だらずだらじゃず・本音ジャズ

№1 陰に潜んだ・凄い奴《ジェイ・ミグリオリ(ts)》

荒々しく、っ込む・堂々としたプレイ。
ベースの弦をジキ飛ばす音・・・録音の良さ。
役が良ければイイ・レコードが残せたが・・・。
①『カウント・ザ・ナイツ・アンド・タイムス』(75)
《Count The Nights And Times/Jay Migliori(ts)》
ジェイ・ミグリオリ(ts)、ジョー・レティエリ(p)、フランク・デラローサ(b)、
ニック・マルチニス(ds)、etc。
YouTubeリンク》
31年生れ、44歳での初リーダ作。リーダ作・数枚、知る人がない人。
活動のメインはビッグバンド要員&脇役参加。
太く・強く・たくましく・男らしく・々としたプレイを聴かす。
とても、ビッグバンド要員とは思えぬほど荒々しく、っ込んでくる。
演奏はジャケットの写真そのままのメージ。

脇役は知らない連中ばかりで、全員揃って・下手。
4バースのドラムは「何、やってんだか?!」緊張感も何も無い。

驚いたのは録音の良さ、ロスの「PBR」レーベルを初めて入手。
75年の頃までベースの録音にピックアップ・マイクを使用していない。
この録音は普通のタンドマイクを使用。
ベースの弦をハジキ飛ばす力のこもった音。
ベース本体のふくよかな韻が生々しく伝わってくる。

YouTubeリンク》の「Nirvana」曲を再生して頂きたい。
曲の頭はベースソロで始まる。
弦を弾く力感&音の韻・空気感が伝わればGoodなオーディオ。

この人、もったいない。
力のあるテナーだから、脇役が良ければイイ・レコードが残せたのに。
 

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