『天王寺動物園』は、大阪・天王寺区にある天王寺公園の一角にある街中の動物園です。
私の、ゆるい動物園案内の『その5 アフリカサバンナ 前編』です(2021・08・20当時)。きめ細かい案内はできてませんのでご了承ください。
今回、何故に“5”がこんなに遅くなったのかと申しますと、多分ここが天王寺動物園さんが一番、力を入れて作り上げたエリアかと思いまして、それならこちらもそれに答えなくては!!と意気込みすぎた故のこんな遅れなのでした。
早速、『アフリカサバンナ』エリアへ参りましょう。
この時、8月のかなり長い通り雨が去った後で、その蒸し暑さは他のエリアの方の『アジアの熱帯雨林地帯』の気候にぴったりだったのでしょうと思っています。
まず、何かしら古代の生き物が暴れる映画で見た感じのような門(?)を通ります。
(『ンザビ国立公園』と書かれていますが、今は無視ですよ。)
思わず♪チャチャーン・チャチャーン・チャチャチャッチャンチャチャーン~と口ずさみたくなるのは私だけでしょうか?
ちなみに大阪の人はあの映画を『ジェラシック・パーク』と呼んでいました。
開園当初のどこぞやのUSJ攻略本に書かれていて、当時私も大阪だけなのかと気が付いた次第です。
他の地域でもそう呼んでいるかと思っていました。『ジュラシック』と書かれていても『ジェラシック』と読むみたいな感じで。
煽るだけ煽りましたが、まず最初に説明しとかないといけないのが、ここは徒歩です。車に乗っていません。そんなパークではないので、道途中で動物達と遭遇は致しません。
でもなんか胸弾む光景なのです。
道順はこうです。
なんか迷子の『シカ系のコ』がいるみたいですね。これがなんとなくミッションですか?
ならば一緒に探してあげましょう!ということでよろしいのでしょう。
それにしてもこのキッズ、大阪弁丸出しで、ここは大阪の人のための動物園なんだなって実感しますね。
最初に出会うのはカバです。
カバ舎は普通に、この陸に上っている姿と水に入っている姿を見れて、少し先に進むと半地下のところに水族館のようなガラス張りの施設があり、ここでちょうど、水に潜っている姿が見れます。
しかし今回どこぞやの一家族連れがそのガラスの前を幅広くずっと長いこと陣取っていて、写真を撮るとその人達も写ってしまうという状況に、写真は撮れなかったのでした。ちょうどいい具合にもう一匹のカバがガラス前にいたのに。
うまいこと撮れそうな時はカバは泳ぎ去っていくところ。
これは泳ぎ去るカバの後ろ足の水泳バージョンです。意外に小さい足に驚きでしたが、それと同時に私、ガンダムに出てくるジオン軍の水陸両用MSを思い浮かべていました...。
この足で陸上ではあの巨体を支え、更に走ったりするなんて驚きです。よほど機能的にすごい作りになっているんだなって想像します。
右上は、魚が通りかかるところで、まるで魚の心霊写真みたいになっています。
次はフラミンゴ。
『鳥編2』をご覧頂いた方は、「あれ?フラミンゴ。ここにいたの??」って思われるでしょうが、このフラミンゴ達は、アジアの熱帯雨林エリアの雰囲気作りのための要員のフラミンゴです。
ここが『こだわり』ポイントでもあります。
ちょっと『鳥編2』のフラミンゴ達より地味な感じはなんでしょう。
それに一匹、明らかに違う種がはりきった感じで存在感を示していて、「ほんとにあなた、サバンナのヒトですか?」って問うてみたくなります。多分、サバンナのヒトなんでしょう。
目立っていますね、なぜだかフラミンゴ達より。
しかし私の方をしっかり見てくれているから、それでもうOKです。
次はサイ。
気持ち良さそうに寝ています。説明版によると、サイは普通単独で暮らしているそうです。こう見る限り、『顔見たら許せない縄張り感覚』でないのにほっとします。
けっこう広いサイ舎でした。
実はここで重大なお知らせが・・・
私、あの子供様向けの簡易な地図をちょっと見下してしまっていたのか、一本道を行けばすべての動物が見れると思っていて、帰ってからあのお子様地図を見直すと、
...見てない動物がいることに気が付きました。
私はサイを見るために、このY路を左に行きました。
なので、右のルートは通っていないので、『マングース』、『エランド』を見れていません。というか全然そんなルートがあることすら知りませんでした…。
『なんとなく、道に迷う』とはこのことでしょうか。
けっこうここ、『アフリカサバンナ』エリアは自然を再現した森林状態なので、見通しが聞かないと言えばわかりやすいでしょうか。道を歩いていると、周りが見えないのです。
(でも子供地図をちゃんと写真に収めているのだから確認はできたはず...。写して終わりなのはいけませんね...。それにきっと分かれ道に、子供でもわかりやすい看板が確実にあっただろうにと想像に容易いですね...。)
まぁ、それは強引に良しとして…、Y字路がまた一緒になるところにいるはずの『ハイエナ』を私、見ていません...。
サイ舎からそのまま進んで、必ず辿りつくはずの『ハイエナ』の写真はもちろん記憶もないのです。我ながら「どういうこと??」って感じです。いくらか暑さに私やられてはいましたが。
暑いので、クマ達のようにハイエナ舎が休舎だったのでしょうか...。それとも私がハイエナ舎を無意識に見落としていただけなのでしょうか…。
強引ですが、よく知る動物なので紹介無しでも良しとして下さい…。
それにしてもルート違いで見れなかった『エランド』とは如何なる動物なのか、今の私にとっては残念なことに『幻の動物』となってしまいました。
もちろん、ネットで調べればすぐに出てはきますが、それではロマンが足りません、またいつかの行った時の楽しみとします。
それでは『アフリカサバンナ』エリア前編は、このくらいにしておきましょう。
後編で、ミッションである『シカ系のコ』を家族に会わせることができるのか 乞うご期待です。
このコが私にとっての幻の生物『エランド』である可能性もありますね。
50代独身男にとっては、例え二次元でもこのキッズと『シカ系のコ』を放っておく訳にはいかないです。
と書きつつ、私もなんだかエリア把握できなく迷っている感じですが、この先大丈夫でしょうか...。
二人と一匹の旅はまだまだ続きます。
以上、それでは『アフリカサバンナ後編』でお会いしましょう!