SRA調整の為の方法であるが、他のDPアンテナ型や接地アンテナ型でも使える。
A方式でも、B方式でも良いけれども、自分に合った方法でやれば良い。
中央の青色が、とりあえず試作したSRAです。
jXが読めるアナライザーでRとjXが50Ω、jX=0付近なら電界強度計も必ず強く振っている。(当たり前だが)
上のB方式で使用するアナライザーは、直接jXが読めないクラニシBR系などのアナライザーで、発振周波数表示のオシレータ―代わりにする場合の事です。(この場合も、共振周波数ではR=50、SWR=1付近のメーター表示になるが、jX=0以外ではSWR表示が悪化するはず)
ワイヤー系ANTなら、長さを加減すれば調整は完了するが、SRAの場合はそうはいかない。
例えば、共振した一番強い周波数が3.6や3.4MHzになっていたとして、リンクコイルを上下調整をして3.5MHzに合せてももRやjXがずれてしまう。
この場合、正しい調整は共振コイルの捲き数を加減しなければならないのだが、面倒くさくなるとついついリンクコイルの位置を上下したり巻数をかえてみたりする。
でも、このやり方は間違い!
面倒くさがらず、共振コイルの捲き数を加減する事。
(他にはコイルのLを変えずに、Cを変える手段もある)
電界強度計は、リグエキスパートやMFJなどjX表示するアナライザーを所有している場合は 必須ではないようです。
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