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思考内リゾート

私の思い込みだけ?話『幽霊って呼び方について』

こんばんは、安井ふみです。
50代独男です。

『この時期だからこんな話をするのではなくて』と言い訳を考えつつも、『この時期だから唐突に話しやすいな』と思っているこじれた50代です。

最近、世間で『幽霊』のことを『霊』と呼ぶのが一般的な気がしています。

私もいつのまにやら『幽霊』と聞くと三角巾を頭につけ、白装束にバサバサの髪で『うらめしや~』とかなり古臭いイメージをしてしまうようになりました。

と言いつつ、子供の頃は『幽霊』という呼び方をして、でもちゃんと今私が思うのと同じ『霊』を指していましたが。

なので今、
『あの橋のたもとに幽霊が出ます』と言われるより、
『あの橋のたもとに霊が出ます』と言われた方が断然怖さが違ってきます、私の場合、皆さんはどうかわかりませんが。

多分、『霊媒師』と呼ばれる人々が『幽霊』と言う呼び方を決してせず、テレビなどで現場まで出向き『霊』と呼んでいるので、『霊』と言う呼び方がメジャーになったのでしょうかね。
そう呼んでいる様子に臨場感とともにリアリティを感じてさらに恐怖感が増したのしょうか。

それにどこか『幽霊』と言う呼び方は『ゆう』というやさしい響きが加わっているせいか、どこか怖さが引き算されているように思います。

それに対して『霊』は、呼び捨て感がすごいあるような気がします。
死んだ者に対しての呼び名には、その二文字だけで十分と言ったような。
成仏できない外れた存在をどこか突き放した冷たい印象さえ受けます。

などなど考えました。

こんな文章を書きながら『霊を一度も見た事ないんだよなぁ。だから霊を見た恐怖も味わったことないんだよなぁ。でも怖いんだよなぁ』と心でつぶやいている私。

それと同時に『これってベクトルが違うけれど、“恋に恋する年頃の女子高生”に相通ずるものがあるのかなぁ』とも思ってもいて、
そこからどんどん連想や妄想・空想が進んだ挙句、きっと『私が夢見たいつか会える誰かとの甘い生活』も多分『幽霊の正体見たり枯れ柳』のようで、「ただ憧れるだけで、そんなものは存在しないのかも」と思うと結構テンションが下がる私でした。

『霊』の話はどこへいったやら…、最後までお付き合いいただきありがとうございます。
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