だらずだらじゃず・本音ジャズ

№1 脳味噌激震サウンド《ドン・メンザ(ts)》

走りまくるフレーズ、強アック音。
「バアッ」、「アッ~~」。
半端無いエネルギーが震とう直撃。
①『モーニング・ソング』(65)
《Morning Song/Don Menza(ts)》
ドン・メンザ(ts)、リック・キーファー(tp)、ルディー・フューザース(tb)、
フリッツ・パウアー(p)、グンター・レンツ(b)、ピエール・ファブル(ds)。

気分快!これだけ自由放に吹いてくれリャア~、聴いてる方も気分爽快。
晴々!タイトルどおりのモーニング・ソング。
ドン・メンザ!独人と思えば米人、これはリーダアルバム。
行き慣れた独での独人メンバによる録音。
 
メンザの強い音だけでなく、全てのアタック音が烈。
「バッ」「ッ」と、タンキングが強過ぎる程強い、凄い。
ガンガン、イグイと音が迫ってくる。
メンザの雄叫び、走りまくるフレーズが脳とうを起こす程に脳天を突き刺す。
この刺激がタマラナク・イイ。

セクステット構成、アレンジがイイ、3ホーンの輝きが抜群。
アクセント、抑揚のコントロールが巧い。
身体全体で受け止めるエネルギーが端無い。
基本的にはメンザ以外の2ホーンはテーマのバック要員。
メンザのアドリブが殆どで、これでもかとし付けがましくアドリブを聴かす。
 
65年録音の初リーダアルバム。
二作目以降を聴きたいが、レコードが手に入らないので困った。


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