《パリの四月》
パリの長い冬が開け、恋人達が待ち望む春。
「唄モノに勝る表現力は無い」と、思ってたが。
トランペット&サックスの情景表現は想いを映す。
⑧『The Magnificent/Thad Jones(tp)』(56)
《April In Paris/パリの四月》
《April In Paris/パリの四月》
パリの長い冬が開け、恋人達が待ち望む春。
カフェテラスにテーブルが並び、恋人達の春が開ける。
トランペット&テナーのブ厚いハーモニーで、穏かに情景を写す。
カフェテラスにテーブルが並び、恋人達の春が開ける。
トランペット&テナーのブ厚いハーモニーで、穏かに情景を写す。
中太で綺麗に伸びるトランペット、低く音を出し始めるテナー。
テーマが最高にイキ、アドリブフレーズもイイ。
「春が、もうすぐやってくる」と、言わんばかりに転調。
「春が、もうすぐやってくる」と、言わんばかりに転調。
そして、トランペットの明るいトーンが春を開かす。
『パリの四月』のベストバージョン・レコードです。
『パリの四月』のベストバージョン・レコードです。
⑨『Sarah Vaughan With Clifford Brown』
黒人の女性ボーカルは殆ど聴かないが。
とんでもないスローテンポ、聴いてるとアクビが・・・。トロ臭い唄モノ。
「唄モノに勝る表現力は無い」と、思ってた。
黒人の女性ボーカルは殆ど聴かないが。
とんでもないスローテンポ、聴いてるとアクビが・・・。トロ臭い唄モノ。
「唄モノに勝る表現力は無い」と、思ってた。
だが、⑧のインスト・モノ(楽器モノ)の方が曲の表現力が高い。
ただ、凄いのはクリフォード・ブラウン(tp)。
ただ、凄いのはクリフォード・ブラウン(tp)。
間奏で入れる僅かのアドリブが、「とんでもなく粋」。
即興の緊張感&スリルに美意識の頂点を感じる。