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思考内リゾート

天王寺動物園6~サバンナ後編~

天王寺動物園は、大阪・天王区にある天王寺公園の一角にある、街中の動物園です。

私の、ゆるい動物園案内の『その6 アフリカサバンナ 後編』になります(2021・08・20当時)。きめ細かい案内はできてませんのでご了承ください。

それとこのブログの最大の特徴、妄想寄りのフィクションが混じっているので、嫌悪感がある方は早速他の方のブログへ移動して下さい。

では始めます。
天王寺動物園の見どころの一つ、『アフリカサバンナ』エリア。気楽に回ろうとしたら、入り口にこんなサファリ?ルックのキッズの絵と子供地図があり、何やらミッションのようなものがあるようでした。

迷子の『シカ系のコ』を家族の元へ連れて行ってあげようとするやさしいキッズ。私はその優しい気持ちに感動し、頼まれてもいないのにそれを『ミッションだ!』として、手伝ってあげようとする私でした。

途中、分かれ道があったはずなのに、その右側の道の存在も気づかずどんどん進み続け、ついには獰猛なハイエナ集団のいる舎も気づかず、子供たちを危険に晒してしまう、大人として失格な50代独身男。

もし右の道にいるという謎の生物『エランド』がこの『シカ系のコ』の家族という可能性もあったのに、そんなことにすら気づかず道をただ先に私は進むのでした。

この時、『シカ系のコ』とキッズの額に汗が流れていたのは、夏の暑さのせいではなく、二人とも『大丈夫か、このおっさん…。』という冷や汗だったのだということを今なんとなく思うのでした。

今回のお話の始まりです。

この道の先で、子供地図に載っている動物達の中、私の知るものに『シカ系』の動物はおらず、知らない名前の『ハイラックス』だけが、この『シカ系のコ』の家族の可能性があります。

うまくいけば意外にミッションクリアは近いのかもしれません。私は2人に声掛けます。
「さぁ、みんなもうすぐです。頑張りましょう!」

その道の先、そして、ついに我々は『ハイラックス』のいる場所にたどり着く。

「これは・・・、もしや、このコの家族・・・。」

角だけで安直に『シカ系のコ』と家族と確信する私。
『シカ系のコ』に兄弟がいてくれたならすぐにわかったのですが、「大人になればこの姿になるのでしょう」での予想だけです…。

実際は名前の記した看板がどこかにあるはずなのに、私、写真を撮る事に必死でした。綺麗に撮らなければと必死でした…。

そしてその近くにはきっとキッズの

「ほんま家族に会えてよかったでんな。ボクも一安心やわ〜。もう離れん時や。ほな、元気でさいなら。」と大阪弁丸出しの『ミッションクリア』を示す答えの看板もあったのでしょうが、注意力散漫な私は気がつけなかったです。

「あれ?」気が付くと、いつのまに『シカ系のコ』もキッズも近くに見当たらないです。頼りない私を見限って、きっと、ふたりは、二階建てでしょうか、後ろに見える立派な住宅へ駆けていったのでしょう。

それなら、よかった、よかった。
こうして、無事にミッションクリアとなりましたとさ。

えっーーー‼︎‼︎

''ちょっと待った!"って?

『ハイラックス』と違うの??

姿がイメージ、『ハイラックス』っぽい名前なんですけど。

子供地図では、この動物しか残りで当てはまるのはいないんですけど。

子供じゃないの??いや、確かに子供だけど、あの動物は、『ハイラックス』じゃないの?

『ミッションは成功してはいるけど、ハイラックスではない』なんともややこしい事態となりました…。

というかこの『ハイラックス』と思っていた動物は、私が見た時は確か道の右側に見えていて、
でも地図では、左側にいるはず・・・。

確実に矛盾しています。

一体どういうこと??

この動物は一体何者で、『真のハイラックス』とはどんな姿なのか?これは『秋編』として、また天王寺動物園へ確認しにいかなければいけなくなりました。「ヒェーっ」と私の心の悲鳴です。

またしても私は見落としたと言うのでしょうか…。夏の暑さのせいなのか、それとも老化の道を確実に歩き始めているとでもいうのでしょうか…。

それにしても、あのキッズ、この動物園内のあちこちにいて、何かと色々活動しているのかちょっと気になります。また他のエリアで出会えたらいいのですね。

以上、後編でした。

『真のハイラックス』は別として、まだ『アフリカサバンナ』エリアのこども地図には『ライオン』『キリン』『シマウマ』『ダチョウ』の名前が載っていた!!と思われる方、

申し訳ない、私はちょっと疲れたので、次回のお楽しみということで。皆さんも私の駄話にお付き合いいただき、お疲れだろうと思います。

なので次回は、『アフリカサバンナ〜ライオン、キリン〜編』をお送りします。(先に告知しておきます。またも『シマウマ』『ダチョウ』には出会えていません...。)

このシリーズは『天王寺動物園夏』とし、 これから行く予定のものは『天王寺動物園秋』とすることにします。

今回も最後まで御閲覧いただきどうもありがとうございました。
まだまだ、『天王寺動物園夏』は続きます。

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