だらずだらじゃず・本音ジャズ

№3(英) 魂の呻き!!アフリカ移住者か?《コートニー・パイン(ts)》

アフリカン魂のメキが聴こえる。
ドロドロに燃えたぎるを露出したバトル。
コルトレーンを超越したピリッツが英国に・・・。

③《Destiny's Song/Courtney Pine(ts)》(85)
コートニー・パイン(ts)、ジュリアン・ジョセフ(p)、マーク・モンディサー(ds)、
ポール・ハント(b)、etc。

①は95年録音、DJターンテーブルに鳥の鳴き声やらグチャグチャ・アドリブ。
②は5年遡り90年録音、J.コルトレーンをブラッシュアップしたそのもの。
 
そして、今回の③は3年遡った87年録音。
ルトレーン・スピリッツ継承者」、その一言ではとても片付けられない。
切実な強い思いをブチマケルように、テナーが吠える。
多くの言葉を投げ付けるが如く、み掛けてくる。
コルトレーンよりはもっと説得力があり、魂の塊りの音が見える。
だが、音質は不思議と丸い。「ガ~~・ボゲ~~」ってな音がする。

アフリカ移住者のジャズマンと思える演奏だが、64年ロンドン生まれ。
英国ジャズマンの多くが、ファンクやらフュージョンに流れた。
その中で、統的ジャズ・スピリッツを土台に活躍してきたのは凄い。

①、②、③共通しているのはアフリカン魂のメキ。
年代を追う毎にフリー・前衛路線真っしぐらだが、今回の③は最も聴き易い。
ドラム&テナーのデュオは、ドロドロに燃えたぎる魂を露出したバトル。
あらゆる方向観が見える英国ジャズが面白い。
 

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