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思考内リゾート

お盆はなんとなくあの世気分

大阪住まいです。

昨日になります8月16日。
お盆最終日、あの世から帰ってきていた人達を見送る『送り火』の日。

うちは浄土真宗なので実際関係ないようです。
それでもせっかくお盆最終日が休みということで、何かお盆らしいことをしようと思いつつ、お盆にはお寺さんにも行ったし、仏壇にも花は備えていますし。
 
後、夢で父や母が現れてくれたら最高なのでしたが、そうも調子良くいかず。
 
まあ、普通に休日らしく過ごそうと書店巡りでもと天王寺に行きました。
そしたら、隣りの駅にある四天王寺さんが気になり出しました。
 
父が亡くなるまでうちは仏壇もなくある意味、一応仏教を信仰しているつもりの無宗派で、
お彼岸(お盆も行ったかな?)には親族の供養のため、母とよく訪れお世話になっていたお寺です。
『宗派のこだわらない和宗総本山』だそうです。
 
お彼岸時のかなりの混み具合のイメージがあり、そうちょっとふさわしくない表現ですが『雑踏』という言葉が合いそうなほどで、いつも『ご供養も大変』と思ったものです。
 
そして今日、しかし暑いです。
お盆を過ぎる頃は少しはマシになるとお天気アプリで言ってましたが、まだお盆期間…。かなり暑いです…。
 
かなり迷いながら天王寺をうろついていたら少し暑さになれたようで、四天王寺さんに出掛けることにしました。
 
地下鉄で一駅分ありますが、お年寄りでも天王寺駅からゾロゾロ歩いていく光景は何度見ていたので、距離に関しては苦痛ではありませんでした。
 
すぐ近くの交差点からの四天王寺。
お盆も最終日のせいかそれともこのご時世なのか、道すがらの様子は今まで通った中で一番ガラガラでした。
 
そしてお寺の中もそこそこいい感じの人の数。空いているのもね。
 
 
(この日は中へ入れませんでした)
 
先にこの光景を見て
その後、この看板を見て納得、
夕方からが幻想的になるんですね。
 
このお堂の前の池では
亀が甲羅干し最中。


以上、こんな風景です。
 
行って良かったです。
気持ちが落ち着くと言いますでしょうか。
お盆の行事用に色々、イベントぽく飾り付けなどはされていましたが、それでも騒がしい感じもなく心穏やかでいましたね。
 
帰りの道のり、道路沿いのアーケードの下を歩いていると、急に周りが明るくなった気がした時に初めて(多分、たまたま雲に隠れていたお日様が出てきたタイミングに私が気がついただけなんでしょうが)、それがきっかけで日差しや暑さのことをいっきに思い出しました。
それまでずっと暑さのことなどはしばし感じず忘れていて、不意に我に返されるような不思議な感覚でした。
まるでそれはお寺にいる時だけでも居心地良くさせてくれた仏様の御加護があったかのような気になるありがたい、そんなお盆の日でした。
 
あの世もあんな安穏な気持ちでいれたら充分です。
昨日は確実にこの世でしたから、少し先取りでしたかね。
 
いやいや四天王寺さんにいた時、暑さも忘れていたのだから本当は熱中症だか危ないんですよね…。
 
最後までお付き合いいただきありがとうございます。
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