は～い、皆様ご機嫌いかが？ わがまま姫のルージュよ！！
私がドコに居るかって？ このクソ寒い中ハダカでランに連れて来られてるのよ
でもここのドッグラン、いつもと違う感じなのよね～
って、ルージュさんが感じているのか居ないのかはともかく、連れてきたドッグランは初めてやってきた所です。
中国道 社ＰＡ にあるドッグランです。
無論、ここが目的地ではなく休憩のために立ち寄ったのです！
旅のお供は 
ということを考慮して、手入れしやすいイタグレ２頭。何しろここに着くまでズ～～～～～～ッと雨が止まなかったので、２頭はストレス溜まりまくり
貸切状態のドッグランを走り回ってました！
オヤツ持ってる嫁を追い回す海賊一味
オヤツ 強奪 ゲットに成功！！
またもや雨がパラついてきたから車に戻ろ～って言ってるのに、呼んでも来ないジャスパー
ジャスパー残してランを出たら．．．
駆け寄ってきて鼻をスンスン．．． 置いていかれると思ったんや～
車に乗り込んだ途端にこの雨
この先、大丈夫かいな？
社ＰＡからさらに１時間ほど走り、今回の目的地、兵庫県神埼郡神河町にある 砥峰（とのみね）高原 にやってきました！（ちなみに写真のキャラクターは、神河町のご当地ゆるキャラ “カーミン” です♪）
着くまでに雨が止むかな～？ と淡い期待をしてましたが、残念ながら降り続き、人っ子ひとり居やしない状態．．． そらそうか！
カエルとイモリがお出迎え（なにげに野生のアカバライモリ見るの初めてだぁ！）
雨具ないのでジャスパーとルージュは車でお留守番してもらい、人間だけで高原散策
雨降りでしたが、霧がかかりこれはこれで美しい景色 『なんか、ラストサムライのオープニングみたい）
今度、天気のよいときにココでお散歩会したいな～♪ （求む、参加者！！）
実はこの高原、映画 ノルウェイの森 と 今年の大河ドラマ 平 清盛 のロケ地に使われたそうです！
なので、砥峰高原に建つ とのみね自然交流館 内には．．．
ロケ撮影風景の写真やら
出演者のサインやらが飾られてました！
そ～いや、映画もドラマも主演は松山ケンイチやな～ 砥峰高原に縁があるやん！！（といっても、ドラマ撮影のほうは本人来てないようやけど．．．）
砥峰高原といえば、高原を覆いつくすススキが有名ですが、残念ながら見ごろは過ぎてしまっているようです。
とはいえ、雨の雫を溜めたススキもなかなか良かったです！
ほのかにモミジも色づき、紅葉ももう少ししたら見頃でしょうか？
紅と緑が入り混じったこの時期の葉もまた美しいですけどね
雨も強くなり帰ろうかと駐車場に向かうと、続々とやってくる観光バス！！
意地でも観光しようって人はウチだけやないんや～（笑） ご苦労様です。
車戻ると、置いてきぼりの子が不満をギャウギャウのたまっておりました
ゴメンゴメン！次の目的地には一緒に連れてったるから許して！
移動途中に渡った神河駅（？）の踏切、機関車トーマスのひとコマみたいやった！
砥峰高原から７ｋｍくらい移動した次の目的地はお寺さん
イタグッチーにしては珍しいとお思いの方、実はとってもイタグッチーらしいところなのです。
こちらは 金楽山 法楽寺 です。
ここはワンコも連れて行きます！
雨が降っているので昼過ぎなのに薄暗いです
こちらが本堂
さて、何故ここがイタグッチーらしいかというと、このお寺の別名を聞けば納得のハズ
別名、 播州犬寺 といいます。
詳しいいわれは 播州犬寺物語 が詳しいですが、かいつまんで説明すると．．．
その昔、大化の改新の時期にこの地に住んでいた、枚夫長者という豪族には美しい妻と２匹の愛犬が居た
ある時、都より使者が訪れ軍を率いて都にはせ参ぜよとの命が下り、枚夫長者は兵を率い都へ向かい、数ヶ月の後、手柄を立てて戻ってきた。
凱旋の宴の最中、留守を預かっていた家来から『素晴らしき猟場を見つけたので案内します』と言われ向かった先でその家来に危うく射殺される所を連れて行った２頭の犬に助けられた。妻とその家来が良い仲になり、邪魔になった枚夫長者を殺そうとしたことを知り、妻を追い出し助けてくれた２頭の犬に感謝し、２頭の犬の死後この寺に私財をなげうって伽藍を建立したという言い伝えがあるそうです。
なのでこのお寺は、犬と関係の深い寺なのです！
本堂前には２頭の狛犬（獅子ではなく本当の犬）が祀られてます
弓を持つ白犬と、弓矢を咥える黒犬です！
本堂の中にあった絵、この物語のものなのでしょうか？
ジャスパー＆ルージュといっしょに無病息災を祈願してきました！
雨降りで外になかなか出してやれず、帰りの車内でウンＰされちゃったけど、楽しいドライブでした