だらずだらじゃず・本音ジャズ

№1 トランペットの「俳人」は薬中「廃人」か《トニー・フラッセラ(tp)》

薬中(薬中毒)により44歳で死亡。
ワビサビ感溢れる音は中・病的サウンドか??
薬中チェット・ベーカー(tp)も似たビサビ感が?!
①『トニー・フラッセラ』(55)
《Tony Fruscella/Tony Fruscella》
トニー・フラッセラ(tp)、アレン・イーガー(ts)、ダニー・バンク(bs)、
ビル・トリグリア(p)、ショーンシー・ウエルシュ(tb)、ビル・アンソニー(b)、
ジュニア・ブラッドリー(ds)。
YouTubeリンク》

急にこんなジャズが聴きたくなる。
70年代~の元気モリモリ・ペット野郎ばかりだと、何故か聴きたくなる。
ビサビ感がタマラない、この感覚はチェット・ベーカー(tp)にニアリー。

だが、ベーカーのように線は細くない。
高域は押し殺し、中低域中心にメロディーを大事に吹く。
音の表面はザラザラ、を殺して耳元で語るように。
ボクトツと音数少なく語り掛け、かく・緩やかに・しなやかに。

「トランペットの詩人」と言われるが、音数少ない「人」の方が正しい。
だが、ダラダラと吹かない。
タンキングが効き「パッ、パッ」歯切れ良く音を放つ。
このコンストラストがより一層、豊かな音質をクローズアップする。

この男、薬中で44歳で死亡、僅かの音源を残しただけ。
ワビサビのベイカーも薬中で死亡。
ワビサビの共通点が薬中なら、ワビサビは的サウンドとも言える。
そういえば、薬中マイルス・デイヴィス(tp)もどっか似たフレーズだが。

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