パルコ出版発行のサブカルチャー誌『ビックリハウス』において、1980年11月号から1982年7月号にかけて連載された、読者投稿記事である。のちにパルコ出版から単行本も発売された。編集責任者は糸井重里。題字は右横書きであった。略称は「ヘンよい」。書籍版の装丁は横尾忠則が手がけた。〜

☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆

昭和という強烈な時代そのものが話のタネ、テレビ番組のテーマになる、、、これをどう受け止めるべきか、悩ましいですね。(^。^)

「あの頃の未来にいるよ盂蘭盆会」 祖谷馬関

(注)盂蘭盆会は初秋の季語。旧暦七月十三日から十六日にかけ行われる先祖供養。十三日夕方先祖を迎え、精進料理、野菜、菓子などを供え供養する。十六日は早朝に供物を川に流し先祖を送る。東京など新暦で行う地方も多い。
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