続投稿です。年末ジャンボの1等当選の確率の計算です。もしご存知の方や興味ない方はこのブログ、スキップして下さい。
前回は、宝くじを買った後の夢見について書きましたが、私、『みずほ銀行』の回し者ではないので、今回はシビアな『年末ジャンボ宝くじ』の一等当選の確率について、書いていこうと思います。
まず『年末ジャンボ』にはこれまでの高額当選の一等7億円と、『ミニ』と呼ばれる一等3000万円のものがあります。(あれ?10億円と5千万円じゃ?と思われた方いますよね、あれは詐欺チックです。1等前後賞を含めて金額です)
ちょっと一等当選確率が、この2つで違うので、先に額の大きい普通の方を見ていきます。
まず宝くじのメインの番号である
100000番から199999番まで、10万通りあります。
ここで番号が一致していれば、とりあえず、『1等の組違い賞』の10万円が確実です。
そこから組番号の一致の確認です。
01組から200組までありまして、単純に一致は200分の一です。(私、ずっと組は100番までだと思っていましたが、増えてましたね)
この組と本番号が一致して初めて、1等7億円です。
その確率を式にすると
100,000(100,000番から199,999番までの数)×200組分=20,000,000枚
20,000,000分の1の確率となります。
「それなら
宝くじ屋さんで配っているチラシには『22本』って書いてあるから、ここから
20,000,000分の22になるの??って」
思われる方もいらっしゃるでしょうが、そこがちょっと
宝くじ表記マジックなのです。
01組から199組まで(その一組ずつには100000番から190000番までが存在しています)、
を1グループとし、それを『1ユニット』が呼び、それがさらに×22の『22ユニット』分あるというのです(チラシにはその辺のこと小さい字で書かれています)。その『22』の数字が、チラシの『22本』の数字になります。その辺のことが、さらっと画像右上に書いてあります。
見かたをSFチックにガラっと変えるなら、パラレルワールドが22こあって、それぞれの世界に一人ずつ、全く同じ組と同じ番号での一等の当選者がいるということです。そんなことがこの現実世界で起こっているようなものです。
なので、この22本、一等7億円が当たるということを分数の中に入れるのなら、
440,000,000の22という言うことで、分母も単純に22倍になりますね。
22/440,000,000(ちなみに“0”が“7”つあります。)
(もしユニット数を28にしたのならば、さらに見た目上(ちらし上)の当選確率は28本になります。)
どれだけ、一等の夢は遠いかお分かりでしょうか...。
これを見て、「無理だ!無駄だ!!やめておこう」と思われるか、
「買わなきゃ当たらない、末等以上でも引っ掛かれば儲けもの」と考えるか、
それは人それぞれの考えた方ですね。ただ依存症には気をつけなければです。
ちなみに、ミニの一等50,000,000円のほうは、ちらし上一等当選本数は『60本』。
こちらは、高額ジャンボの発売ユニット数22ユニットより7少ない15ユニットで、
しかも、組は高額ジャンボの200組より100少ない100組です。あまり売れない事を見込んでいるのでしょう。
100,000(100,000番から199,999番までの数)×100組分=10,000,000枚
ややこし書き方、15ユニットで60本なので、60割る4で、1ユニット辺り一等4本、
10,000,000分の4、
2,500,000分の1
一等30,000,000円の数が1ユニット辺り4本と、高額ジャンボより4倍当たりやすいです。
『4倍当たりやすいです』って書いていて、何か感覚が大変鈍ってきた私がここにいますね。
『宝くじの裏には、そんな天文学的な数字があるとはとてもロマンがある…』と締めくくろうとしましたが、そんなこと書くとそれこそ、始めに書いた『みずほ銀行』の回し者みたいなのでやめます…。