イタグッチーのアニマルな日々

ワンコ6頭とニャンコ1頭に翻弄される毎日

三浦半島の旅(ドブ坂商店街~三崎漁港散策)

2018-04-26 18:44:16 | イタ友

三笠公園でテンション大放出して少し我に返ったイタグッチー(♂)

嫁様とワンズは大層ご不満なことに気が付き、慌てて軌道修正に

 

 

三笠公園に引き続き車を停めておいて、ワンズと共に横須賀市街を散策することに

 

 

あの向こう側はアメリカ合衆国ですよ~

 

 

やって来たのはどぶ坂商店街!

 

横田基地に近いこの商店街は、アメリカと日本が融合した不思議な感じの商店街、ちなみに国内でドルが利用できる数少ない場所でもあります。

あちこちに小泉進次郎のポスター... さすが地元!

 

そしてスカジャン発祥の地! イタグッチーも買おうかと思ったけど、小太りに似合うスカジャンはなかった

 

 

防大生かな? さすが海軍の街

 

 

商店街はワンコと入れるお店がなかったので、大通り沿いにあったカフェで休憩!

 

 

本日ようやく我が家のワンズ登場

 

本日晴天で4月とは思えん暑さ...

 

妹よ大丈夫か?

 

せっかくなんで名物、横須賀海軍カレーを注文!

日本のカレー発祥の地、横須賀

実はこのカレー、当初は療養食だったって知ってます?

 

海軍創成期の明治初期、海上で長期間生活する海兵に脚気患者が急増!

帝国海軍の手本としていたイギリス海軍が提供していたカレーを取り入れ脚気対策としたそうなんです。

 

当時と味は違えど、横須賀カレーはウマかった♪

 

 

もそっと寄りたい場所があったのだけど、時間は無限ではないのでそろそろ移動!

 

 

車を走らせ三浦海岸の先端部、三崎町へ

 

 

三崎漁港にある、うらりマルシェでお買い物~

 

三崎町といえばマグロが有名♪

お土産にいろいろ購入!

 

 

買い物後、漁港周辺を散策

 

 

お宿は食事が出ないので、THE魚屋って雰囲気のココ、まるいち鮮魚さんで夕食用の刺身盛り合わせを購入

 

捌いてもらっている間にテラスはワンコOKなコチラ ミサキプレッソ さんで一休み

 

 

サインが窓に直書きされてる~

 

私はアイスカフェラテ

 

珈琲飲めない嫁様はジンジャーエール

このジンジャーエール生姜効きすぎ~ 喉に直撃でヒリヒリ

ある意味クセになりそやけど~

 

 

さて次はドコ行く?

 

なにやら行列作ってる店が...

 

 

さっきのミサキプレッソさんの姉妹店 ミサキドーナツ さん

こちらも並んで購入! 晩のオヤツだにゃ~

 

 

漁港の上空にはトンビがいっぱい!

観光客がお店で買った食べ物を狙って急降下してくるらしい... アチコチに注意看板が立ってた。

 

 

目の前のリア充カップルも、油断したスキに手からコロッケをかっさらわれてた

無論、その光景をニヤニヤ見つめてたのだが

 

 

 

なんだか物憂げな猫ちゃん

 

 

さて、チェックイン時間が迫って来たので、そろそろお宿に~

 

 

 

3日前にオープンしたばかりのお宿、どんなとこかな~?

続きはまた次回


三浦半島の旅(三笠と私)

2018-04-26 16:46:34 | 今日の出来事

4月22日(日曜日)  

 

 

以前、館山でお世話になったドッグリゾート わん’sLAND さんが4月に神奈川の三浦海岸に新しい施設をOPENさせたってコトで、お邪魔がてらまだ足を運んだことのない三浦半島で遊んできました!

 

 

朝早くから出かけるつもりが、なんやかんやで出発したのは朝の9時...

渋滞にハマる覚悟だったけど湾岸線が以外にもスイスイ通れ(とはいえ浦安でシッカリ❝鼠詣で渋滞❞にはハマりましたが)、11時前には第一の目的地、横須賀へ到着!

 

で、ココでいきなりワンコ達はお留守番

最初の場所はなんと ペット禁止の場所

バッチリ日陰の駐車スペース確保できてヨカッタ!

 

 

そのペット禁止にもかかわらずどうしても来たかった場所は...

 

はい、三笠公園 です♪

 

名前の通り、明治38年5月27日にロシアのバルチック艦隊との間で行われた日本海海戦(対馬沖海戦ともいう)にて連合艦隊旗艦としてこの海戦に参加したあの戦艦三笠を展示している公園です。

 

ええ、嫁様ではなく私の趣味ですとも!!

 

 

三笠の前に時の連合艦隊司令長官 東郷平八郎の像と、海戦に際して述べたとされる『皇国の荒廃この一戦にあり』の銘板(東郷が発したといわれるこの言葉、実は参謀の秋山真之の言葉だそうな=実際の東郷は寡黙であまり喋らない人物だったらしい)

当時、東洋の島国がロシアに勝ったということで、世界中にアドミラル・トーゴーの名前が知れ渡り、米海軍では神格化されて敗戦後、軍人の像などは撤去されるものがほとんどだったが、東郷のものには手を触れさせなかったり、フィンランドではトーゴーという名前を浸かる人が現れトルコではトーゴー通りなんてのもあったそうです(どちらの国も大国ロシアに苦しめられていたので、日本の勝利は我が事のようにうれしかったのでしょうね)

 

ウンチク長すぎた でも坂の上の雲を手垢がつくほど読み、映画「二百三高地」をテープが擦り切れるまで見た日ロ戦争ヲタクはも~止まらん(苦笑)

 

今更ですが興味のない方は読み飛ばしてね(爆)

 

 

ま~ったくキョ~ミない嫁様もいちお~付き合ってくれてる...

怒涛の如くウンチク垂れる私を受け流しながら...

 

 

世界3大記念艦の1隻(英:ヴィクトリー・米:コンスティチューション・日:三笠)でも他の2隻は帆船で現役艦、三笠は内燃機艦でコンクリートに覆われ砲は模擬砲、機関もすべてない状態... 何故か?

 

それは大正22年に採択されたワシントン軍縮条約(WW1戦勝5か国の軍備縮小を謳った国際条約)で、日本はイギリスの6割にも満たない数の艦艇しか持てなくなったため、新しい軍艦を作る場合、基準を満たすよう古い艦艇を廃棄しなければならなかった為です。

本来、三笠も廃艦となる運命であったが、記念館として兵装を取り払いコンクリートで周囲を固め、再稼働できなくすることを条件に特例として存続が認められたため、現在のような保存がなされたそうです。

 

この「みかさ」艦名プレートは建造時のままだそうです。

 

というのもこの三笠、終戦のドサクサで上部構造物のほぼすべてを剥ぎ取られ、GHQに接収されてからはナント、キャバレーや水族館になってしまっていたそうです... トホホ

 

上記に書いたように米海軍の中には東郷平八郎を敬愛する軍人が多く、連合軍の一員として日本とも戦い、少尉候補生時代に日本で東郷に会う機会のあったチェスター・ニミッツ提督は昭和20年9月(日本の降伏文書調印の前日)に統合を偲ぶため訪れた三笠の現状に怒り、これ以上の略奪行為が起こらないように海兵隊を歩哨に立たせ、自ら手記「三笠と私」を書き売り上げを三笠復元のために寄付したそうです。

復元には紆余曲折があったようですが、1961年に無事復元工事が完了し、文化財として保存され今日に至ります。

復元にあたり、米軍が持ち去った調度品(長官室のテーブル等)は全て返還され、同時期にイギリスで建造されたチリ海軍の戦艦(三笠もイギリスに発注して建造された軍艦)が解体されるため一部の部品を寄贈されたそうです。

 

 

超前置き長かったですが、では早速入りませう

 

ちなみに公園内は無料ですが、三笠に入るのは有料となります。

 

 

主砲は既に撤去されておりコンクリートで復元されています。

 

この47mm単装砲は上下左右にちゃんと動きます。

 

なにやってんでしょうこの方

 

 

 

下甲板より下は例のワシントン軍縮条約によりコンクリートを敷き詰められているので、見学できるのは全体の一部のみだそうです。

 

 

三笠神社、伊勢の大麻(たいま=御払いを受けた御神札)が祭られているそうです。

 

この時代の軍艦はまだ帆船時代の名残が残っているようで、床や壁、調度品も現代の軍艦のイメージとは違います。

 

これは貴重な写真! 中央が東郷平八郎、前列右端が秋山真之ですね。

 

館内には最初期に掲げられていた菊花紋章も残っていました。

 

東郷平八郎直筆の書「皇国の荒廃この一戦にあり各員一層奮励努力せよ」

 

三笠の甲板には本来、チーク材が使われていましたが、戦後のドサクサで薪や建材代わりに剥ぎ取られてしまいました。

通信室前のこの一部だけが建造当時のチーク材を残しています。

 

 

 

 

いや~ 憧れの場所、現存する旧海軍の船はコレだけですからね~ 来れてヨカッタ!

 

テンション上げまくりの私と反比例してテンション低い嫁... 夫婦といえども趣味趣向は違うものさ~

付き合ってくれてアリガトゴザイマス

 

 

さ~気を取り直して、次は横須賀街歩き... やけど三笠を語りすぎて疲れてしまった

ので、続きは次回ということで

 

 

ワンコ旅やのにまだ1回もワンコ出てきてへん... こんなんで成立する思うんか~(嫁様談)