№9 同時に喰えない！濃厚豚骨＆淡白鶏ガラ《ケニー・バレル(g)》

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　　　　　　　ジャズギター「ケニー・バレル」のレコード紹介です。♪♪♪

 

「ブッオ・バッオォ～」ブルース臭いオルガン！

アタック強く・歯切れ良く・サラ～・・のギター！

濃厚豚骨＆淡白鶏ガラ・ラーメン同時に食わされ・・・

一句

　　　“　手を変えて　品を変えても　噛み合わず　”
⑨『ブルー・バッシュ』(63)　
《Blue Bash/Kenny Burrell》
ケニー・バレル(g)、ヴィンス・ギャンベラ(g)、ジョージ・ヂュビビエorミルト・ヒントン(b)、

ビル・イングリッシュorメル・ルイス(ds)、ジミー・スミス(org)。
《YouTubeリンク：https://youtu.be/TEMXgkXOpCQ?list=PLnUg7HZyT-mjDZpIE0ajqb-83UzMg8Yu-》

タイトルがブルー・バシュ、「青い・バスケットシューズ」ではない。
「ブルース・ジャムセッション」のスラング。

２グループのジャムセッションのライヴ録音。

オルガンって奴がどうも好きになれない。
「ブッオォ～・バッオォ～」キレがなくて押し付けがましい。
アタックが強く・歯切れのイイ・ケッセルの真逆な音。

これはヴァーヴ・レーベルの録音。
今までのブルーノート、プレスティッジの泥臭い音と異なりクールな音質に。
プロデューサーが違うと、別人のギターのように変る。
音質の変化だけではなく、フレーズもアクの無い澄み切った音に。

オルガンで強力にブルース臭を出し、ギターはサラ～と匂いも無い。
豚骨こってりラーメンと鶏ガラあっさりを同時に食ってるような・・・。
どうもこれは頂けない。
オルガンで、ブルージーな作品に・・・、プアーな考えだ。

　　一句

　　　　　“　手を変えて　品を変えても　噛み合わず　”

《Kenny Burrell　Blog紹介》

⑤『Kenny Burrell』(57)　№5　ギター＆バリトンサックス・せめぎあい《ケニー・バレル(g)》 - だらずだらじゃず・本音ジャズ
⑥『Kenny Burrell & John oltrane』(58)　№6　Vs J.コルトレーン・生命力勝負《ケニー・バレル(g)》 - だらずだらじゃず・本音ジャズ

⑦『A Night At The Vanguard』(59)　№7　会社が変れば仕事も変る《ケニー・バレル(g)》 - だらずだらじゃず・本音ジャズ

⑧『Bluesey Burrell 』(62)　№8　音色ごちゃ混ぜ「ちゃんぽん」か《ケニー・バレル(g)》 - だらずだらじゃず・本音ジャズ