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思考内リゾート

七夕についての子供の頃の思い違い

こんばんは、安井ふみです。
大阪南寄り住まいの50代独男です。

明日が七夕祭りということで、子供の頃の思い違いをブログに残しておこうと思いました。

幼稚園は二年通ったのですが(別に落第した訳ではありません)、七夕が近づく頃には幼稚園では恒例の『願い事短冊や折り紙で作る独特なオブジェを飾った笹』で、七夕の日を盛大に迎えるものでした。

園児の私にとって七夕の行事的には、色恋沙汰に溺れただらしないカップルの話は正直どうでもよく、『短冊に願い事を書けば叶うかも』『工作が出来る!』とテンションが上がっていました。

そして、一年に一度だけそのだらしないカップルが会える日に、天の川がその舞台として7月7日だけ夜空に現れるものだと幼い頃は信じていたものです。
『夜でも光あふれる町や街ではないところ』に住んではいたけれど、それでも天の川が見えるほど暗いところではないので、普段もおおまかな星しか見えず、天の川というものがいつも存在するものとは全く思っていなかったのです。

小学生になり、郊外の山のほうで夏の子供会の行事でも学校行事でもない一泊するイベントに参加し、その夜のレクレーションの場所で知った怖いくらいの強烈な星の数で出来ている天の川を見た時に、私の中で七夕のイベントの存在意義は消え去りました。

だらしない二人のくだらない恋話の舞台のために、あんな圧倒的で雄大な光景を利用するなと正直思ったもんです。“『天の川』を馬鹿にするな!”とばかりに。

それにしても今思うと、子供の頃の思い違いなだけの『7月7日だけ現れる天の川』っていう発想もなかなかロマンティックでいいなと思います。

子供の頃は何も深く考えない(というかよくわかっていない)でいて、『そういうこともある』で納得できた世界観なので、その世界に生きていた私は不思議はなくて当たり前のことだらけでした。

最後までお付き合いいただきありがとうございます。
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