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だらずだらじゃず・本音ジャズ

№4 誰?誰か解るジャズピアノ《①ウイントン・ケリー(p)》

♪~♪  ご訪問ありがとうございます。
    ジャズピアノ「ウイントン・ケリー」のレコード紹介です。♪~♪

コーン・コン・コッ・コッ・・・・
明るく・楽しく・ンポン玉が弾む!
ルージーでジャズ感満載、これがケリー節!
④『ケリー・アット・ミッドナイト』(60)
《Kelly At Midnite/Wynton Kelly》
ウイントン・ケリー(p)、ポール・チェンバース(b)、
フィリージョー・ジョーンズ(ds)。

サックスほどに個性が出難いジャズピアノ。
じっくり聴き「このタッチは・・・あの人!」。
そんな性を掴んだら、もっと楽しくジャズピアノが聴ける。
4本目は大級の日本人好み!ウイントン・ケリー。

有名人だが、ピアノトリオがない。
少ない中からピアニストのクセが掴める有名トリオ盤をチョイス。
ケリーの表作④を聴いて下さい。

「バシャ、チャ」!
針を下すやフィリージョーのブラシが、どえらい音でブチかます。
左手のコードを大きく聴きたい、ボリュームをアップ。
驚く!ドラムの音でスピーカが発するほどデカイ音が。
慌ててボリュームを下げた。

特に、4バースのドラムは尋常ではない、爆発音の発。
フィリージョーは粗く「ツ~ン」とくる衝撃が。
ドンチョ(幕)の裏にピアノとベース、表でドラムを叩きまくる。
と、思うほどドラムの爆裂音がする。
ドラム衝撃音の体感がジャズオーディオの価を問う。
ドラム・テスト盤で推薦します。

ケリーの音は一般的に「コロコロ転がる音」と言われる。
これは間違いでしょう。「ンポン玉が弾(はず)む音」と呼びたい。
ピンポン玉を床に落とす「コーン・
コーン・ン・コン・・・」。
この弾く音がケリーのピアノ。そして、明るく・楽しく。
フレーズはルージーでジャズ感満載、これがケリー節。

こう書くと、レッド・ガーランドと間違えられそうだが、
彼には、弱々しさ・お落感があり、ハイカラ過ぎる面がある。

B面に針を落とす、「バチャ・ガチャ・チャ・ガチャ」。
ドラム・ハイハットの大迫力感、且つやかましい。
何度も4バースが登場、主人公のピアノ以上にーヴァープレイ。
タイトル「~at Midnight」、夜中にやかましいドラムは不釣合いだが。

♪~♪  ドラムがやかましいけど「ピンポン玉のむ」音をお楽しみ下さい
♪~♪ レッド・ガーランドの「お落」な明るい音と比べてみて下さい

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