だらずだらじゃず・本音ジャズ

№2 温暖・柔軟・癒しの音場空間へ《ドン・メンザ(ts)》

①の脳味噌震サウンドから一転。
温暖・軟ソフトサウンドが心を癒す。
20年の生観がジャズマンを変える。
②『バラッズ』(87)
《Ballads/Don Menza & Frank Strazzeri》
ドン・メンザ(ts)、フランク・ストラッゼリ(p)。

このレコードは大敗、デュオ何て大嫌いだから。
ドラムとベースの無いジャズ何て、ジャズとは言いたくない。
大手ネット中古屋で買ったが、ロクにジャケットも内容も確認しなかった。
「ドン・メンザ」の名前を見つけ、リック・一発注文。
ネット購入の大きなデメリット。

タイトルどおりバラッズ・オンリーのレコード。
ストラッゼリの紹介を以前したが、これは前衛の臭いは全く無し。
誰が弾いてもわらないような演奏。
 
メンザの個性は少しは出ている。
吹き出しのアタック音が強く、明快。
太く、優しく、スキーなフレーズ。
脳震とう直撃サウンド・アルバム①から20年以上経つ。
メンザも心温かいソフトサウンドの世界に入ったか。と、思わせる
しかし、アドリブに入ると全部同じ曲に聴こえる。
 
守唄ベストワンの一枚か。


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