JASAファームでの出来事

(社)日本動物支援協会(JASA)=Japan Animal support Association=

コラムはじめました

2012-12-10 | スタッフのつぶやき

青空だと、雪景色が映えますねぇ。


雪の下に隠れてしまった芝を食べることをあきらめたノーマンは、dogfieidではなくdogcafeで、放心中


dogcafeスタッフのムラカミさんから、柿をもらった2頭は、
ずっとまとわりついて離れません^^


久々に太陽が出て、ポカポカ陽気。


ポニーたちは、陽だまりでウトウト


ゆうかちゃんが、ポニーに会いに来てくれました。
今日は学校が振り替え休日だそうです。

肉離れがよくなって、昨日、久々に部活に出たら、
今日はひどい筋肉痛だそうです^^
歩き方が、肉離れの時と同じでした。

ゆうかちゃんが作ってくれた雪だるまです。

なかなか味のある顔をしております。
この陽気なので、すぐに小さくなっちゃうかな?

昨日の記事でも書きましたが、せっかくなのでぽんさんに、
いろんな話しをしてもらいましょう!
というわけで、コラムっぽくコーナーを作ってみました。
コーナー名は‥‥‥後日に考えます^^
では、ぽんさん、よろしくお願いします。

さて、ご紹介に預かりました、獣医師ぽんです。
知らなかった人も多い(全員?)かとは思いますが、こう見えても動物のお医者さんです。
いや、ホントだってば。
でも前の方の記事にも書いてあったように
馬ばっかり診てきたので、他の動物に関してはさっぱりです。
病気のイヌとか連れてこられても…なでてあげることしかできませんよ。

で。
たまに獣医師らしいことをしないとそのことを忘れられそうなので、不定期ですがちょこっとだけ専門的なことを紹介するコラムをはじめることにしました。
前回のブログの記事に出てきた虫下し(むしくだし)に関して、少しお話をしましょう。

まず、虫って何?ってところから。
正確には「寄生虫」といいます。
寄生虫は誰か(この場合はポニー)の体の表面や体の中に住み着いて、栄養を奪い取って生活します。
寄生虫が住んでいる生き物のことを「宿主」といいます。
寄生虫にとってはただ待っているだけで食べ物がもらえるので良いことだらけですが、宿主は栄養を奪われてしまうので悪いことしかありません。
それどころか寄生虫が悪さをして、病気になってしまうこともあります。
よってその寄生虫を倒してしまおうという薬が「虫下し(正式には駆虫薬)」なのです。
ちなみにみんなが学校でやっている「ぎょう虫検査」は寄生虫がいるかどうかを調べているんですよ。

寄生虫には実にたくさんの種類がいるのですが、ポニーに住み着いて悪さをするのは円虫回虫条虫などが知られています。
ボクも何度か生の寄生虫を見たことがありますが…結構キモチワルイです。
これらの寄生虫は腸管に住み着いて栄養を奪い取ったり、おなかを痛くしたりします。
また脳に入り込んでダメージを与えた結果、馬が立てなくなったり、最悪の場合は死んでしまうこともあります。
変わった例では眼球の中に入り込んで、目の中を泳いでいるところを見つかることもあります。
怖いですね。

はい、今回はこんなところで。
続きはまた今度!

<ぽん>