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だらずだらじゃず・本音ジャズ

ユーゴ№7 「美&哀愁」スラヴ民族の郷愁に・・《ダスコ・ゴイコヴィッチ(tp)》

スラヴ民族の「美&愁」メロディー!
バルカン半島・マケドニア地域・土豊かな・・
Slavic Moodな香りを削りに・ジャズにのせ!!
一句
   “ スラヴィックに 土想いて 美と哀愁 ”
⑦『スラヴィック・ムード』(74)
《Slavic Mood/Dusko Gojkovic》
YouTubeリンク: https://youtu.be/6w8D-AM1noM 》
ダスコ・ゴイコヴィッチ(tp)、ヴィンス・ヴェネディッチ(p)、
ベン・トンプソン(ts,ss)、ジョー・ネイ(b)、アンディー・シェラー(ds)。

ダスコは11枚紹介するが、多様な顔付・側面の演奏を聴かす。
この⑦は粗削りだが、真正面から道ジャズに取組んだ70年代の優れもの。
80年代ではドラムの斬新な
リズムにより新たな表現へと変化する。
しかし、タイトルが『~Blues』の3作品は下手クソ・ブルースで最悪。
会主義国民(ユーゴスラヴィア)にブルースは無理。

B#1の「Old Fisherman's Daughter」はケドニア地域の香り豊かな曲。
まさしく、ラヴィックなメロディーを堪能させる。
この曲は③『Swingin Macedonia』と⑨『After Hours』にも収録。

③はゆったりとしたリズムで暖かく・マイルドに・心しく奏でる。
BGMに一歩近い程の表現。
⑨は原題が『Ten To Two Blues』、ブルースくて聴いちゃぁ~おれん。
マケドニア地域のメロディー・テーマをブルース表現ってのは有り得ない。

今回の⑦では、少々削りだが優しさを込め、ジャズらしい仕上り。
BGMっぽい③よりジャズらしく仕上がっている。
残念なのはアドリヴが短く、聴き応えが無いこと。

ダスコの出身は、バルカン半島・ケドニア地域・ユーゴスラビア。
ラヴ民族はマケドニア地域を含むロシア~東欧全域の民族。
まさしく、スラヴ民族・土着メロディー・愁を誘う香りが活きている。
  一句  “ スラヴィックに 土想いて 美と哀愁 ”

マケドニア地域・スラヴ民族の香り豊かなレコードは2枚。
③『Swinging Macedonia』は「美&哀愁」に溢れるが、BGMに一歩近い。
当⑪『Slavic Mood』は「美&哀愁」感のジャズ・真ん中作品といえる。


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