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岩尾神社の石造鳥居と石橋

2020-11-04 12:10:00 | ぶらり散策
福崎町にある岩尾神社を参拝しました。
兵庫県の指定文化財に指定されています。



天八意思慮兼神・大山咋神・大国主命を祭神として、播磨の国造を奉祀しています。正暦2年(991)慶芳上人が神積寺を開基する際に、本神社へ文殊像を合わせまつって鎮守としたと伝えられています。
慶長年間に幕命により池田輝政が、不動院快祐に命じて前殿、拝殿、鳥居を修造させ、慶長16年(1611)正月19日に落成し、将軍秀忠は、輝政に代参させたといいます。その後、明暦元年(1655)、寛政9年(1797)、文化2年(1805)などの修理を経て今日に及んでいる
と、書いてありました。











この鳥居は、福崎町内でもよく見られる明神鳥居形式です。総高3m28cm、全長4m96cmの石英粗面岩質の凝灰岩製です。笠木の両端がゆるく反り垂直に切られています。沓石を用いていない点や高さの割合に比べて幅が広く、柱の内転もない点は古調を帯びたつくりです。両柱の正面には銘文が刻まれており、左の柱の銘文から慶長16年(1611)に造られたことがわかり、右の柱の銘文から石工の名前がわかります。また、この鳥居は姫路城主の命により奉献したと伝えられ、石橋や社殿とともに岩尾神社の往時を示す遺品となっています。



岩尾神社前の小川にかかる反り橋式の凝灰岩製の石橋です。長さ5m70cm、幅1m76cm、川底から橋上面までの最高は約3m10cmです。角柱の橋脚石2本をほぼ中央にたて、柱上に桁受石をわたし、それに桁石3列をかけ、板石を横に2枚ずつ並べて敷きつめています。橋の両側には勾欄を設けたとみえて、親柱を差しこんだ跡が残っています。
今は、ツルの様な草に覆われて石橋が見えにくくなっています。
石橋も兵庫県の指定文化財になっています。





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